話し合い、ふたつ
15日、朝、事務所についてから近所周りの散歩。事務所で雑務、そして10時過ぎに岡山労働局に向かいます。
働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会、の岡山労働局との話し合いです。入館するためのチェックが厳しくなっています。事前に登録してくれた番号をいい、名札をもらってそれを入口の機械にあてると改札が開く仕組みです。ここまでやるの、という感じです。
話し合いは、要請書岡山労働局への要請書、11.11.15を手渡して、回答をいただき、課題を提起していきます。来春卒業の高校生の就職内定率は、前年より求人倍率が高いにもかかわらず内定率では下がっています。障害者雇用では、県教育委員会の雇用率が課題となり、労働局としても厳しい姿勢を示しました。企業の障害者雇用の課題で、問題があると厚生労働省が公表した企業は前年度7企業、岡山県はない、という状況。岡山労働局独自で基準を決めて公表することはしない、という姿勢でした。
就職採用にかかわって悪質な問題がなくなりつつある現状のもと、この間の成果や教訓をまとめて、岡山労働局としての人権を基軸に企業向けの採用のしおり、をつくってほしいと要請してきました。
午後から、この日の夕方の会議資料を作ります。6時から、NPO法人地域人権みんなの会が主催して、ななくさ、かるがもの職員8名と法人の理事4名が参加しての、交流・学習会です。みなさんにそれぞれ、介護にかかわる視点をきちんと持っておられていて、その発言に頷くことが多々ありました。開設以来、5年を過ぎたななくさが、地元中学校区から23名の登録になっている実績に改めて、途中やむをえず辞められた方も含めてのスタッフ全員の努力に感謝でした。かるがもの今後も、事業所が地域住民から信頼を得ている段階を自認して、NPO法人が母体である特徴を引き出すことも検討課題としました。
弁当も自宅に持ち帰り、肴にして缶ビール2本と1杯の焼酎水割りを。寝つきは良いのですが、夜中にどうしても目が覚めてしまい、本でも読むか、という寝方になりました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »