今井正監督作品、橋のない川 上映会
19日、土曜日。桑田町の木村のパン屋さんでサンドイッチなどを購入。運動公園へ出向いて散歩。新事務所に帰ってきます。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。短時間の話し合い。県立図書館へ走ります。9時20分ごろ、2階のデジタル情報シアターの入り口は行列。人権岡山主催の「映画・橋のない川、1部(今井正監督作品)」の上映会です。83名が参加されていました。
映画は延べ何回見たことになるでしょう。30年前の水平社70周年記念では、当時の県解連が16ミリフィルムを当時の中国共同映画社から思い切って購入して、上映会活動も行いました。10年前は県人権連が民主会館で上映会をやりました。
今回は、県水平社創立100周年を記念して岡山市地域人権運動連絡会(人権岡山)が企画してくれました。
以下、寄せられた感想
・「橋のない川」は50年以上前、中学生の時によみました。女の子が孝二の手を握る場面、映画で観たことも鮮明に覚えています。部落差別が100年も前からあんなに厳しいものであることを映像でよく分かりました。
・住井すゑさんの「橋のない川」第7部まで読みました。それに忠実であったように思います。北林谷栄さん、長山藍子さんたちの演技がとてもすばらしかったです。
・改めて、人権について考えました。教師です。あの女性の教師のようにありたいと反省もし、希望ももてました。
・北林さんなどの存在感ある俳優がみられてよかった。
・ショックだった。はげしい差別の歴史のもと私達は生きているのだと感じた。観に来れて本当によかった。
・「エタ」と言われていた時代の様子がよくわかった。今につながる差別の気がする。
・怒りの涙でいっぱいになりました。夕やけを見るシーンで差別のない社会への願いに万感の思いが感じられました。
・場面場面がよくわかる内容になっていて、差別のシーンがよくわかりました
・考えさせられました。?(解読出来ず)はあったのだなと改めて思いました。
・中学生の時、映画館で(千日前松竹)学校から観に行った。50?60年ぶりに観て改めて差別意識に対して学ぶ取り組みにしたい。
・子どもが主人公で芸術性も尊い。すばらしい作品でした。
・小森の人たちの顔が印象的でした。2部も観たくなりました。
・40年前に上映運動をしていた頃を思い出します。今は亡き名優たちの演技に心うたれます。橋のない川、若い頃に読破した頃を思い返しています。妨害運動の事はあまり知りませんでした。(政治的妨害)解同の変質、学生時代に西成の部落に通っていた頃はまだフレンドリーでした…
・友人が同じ境遇の人がいます。その人の事がよくわかります。
・改めて理不尽な差別の歴史を知る機会になりました。ありがとうございました。
・高校生の時代に観た記憶がありました。改めて人間の尊厳とはどういうことか考えさせられました。
・映画の力で差別の実際がリアルに伝わった。差別に立ちあがる人間の強さを感じました。
・小説名は知っていましたが、実際の映画は大変見ごたえがありました。重厚な内容でした。ありがとうございました。
・はじめて部落差別を知りました。北林谷栄さんが好演でした。
・今でもいじめがある。中味は変わっていないのかな。人権の教育が必要。こんな歴史があったんだ。
・良くわかった。
・人間は平等である。差別はいけないと深く思いました。
・当たり前のように小森の人たちを差別する理不尽さへの怒りが呼び起されました。
・すごくいい映画でした。
・小さい頃に経験した様で少し辛かった。
・貴重な映画を鑑賞させていただき、ありがとうございました。
・同じ人間やないか。今日はダメでも明日は変えられる。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »