障害者の人権確立、で話し合い
|08年01月26日 |中島 |
25日、午後から県庁で、「障害者の生活と権利を守る県連絡協議会」が県と話し合いがあり、参加しました。午後1.30から5.00までという長丁場。ここまで時間をとってくれたのは初めてだと、NPO・地域人権みんなの会の理事でもある、吉野事務局長。
話し合いは、教育、交通対策、障害福祉、子育て支援、の各担当者が順次参加してくる方式。教育の分野では、養護学校高等部の応募資格から「自力通学、または介護者同伴」の制限をなくすよう、という要求に対して、訪問教育もある、から、というレベルで回答。応募資格の段階から、排除することの問題について強く申し入れました。また、教育委員会の障害者雇用率が法定を大きく下回っている問題について、事務職にも門戸を広げる、と回答しましたが、100人を雇用しないと達成できない、一度にとはいかない、という姿勢であることが判明しました。
歩道と車道の段差が岡山県では1cmとしていることも話題に。車椅子の人は段差が小さいほどいいが、視覚障害者は1センチでは認識できない。国段階の指針では2センチになっている。障害にかかわって多様な課題があること、これを認識することが大切である、と教えられました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »