倉敷民商弾圧事件の公判
|14年08月15日 |中島 |
14日、木曜日。早く起きて新聞を寝ころんで読んでいたら2度寝となってしまいました。
いつもより遅く、7時過ぎに新事務所に。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、給与を持ってきてくれました。逢えなかった二日間の動向など話し合います。
岡山地方裁判所に11時10分ほど前に到着。明石さんの車が先に入ります。倉敷民商事務局員の人たちが被告となっている、倉敷民商弾圧事件の裁判です。もう法廷は傍聴者で満席、大勢の人が廊下やロビーで待機、全体で150名以上の方々が参加していました。この日は、小原さん、須増さんを被告とする裁判。二人とも、6か月以上の勾留が続いていて、検察、裁判所側が保釈を認めようとしません。今回は、不当な勾留を解くために力がそそがれました。
近くの公園で行われた報告集会、清水弁護団長、山崎弁護士から報告、そして不当に逮捕・勾留されている被告の家族の人たちから、当事者が頑張るために様々な思いが話されました。家族で面会は1回だけ許されたこと、精神的には頑張っているようだが、風呂には週に2回しか入れず、垢がういた風呂でかけ湯が13回と決まっていること、体温より熱い部屋での暮らしぶり、など、人質司法の実態の一部が話され、その理不尽さに支援に駆け付けた人たちは怒りをさらに大きくさせていました。
特に、会員さんや市民の人たちの生活のために思いを込めてやっている仕事そのものを否定し罪に陥れる検察のやり方は、民商という組織への弾圧そのものの意図を隠そうともしていません。民商だけの問題ではない、という気持ちが高まります。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »