29日、水曜日。朝、曇り空、いつものようにパンを池に投げ入れてから新事務所に。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。12月9日開催の学習集会にむけた準備など話します。事務局の安田さんと助成金の申請のその準備などで話します。社会保険労務士事務所のAさんと、2013年度、2016年度の決算書のことも話に。

前夜連絡があった成年後見制度で補助しているFさんが入院している国立病院へ。また、眠っていましたが、声をかけ手を触れて起こします。テレビを観えるようにしたけれど、イヤフォンがないからほしい、と言われます。ナースステーションで聞いて1階のお店で購入。こんなことも、頼む人がいないのか、動かれない患者さんたちにとってはとても大変だわ、とふと不安になります。

長浜ラーメンと餃子の昼食。その後、そのFさんが利用している小規模多機能介護事業所から、翌日退院という話に。病院の担当看護師さんからも、入院費の支払いなどで連絡が届きます。医師から聞いていた状況より、テンポが急に速くなってしまったのでした。

28日、火曜日。朝、歩いて家を出発。我が家の前の池を道沿いの公園から見てみます。投げ入れてやったパン、もう鴨たちが食べつくしているようでした。

新事務所へ。雑務。8時半、社会保険労務士事務所のAさん、来所。介護福祉士実践研修に参加している3人の方々の補助金制度の申請用紙、受け取りに来てくれました。労働局が今年10月23日に改正したという、助成金用の「支給要件確認申立書」を見せてくれます。新たに、「事業主等または事業主等の役員等が、破壊活動防止法第4条に規定する暴力主義的破壊活動を行ったまたは行う恐れがある団体に所属している」、それにはい・いいえにチェックする確認欄が挿入されています。えー、と思わず声がでます。うーむ。

9時15分、民主会館へ愛車タントで走ります。NPO法人地域人権みんなの会の事務局理事メンバーとの事務局会議です。介護事業所の運営状況、12月9日開催の学習会の諸準備、など話し合います。任務分担も。運動、組織、人的配置などに関連した問題意識も話します。

国立病院へ走ります。後見制度で補助している男性のFさん、その部屋を訪れますが、また眠っています。声をかけてもなかなか目覚めません。またメモって帰ります。

山芋などの食材を買って、新事務所に。乾麺をゆがして、冷たいとろろ蕎麦。美味しいのです。かるがものケアマネ、池田さん、来所。教育署名、持参してくれました。

ツタヤに出向いて、昔の洋画のDVDを探しますが見つかりません。文庫本を一冊だけ購入です。膝の痛み、歩くことによって緩和されます。少し散歩の時間を増やしてみました。

27日、月曜日。朝、身支度を整えて出発、その前に前夜の釣果、クーラーの中の魚を確認、にんまりと。

新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。やはり体調のことが一番の気になるところ。10年勤続の対象になる人のことも話題に。

12月9日開催の「あなたとともに考える人権問題学習集会」、迫ってきたので、その当日資料作成のための準備で、講師、報告関係者の人たちに緒連絡。

12月に行う報告会、あるいは12月末しめきりとなっている原稿などのことで、資料などを集めていく作業も。

医療生協の介護事業部のKさん、来所。みんなの家かるがものことも話します。

昼ご飯は、奉還町のジジで日替わり定食。ちょうどよい量で美味しいのです。

午後、雑務。

3時すぎて金融機関へ。現金をおろしてそのまま知り合いのいる事務所に。年越の資金、そのほんの一部ですが、1年間の予定で貸付です。

夕方、事業の将来展望のことで、食事をしながらの話し合い。なにかと昔話にもなります。

26日、日曜日。早朝の配りものをすませて、自宅で珈琲などでゆっくり。テレビ、山崎豊子の大地の子の映像にひき寄せられます。池の鯉と鴨たちにパン、いつもより多めに投げ入れてみます。

新事務所に。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。事業所紹介リーフの案、少し手直し内容など話し合います。スタッフさんたちの健康、体調、健康診断など話題に。

民主会館へ車で走ります。岡山大学部落研、いまは存在しませんが、かつて学び活動したOB有志でつくる冊子、これが最後になるようですが、その事務局を担う女性と２時間余りの話し合いです。

国立病院へ走ります。成年後見制度で補助しているFさん、２２日に入院して丸４日経過。いびきをかいて気持ちよさそうに眠っています。起こすのかわいそうな気がして、声掛けはやめてメモをおいておきます。担当の看護師さんに検査結果などを聞かせてもらいます。この日から流動食です。回復しているようで、ひと安心。

午後２時前に新事務所に帰ります。雑炊を作って遅めの昼ご飯。天気と波、潮見表を調べて、雨は降らない、この日は釣れる、と都合よく確信。青虫を８００円買って瀬戸大橋の半ば、与島まで走ります。駐車場から１０分ほど歩いて小さな波止に。確信した通り雨は降らず、あまり寒くなく、釣果はまずまず、そんな結果でした。

25日、土曜日。朝、池にパンを投げ入れてから歩いて新事務所に。毎日、我が家近所までウォーキングしている男性の背中を追いかけての歩きになります。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。この朝業者さんから連絡があつたゴミステーションの設置のことなど話します。

民主会館へ歩きます。若者と学ぶ人権学習会、今年度第３回目の開催です。１０人の参加です。

小畑隆資先生から、「第４次岡山県人権政策推進指針」批判の基本的視点、と題して大きくは二つ、1.これまでの取り組まと今回のこの日の学習会の課題、2.「指針」への批判と提言、に分けて組み立ててくれます。そのなかで、この間の情勢と動きにかかわって、

〇１０月２２日の総選挙の結果を　中間保守政党の混迷、希望の党（9月25日）→民進党、希望の党への合流を決定（9月28日）→立憲民主党（10月2日）　　そして「改憲政党」VS「立憲政党」（「改憲政治」VS「立憲政治」）の政治的構図の成立

〇岡山市市民協働局人権推進課主催の「人権教育及び人権啓発に関する基本計画」改訂に向けたワークショップへの若者３人の参加

〇第１３回地域人権問題全国研究集会　第2分科会「いまなぜ『部落差別解消法』か」への岡山市段階でのとりくみの田中青年報告

〇「2017年度 県民の人権と福祉にかかわる要求書（岡山県地域人権運動連絡協議会）に対する回答書」（11月13日）のもつ課題

と柱づけとその概要を示してくれます。

続いて、青年から、岡山市のワークショップに参加したその報告（妹尾青年）、研究集会での報告内容（田中青年）、県要求書と回答について（中島青年）がそれぞれ１０数分ずつ報告。

その後、ワークショップ自体が市民間での意見交換を主にしているものであり、地方政府などへの意見を反映させていく手法とはいえない、議題設定自体を握ることが会議全体をリードすることになるのであり、今回は岡山市が意図的に市への意見が直接通らない形態を企図したのではないか、という話に。また、岡山市の人権教育及び啓発基本計画と法律としての人権教育啓発推進法、県の人権政策推進指針、その性格と内容なども関連しての論議に。特に、意識調査を根拠に人権分野別課題を提起していくやり方、その調査内容、部落問題自体の捉え方などに話は広がります。

岡山県地域人権問題研究集会の第１分科会「地域と人権」で、若者たちがかかわってその基調報告も準備できるようにすすめていくことが確認されました。また、国連人権委員会が日本政府に勧告している内容について検討していくなかで、人権と地域を土台とする運動、政治などのかくりつの必要性も検討課題として提案され、今回は閉会でした。

午後、小規模多機能みんなの家が、看取り段階でお世話になっている訪問看護ステーションと医院にごあいさつの同行でした。

２３日、木曜日。勤労感謝の日の祝日。いつものように朝風呂で身支度。パンを池に投げ入れ、新事務所へ。

前日入院となった、成年後見制度で補助しているFさん、その病院から一般病棟に変わりました、と連絡が。ほっと、です。

数日前、奉還町商店街の一刻堂で買った古本、2007年発行ですが、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロさん原作の映画「日の名残り」を絶賛している文章に遭遇。街に出て、文庫本の「日の名残り」を探し当てます。

２４日、金曜日。朝、いつものようにパンを池に投げ入れて２０羽近くになった鴨たちを喜ばせます。

新事務所に。雑務。事務局の安田さんと朝の打ち合わせを簡単に。

国立病院へ走ります。ナースステーションにいる看護師さんに、成年後見制度で補助しているFさんの部屋を聞くと、通りがかった看護師さんがニコニコ顔で先に教えてくれます。よく喋る人でしょうとこちらが声をかけると、笑いながら頷くのです。Fさんの病室に出向いて、保険証書を預かり、入院申し込み用紙、これには申込人、身元引受人、連帯保証人など、すべて当方の名を記入したものですが、総合受付の中の入院の窓口に出向きます。

Fさんの部屋に戻り、少し様子を聞かせてもらいます。まあ、よく喋るのです。元気そうに見えるのです。男性看護師さんが来られて、飲み込んだカプセルの検査にいきましょう、と。当方、また、来るからと退室です。

午後、税理士事務所のKさん、来所。小規模多機能居宅介護事業所、みんなの家の3つの事業所会計、そのチェック、１０月分です。そして、早くも決算見通しなども立ててくれます。スタッフさんたちの年末調整の用紙、安田さんからKさんに手渡しです。

県人権連の吉岡事務局長、来所。事務局で論議してもらうべき課題など整理です。

夕方、連れ合いの車でシネマクレールへ。この日が、「米軍がもっとも恐れた男・・その名はカメジロウ」の最後の上映日。ロビーでは知り合いの方々数人に。瀬長亀次郎さんの生涯をとおした、沖縄の平和と民主主義確立へのたたかい、まさに「不屈」という姿勢が今のオール沖縄につながっている、と感じる映画でした。

遅くなった夕食は、お好み焼き屋さんで焼きそばとモダン焼きを半分ずつ。ビールは生中を一杯だけ。休肝日でした。