脱原発をめざして、講演会
|11年11月17日 |中島 |
16日、朝、スポーツ公園に。こぶく桜がさらに満開の花弁を増やしています。この日は少しゆっくりでした。
事務所で雑務。そして県人権連の事務局会議です。19日開催の常任幹事会の準備も含めてのものとなります。午後から、山陽新聞社のさん太ホールへ。人権岡山主催の人権問題研究集会です。元岡山大学教員の榊原精さんが「脱原発をめざして、自然エネルギーを考える」と題して講演をしてくれました。プロジェクターを使っての講演は丁寧でわかりやすいものでした。
特に、原発事故は、時間的、空間的、社会的に計り知れない被害をもたらすという指摘は、数日前の大塚愛さんの避難生活も聞いていたこともあり、実感です。また、原発立地交付金などの名目でお金が、国民の税金で使われ、それに依存する自治体財政の悪循環を必然的に生み出しているという指摘も、小さくても輝く自治体づくり、に主体的に取りくんでいる自治体もあるなかで、対照的に聞かせてもらいました。自然エネルギーのとりくみでは、12月11日に県労会議などで視察に行く高知県梼原町も紹介されていました。梼原町では、自然エネルギーで現在27%をまかない、2050年までに100%をめざしているようです。
事務所に帰えると、県労会議の伊原事務局長がお米を運び込んでいます。国労からいただいたもので、倉敷のホッとスペースに届けてもらうようです。彼を囲んで、梼原町のことや、大塚愛さんの講演などのことを通じて、原発ゼロにむけた取り組みの話が広がってきます。若い人たちへのバトン、平和運動の大切さなども視野にいれた内容で、懇談後は爽やかな気持ちになります。
写真は、16日朝のこぶく桜。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »