3日の月曜日、突然近所の知り合いの方が事務所を訪ねてこられた。先月末、急に解雇された、生活がこまる、という話。時給800円、週に40時間ぐらい働いているパートだが、健康保険、雇用保険もないという。岡山県労働組合会議に電話して、すぐにおいで、という返事をもらって相談に。地域労組に加盟して団体交渉の準備となりました。ちなみに、加盟費は500円、組合費はこの方(収入に応じて変化)は月に1000円、ということでした。それでも喜んでくれました。

夕方は、ななくさの9月打ち合わせ会議。管理者の池田さん、事務長の住宅さんと。9月にはいって、お一人新たに利用を始めたけれど、2人が入院する状況。いつも利用者開拓に目をむけることの大切さを実感。利用者の方のお宅の事情もさまざま。職員の苦労が実感できる具体的な内容も報告もありました。職員も短時間パートの方が増えています。大正14年生まれの女性がボランティア的に調理で働いてくれることになりました。80歳を超えて働きたい、社会に貢献したい、そういう方の場の提供になる、ななくさ、は夢を膨らませてくれる存在です。

2日の日曜日、事務所へ歩いて。朝の9時前、我が家の近所で、ななくさ、の管理者・池田さんと遭遇。9月から利用される方の家を探していました。日曜日といえども頑張っておられました。その池田さん、帰りの道順をききますが、初めてではないかと思うと気になりながら別れました。

午後から、牛窓へ。この日は曇るという予報でしたが、真夏日のように晴れ渡っています。牛窓では、若い外国人グループが目に付きます。若い人たちは、前島に渡るフェリーの待ち時間に、ヒラメが一匹。30センチも無いからということでリリース。前島のホーゲンダ、というところで、チヌをねらってふかせ釣り。太陽が照り付けてそのあついこと。汗が噴出します。

5人で釣って、カワハギの生まれたての赤ちゃん、10センチほどの黒はぜ、だけ。ごみをきちんと片付けて、帰ります。せめてあのヒラメがあったら、刺身にして・・・などと、いつものつれない時の帰り談義。そういうことも含めた海を仲立ちにしたリフレッシュでした。しかし、あつかった。

1日の土曜日、映画｢釣りバカ｣を見てきました。上映前の時間、着席した人たちの会話｢映画を館で見るのは久しぶり、わたしらはの時代は石原裕次郎、北原みえ、なんかが出ていた映画、それ以来｣。岡山ロケが観客を集めている様子。映画では三国連太郎のスーさんが認知症を自覚する。岡山のお寺の生活がそれを癒す、というストーリーが織り込まれている。本当は、信頼できるハマちゃんとのやりとり、特に最後の場面で出てくる釣り船の上での、けんか、ができる環境が、認知症の予防的環境ではないか、と私は思った。

夜は、岡山市に合併した瀬戸でデイサービス｢みえさんちの家｣を運営されている理事長との意見交流と懇談。私財も投入されての設置と運営で、その苦労は並大抵ではないだろうに。しかし、大陸的雰囲気を体全体から放つ方。あんたは、まだ若いんだから、福祉士など資格も取って、こっちも手伝ってよ、というような話もありました。わたしがしっているこの年代の女性の方々、おもわず尊敬してしまう人が多いのです。

今日から9月。朝涼しく、4時過ぎに目覚めます。散歩でもしようかと思いましたが、坂をのぼって帰ってくることを考え断念。バイクで近くのコンビニへパンの調達で済ませます。寒いぐらいでした。

9月といえば、ｾｯﾃﾝバーソング。秋を楽しむような曲の流れが好きでした。これをラジオで聞きながら、インスタントコーヒーをすすることで満足していた時代を思い起こします。

昨日、8月の終わりは、わたしにとってきつい会議でした。ですからコーヒーではすみません。ビール缶がそうとう空になりました。せめて気分だけでも切り替え、まずは自分から元気を!!　と思っています。