米海兵隊の日本原での演習、県へ中止を要請に
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。当方から、岡山県地域人権ネットワーク構想(県人権連、NPO法人地域人権みんなの会、一般財団法人岡山県民主教育研究会の3団体でのネット)について改めて話し、積極的な協力をお願いします。
県庁へ走ります。議会棟へ。
米海兵隊岩国基地の第36戦闘補給部隊が3月18日から27日の10日間、陸上自衛隊日本原演習場で約100名が参加して単独訓練を計画しています。これが6回目となります。民主県政をつくるみんなの会、岡山県平和委員会、安保廃棄岡山県実行委員会、平和・民主・革新をめざす岡山の会の四者による県知事への申し入れです。以下、要請事項です。
1.米軍は、アメリカの利益を守るための軍事組織であり、とりわけ海兵隊は「殴り込み部隊」であって、日本国民の命や人権を保障する義務も任務も持っていません。このような米海兵隊が日本原で戦争訓練をすることは認められません。直ちに訓練の中止を米軍に申し入れてください。
2.貴職は県知事として、日本国憲法の「平和的生存権」の保障、第9条の「戦争放棄」及び地方自治法に基づき、県民の「命・くらし・環境」をまもる義務を果たすために、アメリカの戦略のもとで自衛隊の敵基地攻撃を推し進める「安保関連3文書」の閣議決定及び大軍拡と自治体や住民を戦争に動員する日本政府の方針及び予算案に対して抗議し、撤回を求めてください。
3.米軍や政府に対して申し入れた内容及び回答を私たちに知らせてください。
対応してくれたのは、危機管理課・千田課長と中務さんでした。「国の外交上の問題であり専管事項と考えている」と述べ、県内部で論議すべき課題ではない、という県の姿勢が改めて明らかになりました。その姿勢を批判しながら、申し入れた内容で話し合いました。結果として、申し入れた内容を伝えそののち改めて回答すると答えられました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »