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原爆投下から67年目の広島

|12年08月7日 |中島 |

  原爆投下から67年目の原爆ドーム

6日、朝は4時過ぎに起床。いつものように朝風呂、そして身支度をして車で事務所に。JR吉備線、備前三門駅が5時39分で岡山駅まで。新幹線の6時10分発の広島行きに。広島までは各駅停車、7時11分に着きます。胸のポケットに入れていた切符、汗で湿っていたせいで自動改札口のなかから乗車券が出てきません。ピンポンピンポンとうるさい音、急いでいるのに・・・。やっと係りの人が来てくれて無事、広島駅南口に。

路面電車で平和公園に向かいます。3両編成ですが超満員。一人旅なので身が軽い、とっさの機転、一番前の運転手さんの左下、乗降口にのせてもらいます。7時40分ぐらいに原爆ドーム前に着きます。大勢の人たちが配り物、署名活動をされています。ただ、拡声器から聞こえてくる声、耳障りな感じがします。少し公園内を歩いて、そして本町通りの交差点に。67年前、エノラゲイから投下された原子爆弾。犠牲者の人々に対して8時15分に祈りを、その場面にいたくなり人々の表情を追いかけます。ちょうどその時間帯に迫った時、またもや、やかましい感じのするデモ隊が大勢の警察官ととともに歩いてきます。この場所では結局、当方がおもうような場面に遭遇できませんでした。

 マルセル・ジュノー博士の碑

再び平和公園に。平和式典の声が聞こえてきます。小学生代表が、「つらい出来事を、同じように体験することはできないけれど、わたしたちは、想像することによって、共感することができます。悲しい過去を変えることはできないけれど、わたしたちは、未来をつくるための夢と希望をもつことができます」、とスピーチしていました。共感、という言葉に心が動きます。一人一人の人権を考えるときにも必要な姿勢だ、と。「この痛みは経験した者にしかわからない」という言葉に対する人間としてのきちんとした回答、という感じで。

公園には、赤と白の、満開の夾竹桃が咲き誇っています。スイスのマルセル・ジュノー博士の碑も鏡のように綺麗にされています。佐々木貞子さんの少女の像には大勢の人たち、何組もが記念写真を撮っていました。みんな鎮魂の気持ちを込めて集まってきているそんな公園をあとにして、商店街をぶらついてまずは喫茶店で、汗だくの身体を休めるために一息入れたのでした。

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