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福知山市から、若い人たちの視察

|10年10月31日 |中島 |

30日、朝は散歩をして、ファミレスでモーニングサービスのご飯を。卵とハンバーグもついていてこってりしたものでしたがそれなりに完食。そして事務所に。9条の会中国集会にいくF井さんたちがたちより、時間にあせっている当方を前にして「仕事があることはいいこと、ない人もいる、みんなでわかちあわないと」などと。朝から、冗談にしてもなにをや言わん。タントに乗って、ビューティフルメモリーを聞きながら心を静める努力を。

約束していた、9時30分には、かるがもに。新たなヘルパーさんとの面接です。お母さんが利用者として来られている中で、同じ現場で働くことについて他の人たちが気遣うのでは、と心配されていました。そういう思いが出てきてちゃんと面接時に話される、その人柄に、納得でした。

事務所に帰って、午後からの視察の方々への資料整備。19歳新人、竹永君も来てくれて、午後1時前に、京都の福知山市から4名の方が来館。31歳の男性、23歳の女性がこれからの中心的な役割を果たすようです。1時間ほど、小規模多機能型居宅介護事業所の内容とななくさ、かるがもの現状などを説明。そして、ななくさへ。

ななくさでは、住宅慎ちゃんも迎えてくれました。急きょ、この視察があるからということで外出許可をもらってきた、と言います。病院では、5分粥が食べれるようになった、副食が口に合わないなどとも。

福知山の4名が、一通りの施設を細かく見た後、懇談。慎ちゃんが中心的に説明をしていきます。開設前からの5年間ほどのななくさのとりくみを、自らの思いもいれながら丁寧なそして仲間だという気持ちをもつて説明していました。管理者の住宅Mさんは口をはさむわけでもなく、その様子をふところ大きく、そして暖かく見守っていました。竹永君は、ななくさ利用者の女性たちから、歳は何歳で、どこからきよん、などと質問攻め。それに対する彼の対応は、ゆったりとしていて、高齢者との対話は慣れているし楽しいという感じ。

2時間余りの交流でしたが、来られた方々には、内容的に役立つものとなったと思います。説明する側のななくさのスタッフにも、回想しながら展望をかたるための刺激にもなり、交流はいいものだと実感でした。

写真は、国民文化祭を迎える桃太郎アリーナ前の有森裕子像とすすき。ススキがまっすぐ、その姿がマッチしていました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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