臨時総会も無事に
雑務。成年後見制度で一番軽い、被補助人になっているFさん、89歳の男性から珍しく電話が。九州の弟さん宅が台風で被害にあったからお見舞金を贈ろうと思う、という話。すぐにいくよ、と返答して、愛車タントを走らせます。Fさん、本人が金融機関に行く、といいます。通帳は補助人の名義になったのよ、と言っても、Fさん、この日はなかなか理解しようとしません。また、別の日に来るからね、と退室でした。
ミスターバーグで昼食。ハンバーグのシングル、120グラムに卵をトッピング。あつあつの鉄板が美味しさを醸し出します。協立病院へ向かいます。ポン友のお見舞い。この日は、連れ合いさんも居て、様子を聞くことができました。
民主会館へ。岡山県地域人権問題研究集会の実行委員会です。今年の第1回目、例年と比べて少し遅れてのスタートになりました。小畑実行委員長が、呼び掛け文、基調講演の導入と、まとめの部分を中心に提案です。特に、先の総選挙を「地域」「人権」の視点からいかに総括するのか、市民と野党の共闘の奮闘をどう捉えるのかに重点を置き、話されます。まとめの最後は、
・・・・・国政選挙での市民と野党の共闘は、地域政治のレベルでの強固な市民と野党の共闘と、基本的人権を基本に据えた『市民による地域政策の提案』があってはじめて大きな力を発揮することができるようになるはずです。私たち岡山県地域人権問題研究集会は、「人権」を基軸に岡山での『市民による地域政策の提案』づくりの一翼を担いたいと考えています。そうした考えに立って、岡山県地域人権問題研究集会2018は、岡山県の人権政策を様々な分野のたたかいの経験にもとづいて検証し、岡山の政治を日本国憲法を活かす「立憲政治」として再構築していくことを追究いたします。皆さんの積極的なご参加をお願いいたします。・・・・・
この日は、夕方から、NPO法人地域人権みんなの会の臨時総会。お仕事を終えたあわただしい時間帯にもかかわらず、20名が参加、委任状をいれて43名となりました。日本政策金融公庫からの借入れのことが主題でしたが、介護を巡る情勢なども話し合う良い機会となりました。
以下、議事録より
【第1号議案】医療・介護をめぐる情勢について
安倍政権下での社会保障、第148回社会保障審議会の動向等に関して資料を示しながら解説。その後、介護保険創設時からの今日に至る変化について報告した後、社会保障の更なる後退を食い止め充実させていくための取り組みについて、1.NPO会員さんをはじめ多くの仲間との学習、2.介護事業所スタッフさんたちの学習、3.政策提案、改善要求、その他具体的な要求を行政に提起、4.市民的共同の取り組みに反映させていく、ことなどを報告提起し、審議の後、全員異議なく承認された。
【第2号議案】2017年度あなたとともに考える人権学習集会について
企画の意図などについて説明した後、12月9日(土)岡山市勤労者福祉センター5階体育集会室を会場に午後1時30分から4時30分まで、「今日の権利擁護のとりくみと地域福祉」と題して、講師に川崎医療福祉大学の委永喜(リーヨンヒ)准教授を招いて講演を行うこと、また当日の学習集会で介護現場からの報告としてヘルパーステーションまんまる、小規模多機能居宅介護ホームななくさ・だんだん、かるがもから行っていくこと、また当日の役割分担に関する事柄を提起し、審議の後、全員異議なく承認された。
【第3号議案】日本政策金融公庫からの借入れについて
はじめに3つの事業所の運営状況について別紙損益計算書を示して細かく分析しながら解説した後、年間サイクル及び支払いに必要な金額などを提示。それらを報告した後、日本政策金融公庫からの借入れについて、借入れ条件として借入れ額は2000万円、利子は年金利1.01%、条件は無担保無保証人、返済は月額245,000円の82回払いであることを報告提起。定款との関係性の報告を定款を示しながら説明。なお借入金の使途として、1.運転資金としての確保、2.個人からの借入金の返済、その他であることを提起し、審議の後、全員異議なく承認された。
【第4号議案】浅田訴訟などの取り組みについて
1.浅田達雄さんを支援する会からのお願い、12月6日(水)に第21回口頭弁論が岡山地裁で開催されることへの支援、2.新生存権裁判(生活保護)については2018年1月17日(水)に第11回公判が行われることへの支援、3その他として岡山市内民医連事業所地域包括ケア・連携会議主催の事例報告会が12月20日(水)14時から岡山医療生協コムコムホール3階で開催されること、人権岡山主催の11月12日(日)の2017年度人権と文化のつどい(前川喜平前文部科学省事務次官の講演)などが順次報告提案され、審議の後、全員異議なく支援していくことが承認された。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »