みんなの会 岡山市北区下伊福西町1-53 ● みんなの家ななくさ 岡山市北区西崎本町1-7 ● みんなの家かるがも  岡山市南区浦安本町158

入院手続き

|17年11月23日 |中島 |

22日、水曜日。朝、まだ暗いなか池に向けてパンを投げ入れます。ぐっわ、ぐっわという鴨の啼く声が一斉に。

新事務所に。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。体調はどうなの、利用者さんは、などと話します。

成年後見制度で保佐している81歳の女性、Mさんの居る施設に走ります。相談員の方と面談、預貯金額と年金収入、それからして引き続きこの施設で生活できる条件などを話し合います。まずは了解してもらい、一安心です。

新事務所に帰る途中、成年後見制度で補助している89歳の男性の施設のケアマネから電話がとどきます。Fさんが入院する、その病院に連れて行ってくれないか、というもの。病院へ同行することそれはその施設が行うことでしょう、入院となった場合の手続きは私がします、と返答します。

午後、民主会館へ。県革新懇の代表委員会議。18日に全国交流集会に参加したその感想を述べて終えた途端、補助しているFさんの施設から電話。今度は看護師さんから。国立病院へ行きます、よろしく、という内容。あわてて、Fさん関係の書類を新事務所に取りに帰り、国立病院へはしります。当方の到着から少し遅れてきたFさんと看護師さん、Fさんは検査、看護師さんは当方と一緒に待機です。

検査にも時間がかかります。途中看護師さんには帰っていただきます。入院手続き、書面、何枚かの同意書も含めてサイン、などが続きます。6時半を回ってやっと帰れることに。Fさんのいる施設関係者の方々とのやり取り、少し疲れました。みんなの家ななくさのような対応をしてくれるホームならFさんにとってもいいのにね、とふと思うのです。この日、革新懇会議の途中退席だけでなく、ふたつの会議、そして一緒に行く約束の、米軍が最もおそれた男・その名はカメジロウの観賞もキャンセル、ふー、とため息も出るのです。

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山口雪子さん、控訴審第1回口頭弁論

|17年11月22日 |中島 |

21日、火曜日。朝、歩いて新事務所に。途中、柴犬2匹を散歩させている御嬢さんに。リードが伸びて元気よくが寄ってきます。右手の甲を口に。少しだけ舐めてくれました。

新事務所で雑務。研修に対する助成金の書類で研修してくれている医療生協の担当の方とやりとり、そして、成年後見で保佐しているMさんのいる施設の担当者さんとも。事務局の安田さんと打ち合わせ。

岡山医療生協の介護部門のある市内の倉田へ走ります。書類を手渡し。

昼ご飯、昔のインデイラ仕込みのえび飯をいただけるオランダ通りのお店に。

午後、裁判所に。広島高裁岡山支部での山口雪子さんの控訴審第1回口頭弁論、その傍聴です。

山口雪子さんを支える会の事務局長、重田雅敏さんから、傍聴の呼びかけが届いていました。

「岡山短期大学準教授の山口雪子さんの広島高等裁判所岡山支部での控訴審では、裁判所の勧告の下、教壇復帰の道筋を開こうと和解協議が検討されました。しかしながら、被告側の岡山短期大学原田博史学長兼理事長は、全く和解に応ずる意思がなく、裁判所から求められた事項について応じた様子もなく、ただ、教壇復帰はさせないと頑なに拒み続け、結果、和解協議は断念せざるを得ませんでした。 「見えないから授業はできない」「障害者には授業はさせない」「視力がないのだから教員としての能力はない」「単なるクレーマーだ」などというような裏付けのない岡山短期大学側の一方的な主張が、裁判でまかり通ってしまえば、共生社会も、多様な人たちが活躍できる社会も、決して実現できません。私たちは、ただただ基本的人権、人としての尊厳を回復したい…そのための法の下の平等、公平な社会、合理的配慮を求めているだけです。」

201号法廷は記者席も含めて40数人、満席でした。法廷では、山口さんの弁護団と岡山短期大学がわの弁護士、そして3人の裁判官の間で進行協議のやり取り。2月1日午後3時からの期日が決定され、それが結審になるか、という流れでした。約15分。

弁護士会館へ移動して、報告集会。

司会の岡崎起恵子さんの開会あいさつで始まり、参加者の一言発言の後、水谷賢弁護士さんからこの日の法廷内でのやり取りについて説明報告。山口雪子さんが、争いは嫌いな自分だが、自分らしく生きたいということを示すことが学生にとっても、また心配と期待を織り交ぜながら見守ってくれている両親にも大切なことだと言い聞かせながら取り組んでいます。当初は少しうつ状態にもなったけれど今はとても元気、こんな思いをするのは私一人で十分、障害があっても自分の能力を活かして頑張っていける社会を・・、と話されました。参加者は逆に励まされたような感動的な話でした。控訴審、朝日新聞

終えて、新事務所に。遅くまで頑張ってくれている事務局の安田さんとこの日裁判所で出会った人のことなども話題に話します。

7時過ぎに帰宅。おでんで、少しのビールと少しの清酒の夕食でした。

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民と医ここに立つ一歩 

|17年11月21日 |中島 |

20日、月曜日。よく眠れた朝でした。朝風呂などで身支度のあと、まだ暗い池にパンを投げ入れます。鴨が10数羽が待機しています。

新事務所に。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。彼女の新たな齢を重ねた日、珈琲をおとしておめでとうです。事務局の安田さんも含めて、年末調整関連書類を集めることなど今週の予定を確認。

政策金融公庫へ走ります。途中の魚屋さん、万代さんにたちよります。いいブリじゃなー、と声をかけたら、大将さっそく値段を言って調理に。1尾の1/4だけ刺身にしてもらいます。コインパーキングに停めて少し歩いて太陽生命ビル内の7階、金融公庫へ。短時間で手続き完了。二十四日には振り込まれます、返済金の明細も届きますから、と。

刺身を我が家と母親にも届けて、新事務所にも持ち帰ります。商工団体連合会の事務所に立ち寄り、今月の清酒を持ち帰りです。スーパーで大根などを買ってきて、寄せ鍋。そずり肉、と野菜、それに刺身用のぶりも少し。いい味の出汁になります。

午後、三つの事業所を含めたパンフの準備会議。みんなの家ななくさの男性二人が頑張ってくれてほぼ完成の域に。あとは写真などの工夫です。

夕方、歩いて岡山駅西口方面へ。かつての医療生協駅元診療所でまちあわせ。今はにじいろ薬局が入るコムコム会館別館と言っているようですが、そこに小さな碑が。「民と医ここに立つ一歩 理 1951年7月」と。

お店に入って、小規模多機能・みんなの家ホームの説明をします。気持ち良い話し合いになりました。

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朝から元気に

|17年11月20日 |中島 |

19日、日曜日。朝、起こされるまでぐっすり。6時を過ぎていました。

あわてて、朝風呂などで身支度。新事務所に。7時半からの、安保法制の廃止にむけたスタンディングです。この日は、朝だけやります、という呼びかけ。10人が参加してくれました。

終えて、我が家の同じ町内に住むKさんと珈琲タイム。山陽新聞をよんでいて地域人権問題全国研究集会がけいさいされていたね、などと。何か運動で要請があったら声かけて、という思いが伝わってきます。

みんなの家ななくさの住宅さん、来所。彼女の孫たちの発表会のようすなど聞かせてもらいます。民医連関係で彼女が発表するその内容、相談です。民主会館へ歩きます。届いている書類などを持ち帰ります。

この3日間、集会資料やいただいた書類などの整理。今年の7月、第8回国連高齢化に関する会議報告書、日本高齢期運動サポートセンターの代表団の一員として参加してきた島根の清水さんにいただいたもの、目をとおします。国連、ニューヨーク、なつかしいね、と1990年頃出向いたこと思い起します。

事務所でスバゲテイをゆがし適当なソースをかけて昼ご飯。そうはうまくいかないものです。明石さん、来所。革新懇ニュースを配ってくれています。珈琲をおとして短時間の懇談です。

午後、前日退院したと聞いていた、ぽん友の自宅に歩きます。風が冷たいのです。病院のスタッフさんたちの患者さんへの対応、スタッフさんたち働く条件など置かれている状況などが話題になります。

夕方、車を走らせ、翌日からの食材の素などを購入でした。

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研究集会、そして革新懇・全国集会

|17年11月19日 |中島 |

18日、土曜日。前日と同じホテルで起床。届いていた朝日新聞、前日の地域人権問題全国研究集会を報道してくれているか、名古屋版を開きます。小森陽一さんの講演が中心に掲載されていました。

雨の中、歩いて会場のウインクあいちへ。11回が会場。5つの分科会、その第4分科会・「暮らしやすい地域づくり」に。会場設営を。そして運営委員として、報告者の一人として、話させてもらいます。基調定期は、島根から来てくれた女性、清水さん。ケアマネをしながら福祉全般を見通し、その観点から地域づくりの大切さを話してくれます。神奈川県の生活相談活動を通じての権利擁護、愛知県での「NPOおひとりさま」の展開している内容、なども。会場から、岡山県、山口県、福岡県、群馬県、神奈川県の方々から、住んでいてよかったといわれる地域づくりをめざす地域人権憲章のその具体化の観点から、報告がつづきます。

終えて、明石さん、氏平さん、倉敷市議の田口さんたちと、刈谷市まで。全国革新懇交流集会に参加です。会場の総合文化会館は駅からすぐの位置にあり、建物自体がまだ新しい。全国47都道府県から1568人が参加。主催者の報告、来賓のごあいさつ、そして数人の特別発言、各県のとりくみ報告、と続きます。

ミサオ・レッドウルフさんたちのあいさつのあと、特別発言。9条の会事務局の渡辺治さんは、日本の政治は共同の時代に入った、今は安倍改憲VS市民と野党の共同、だからこそ9条の会も初めて市民アクションに参加したと強調。沖縄の渡久地修さんは、辺野古での基地反対闘争、裁判闘争、そして選挙戦の観点から現状を話され、オール沖縄はより発展している、その分断攻撃は激しさを増すだろうが、その中で名護市長選は全国の皆さんとともに勝利させたい、と力強く訴えました。志位共産党委員長は、革新懇としての3目標、1.日本経済を国民本位に、2.憲法を生かし自由と人権、民主主の確立、3.日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本を、これを国民多数の合意にしていく、その大切さを強調でした。

各県革新懇の報告、リアルで生々しく聞き入ります。

名古屋まで出て、6時50分初の新幹線で帰岡。隣座席の明石さんと、3本ずつの缶ビールで集会の感想などを話し合いです。これまで聞いたこともなかった和気町で過ごした時代、伊平次さんで著名な三好家のことなども話題になったり。

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地域人権問題全国研究集会、小森陽一さん記念講演

|17年11月19日 |中島 |

17日、金曜日。名古屋市内のホテルで起床。7時からの朝食会場に。

タクシーで、県庁、市役所がすぐ近くにある、ウィズセンターへ。9時半から集会準備です。第13回地域人権問題研究集会の初日です。全国から850人が参加して開会。記念講演は、9条の会・事務局長の小森陽一さん。「日本国憲法と夏目漱石」と題して90分。言論統制の時代を新聞小説家として生き抜くための、新聞読者と連携する小説、その内容も文学研究者としての持ち味を発揮しながら解説、話されます。9条改憲を許さない、その深遠なる気持ちが伝わってきます。

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