成果と教訓、課題と期待・・・革新懇運動
11日、水曜日。5時間足らずの睡眠。朝風呂で身支度。新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。年齢と体調のこと、利用者さんからの相談のことなど聞かせてもらいます。
民主会館へ。県革新懇の事務局会議です。この日は4人会議。
5月23日開催の全国事務長会議での渡辺さんの講演の要旨を、会議に参加した氏平さんから聞かせてもらいます。
◎革新懇運動は何を達成したか??2つの成果と教訓
(1)明文改憲を阻止し軍事大国化、新自由主義政治の害悪を暴露、歯止めをかけた。
・革新3目標を掲げ、軍事大国の策動と新自由主義政治の双方に対する闘い。
・2つに反対する闘いを続ける中で、新たな人々、新たな運動を掘り起こした。
(2)一貫して「共同」を追求する中で共闘の10年を生み、支える力となった。
・「共闘冬の時代」(1980から)、「新たな共同の模索の時代」(2000から)
・「市民と野党の共闘」(2015から)を支えた革新懇
・共闘をめざす運動の教訓
a)「共闘冬の時代」「新たな共同の模索の時代」の革新懇が果たした役割が決定的に重要。35年にわたる地域での運動の積み重ねが共闘の急速な広がりの土台になった。
b)地域革新懇の定着が「市民と野党の共闘」の持続と発展の推進力となった。地域市民連絡会、市民の会、などの参加、担い手に。同時に、革新懇自身が共同の場を設定。
c)共闘を通じて革新懇も変わり、成長。共同の広がり、意見の違う人々、団体、特に安保、自衛隊容認の人々、団体との共同。一致点と各々の終局目標の違いに基づく批判。批判が分裂を生まない信頼とやり方。批判と違いをあいまいにする態度の克服。
◎新たな情勢の下での革新懇の課題と期待
◇戦後80年、新たな情勢が展開。ー24年総選挙での事項勢力過半数割れーアメリカトランプ第2期政権。
(1)2024年総選挙が示したものー「市民と野党の共闘」再構築の視点から
・自民党の大敗は、歴史的な敗北。
◇自民党の比例得票率26.73%は4半世紀、16回の選挙で下から2番目。最低は2010年参院選の24.07%。
・自民党がこれだけ後退したのに、立憲民主党は伸び悩み、政権交代は起こらなかった。
a)2009年衆議院選挙は、自民党が708万票減らし26.73%。民主党は881万票増、193議席増で政権交代。今回は、自公は比例票648万票を 減らしたが、立憲民主は7万票しか増えていない。
b)立憲の比例票が伸びなかったのは、「市民と野党の共闘」に・・・・。
◇国民は自公による新自由主義政治からの転換を求めていた。
(2)トランプ第2期政権の成立
(3)革新懇運動、とりわけ「市民と野党の共闘」再構築への課題と期待
・革新懇運動と共闘の必要性
a)自公政権による新自由主義、軍拡の政治に代わる選択肢を求める声は増大する。軍拡・改憲と新自由主義政治に反対する旗を、今、改めて掲げる。
b)自公政治に代わる政治の構想と担い手は「市民と野党の共闘」に基づく連立政権以外にない。選択肢を示す切実性。国民は、自公政治に代わる選択肢を求め、悩んでいる。
・共闘のバージョンアップの必要性
この日の県革新懇事務局会議は、県内の諸活動の特徴も話し合います。
終えて、奉還町の一時間110円の駐車場へ。はなふさというお店でラーメンと小ライスで昼食。少し食べすぎ。
新事務所へ帰ります。みんなの家ななくさの住宅さんと一緒に、利用者さんのお宅へ。一人暮らしの先行きのこと、相談を受けます。ななくさを頼りにされている雰囲気、よくわかります。
しばらくして、買い物へ。運動公園あたりは渋滞。uターンしてスーパーニシナへ。ノンアルコールや焼き芋など食料を買って母親のアパートへ。一日一度顔をみないと心配、と言われると背中も重くなりますが親心を斟酌しないと、とおもつたり。
6時半ごろ新事務所に戻り、雑務です。8時半ごろ帰宅です。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »