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ハンセン病シンポ、つづき

|19年10月14日 |中島 |

2019年6月28日、熊本地裁がハンセン病家族訴訟に対する判決を下しました。ハンセン病家族557名に対して総額3億7675万円の支払いを命じました。

その時の原告団副団長の黄さんの家族も含めた生い立ち、竹下景子さんによる子どもたちの詩の朗読、そしてシンポへと続きます。長島愛生園で育った中学1年生の女の子が書いた、月のあかり、浜辺に出て月あかりのもどで物思いにふける、家族のこと、故郷のことなどに思いをはせる、その朗読が聴く者の胸をうちます。

ハンセン病問題、安倍首相も謝罪したしもう終わったよ、という世間の声、しかしと徳田靖之弁護士は「国は正しい認識をと国民に求めるが、現在の社会は、差別される集団、いじめられ集団、には決して入らないという風潮が背景にあり、ハンセン病家族も社会から排除されないために、問題をなのりあげられない人が圧倒的」と声を震わせて話されます。

長島愛生園の自治会長の中尾さんも、「私たちの運動に家族から応援は一切なかった、もしあったらもっと早く成果が出ていたろうに」と訴えられました。

九州大学名誉教授の内田博文さんは、らい予防時代の療養所では、その法律を超えた逸脱行為が、例えば特別法廷などとして行われていた。その点ではまず自治体が検証していくことが求められる。その家族などの措かれている人たちをどのように捉えるか、可哀そうな人たちという捉え方ではパターナリズムに陥りやすい、権利の主体者として捉えなくては、などと。

岡崎さんたちと、良いシンポだったねと、参加できたことお礼でした。

水平社宣言の一部、人権教育の在り方、なども言葉として出てきます。当方にとっても、何かと考えさせられるシンポでした。

なお、シンポジウムの模様は、10月27日(日)午後6時から RSKラジオ(AM1494kHz/FM91.4MHz)で放送予定だそうです。

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ぱあとなあ会議、ハンセン病シンポ

|19年10月14日 |中島 |

2014/10/14 6:35

13日、日曜日。朝、新事務所へ。

雑務。全国的に台風19号の被害が気になる一日です。

JR備前三門駅9時過ぎの列車で岡山駅へ。歩いて、途中から西川を覗き込み小さな魚をみつけては、いたいたと喜びながらきらめきプラザへ。しばらく2階のフリースペースで休憩。10時前に7階の県社会福祉士会の事務所に初めてお邪魔です。成年後見制度の受任団体のひとつ、社会福祉士で構成する権利擁護センター・ぱあとなあ岡山の主催、集団面接会です。どうも苦手な会議のひとつですが、必須的なものだとして呼び掛けもあり、参加でした。受任されている方たちの報告を聴いていて、それぞれ苦労されていることが伝わってきます。がん治療を受けながら体調を整えて受任活動を丁寧に行われている人のこと初めて知りました。本来任務外とされている被後見人さんたちを送迎することなどの実行行為のこと、課題が広がる中で代理権拡張をせざるをえないこと、未成年後見制度の活用と対象となる青年たちのことなど、なにかと勉強になったのです。

歩いて岡山駅へ。地下の炉端焼き・八閣で昼ご飯。ブリ大根がこの日の定食。大根がなんとも美味しい。

少し休憩して、ターミナルスクウェアビルの12階へ。山陽放送主催のハンセン病シンポジウム、家族の被害に光を、に参加です。岡崎茂明さんが応募して参加券が送られてきたのでその5名のうちの一人にしてもらっての参加です。

以下、集会への、呼び掛けです。

「胸を張って生きていきたい」これは原告の皆さんの切なる願いです。「ハンセン病家族訴訟」は6月28日、「原告勝訴」の判決が言い渡されハンセン病元患者の家族の“人生被害”が国の政策によるものだと認められました。しかし、今もあらゆる差別意識が渦巻くこの社会は、判決を我が事として受け止め、変わることができるでしょうか?

国立療養所が2つある岡山県で、ハンセン病問題を過去のものとしないために。
40年にわたり取材を続けてきたRSK山陽放送ならではのシンポジウムです。
特別ゲストは、ハンセン病問題に関心の高い、俳優の竹下景子さん。
差別・偏見の克服にむけて私たちは何をすべきか、一緒に考えませんか?

「母親がハンセン病だった」家族訴訟 原告団副団長 黄 光男さんの語りと歌

「思いよ届け!」俳優 竹下景子さんが朗読で伝える「人生被害」

  • パネルディスカッション
    「差別・偏見 克服のために」
    パネリスト
    • 原告団副団長 黄 光男さん
    • 弁 護 団 徳田靖之共同代表
    • 九州大学名誉教授 内田博文さん
    • 俳  優 竹下景子さん
    コーディネーター米澤秀敏(RSK山陽放送)

 

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自治体訪問 3日目

|19年10月13日 |中島 |

2012/10/12 06:14

11日の金曜日。この日も、県人権連の各自治体訪問です。瀬戸内市、備前市、和気町、赤磐市にお邪魔です。ほとんどのところが友好的に迎えいれてくれます。また部落問題解決の到達点も、社会問題としては解決していると話す私たちと同じですよ、と首長さんなどが、それぞれの自治体での取り組みと合わせて表明されていました。地域人権問題全国研究集会の岡山での開催に対しても賛意を。

12日の土曜日。朝、新事務所へ。雑務、みんなの家ななくさの住宅さんと久しぶりの朝の打ち合わせ。みんなの家だんだんの独立にむけた準備など話し合います。この日は、一日中、事務所に。社会福祉、自治体戦略、地域政策などが表題になっている数冊を拾い読みです。重要なところ、コピーをしてみたり。きょうされん第42回全国大会の基調報告、これも参考になるのでした。

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障害者 65歳問題 介護保険を申請しない選択

|19年10月12日 |中島 |

10月11日、金曜日。

この日の夕方、視覚障害者友の会の岡崎茂明さんから電話。岡山市より、連れ合いのたえ子さんに介護給付費支給決定通知書が届いた、と。

65歳障害者問題が浅田訴訟の勝利により、県外ではその確定した判決が生かされつつあるという中で、発信元の岡山市でどうなるのか、65歳を目前にした障害者の人たちは複雑な思いをされていたようです。

今回の申請にかかわる経緯をお知らせして、多くの仲間の活用に役立てばと、岡崎茂明さんが寄稿してくれました。

岡崎起恵子さん、65歳問題介護保険を申請しない選択、

 

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自治体訪問、二日目。

|19年10月11日 |中島 |

2013/10/ 9 6:35

10日、木曜日。朝早く起床。朝風呂で身支度。歩いて新事務所へ。

雑務。朝ドラ、スカーレットをみて、歩いて民主会館へ。8時半出発で、岡山市へ。この日は、自治体訪問行動の二日目です。第16回地域人権問題研究集会を2020年11月6.7日、岡山市内でかいさいする予定になっていること、事前にお知らせしてご協力をお願いです。

続いて玉野市。10数年ぶりの訪問です。玉野市内の大坂屋さんで昼ご飯。鯖定食、鯖が美味しい、卵がうまい具合の煮具合で入っている味噌汁、それに奴と漬物、白いご飯が美味しいのでした。

早島町へ。女性教育長さん、京山中学校に居ました、と。かつて総社市で苦労を経験された方もおられました。倉敷市へ。大勢の幹部職員の方々と地元人権連組織の代表と事務局長も参加してくれます。市の「人権政策推進計画」の概要を局長さんが説明してくれます。国道2号線をさらに西に走り、浅口市へ。平成18年に三町が合併した自治体。合併以前は、よくお世話になりました、と話します。

帰りは高速を走り、5時30分ごろ事務所にかえって来ました。事務局の安田さんが仕上げた10月の給与票、元の資料と照らし合わせます。ご近所に住む、同年齢のIさん来所。珈琲をおとして、政治の話も何かと続くのでした。

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10月の事業所合同会議

|19年10月10日 |中島 |

2015/10/ 9 6:55

9日、水曜日。久しぶりに熟睡感を得ての起床の朝です。いつものように朝風呂で身支度、池の鯉たちにパンを投げ入れてから新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。この日、駐車場とその周りの清掃を行うようにしている、とききます。台風19号が気になるところです。

コープ大野辻クリニックへ走ります。今回は待ち時間もなくすぐ診察。何か、受付の方、看護師さん、お医者さんすべての方々の、患者さんに対する対応、今まで以上の気合いが感じられます。

腎臓の機能がおちてきている数値が気になるのでその原因は、とこちらの考えを話します。脊柱管狭窄症対策の痛み止め薬、これが原因かも、ということに。内科のお医者さん、僕は痛み止めを恒常的に飲ませないよ、と言われます。うーむ。12月に、クレアチニン数値などの検査をしようということに。最後に接遇にかかわるアンケートに記入を求められます。

12月にインフルエンザの予防接種の予約をとり、虹色薬局へ。8週間分を処方してもらいます。ここでも、アンケートがやられていました。

新事務所に帰ります。この日の会議レジメを完成させて印刷。お昼は、パッパッパと作ったハヤシライス、最後に玉ねぎを追加して、あまりにすぎない程度のパリパリ感がある程度でいただきます。おみせほどでもないけれど、美味しいのです。

午後、みんなの家ななくさの2階へ。3つの事業所の管理者さん、ケアマネさんが中心の合同事務局会議。10人会議です。三菱UFJリサーチアンドコンサルティングがまとめている「2040年・多元的社会における地域包括ケアシステム」を読み合わせます。地域デザインの拠点活動施設として、小規模多機能型居宅介護支援事業所を高く評価しています。在宅に重点をおくということは、社会保障費の削減に対応できるもの、大きな施設より効率的、という考え方が推測できるものです。

経営状況の確認、10月以降の財政見通し、等の報告もしながら、利用者さんの介護度による事業所収入、その矛盾なども話します。経営の観点からも利用者さんへの対応をはからざるを得ない状況も論議です。27日のスタッフ交流集会の内容、論議を進めていくうえでの任務と役割なども。

終えて、短時間雑務。6時のJR吉備線で岡山駅へ。政治情勢にかかわる会議に変えての会議でした。

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