その人らしく生きることを支える、緩和ケア
27日、日曜日。朝、歩いて新事務所に。愛車タントで後楽園方面に向かいます。30分ほどの散歩。
岡山駅西口に車を停めて、駅構内の、やよい軒、で朝ごはん。焼鯖のあつあつが美味しいのです。サンステあたりで、みんなの家だんだん利用者さん、85歳のHさんを見かけて手を振ります。若く見えるのです。どこにいくのか、雑踏の中が良いのか、などと思案です。
新事務所で雑務。10時を過ぎて、南区の岡南公民館へ走ります。医療生協の組合さんのつどい、その中に、緩和ケアについての話があると情報が届いていたのでした。道順がわかりにくいうえに、やっと到着しても駐車場がありません。どうにかお店の一角に停めさせてもらい、会場に入るとちょうど協立病院の緩和ケア病棟のKさんが話をはじめられた時でした。
Kさんの話。協立病院の緩和ケア病棟は、2011年8月1日に開設されて当時では県内4番目の設立。身体、心、社会的、スピリチャアル、という分野での痛み、合わせてトータル・ペイン、というのだそうですが、その緩和をはかることが、その人らしく生きていくうえでその支えるうえで大切、強調されます。グリーフケア、悲嘆のプロセス、という言葉、新たに聞かせてもらいます。その意味、なんとなく理解です。最後まで自分らし暮らす、シシリー・ソンダースの言葉、などが出てきます。
12月5日のNPOみんなの会の学習会、「寄り添う看護 その人らしく生きることを支えて」にむけて、今日の内容も少し勉強しなくては、と感化されます。
医療生協の組織部の方たちの話によると、200床以上の病院に紹介状を持たずに直接診察してもらうと、1080円から5400円の個人負担が生じる(病院によって金額が違う、協立はとらない)、ある病院では夜10時から朝6時までの夜間緊急に受診すると5400円必要になる、などの情報も話されていました。
全体を終えて、講師のKさんに、当方が後見していたTさんが緩和ケア病棟でお世話になりました、と挨拶でした。
みんなの家かるがもの土地所有者のKさん、友の会でも奮闘してくれるMさんにもあいさつでした。
写真のコスモス、後楽園の荒手茶寮の前に咲いていました。
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