大地の詩、一路到白頭?
27日、この日も4時過ぎに目覚めてしまいます。早朝の配達物をすませ、朝風呂とご飯を温めて玉子ご飯。そして、公園へ。いつもより長く滞在します。
事務所に出て、雑用。ななくさ管理者の住宅さんから電話が。身近な人の働く時間と税金のこと。若い女性も扶養家族レベルで働くより、やりがいある仕事の結果として経済力も培った方がいいのではとアドバイス。
協力券をいただいたので、留岡幸助さんの生涯を描いた「大地の詩」を観に行きます。天神町の市営駐車場に愛車タントを停めて、丸の内のシネマクレールへ。上映開始10時の10分ほど前、表の歩道まで並んで人が待っています。どうしたん、と。女性の案内員が、客席はすでに満杯、後は立ち見で、と。後ろの方の人から、並んでいたら入れるのか、ときつい声。おいおい、と思うのです。結局、入れて、一番後ろの壁際でみることに。大勢の人が立ち見、こんな観賞は何十年前の正月の寅さんの映画以来では・・。
山田火砂子監督のあいさつが。これが行列のできるひとつの理由。監督は、家庭教育の大切さを強調していました。しかし、それがなにより一番と強調されすぎると、我が身を振り返って家庭というものの雰囲気に縁遠かったものからしては、違和感を感じるのです。
映画は、留岡幸助さんの気骨ある、目標を持った生き方と、家族も含めた周辺の人々の姿勢が描かれていました。「一路到白頭」という言葉も出てきます。その時、つい最近、今の仕事に迷いなくつき進めてこられたか、との質問を受けた時、余り迷いなく、と答えたこと想い出します。しかし、なんども右往左往し、時には挫折感を味わいながら、そしてやっていてよかったという喜びをかみしめることもあり、というのが本当のところ、と胸中がうごめきます。うーむ。
午後から、みんなの会館へ。4人が、頭を突き合わせて、この人はぜひ議会でがんばつてほしい、そんな思いをこめての相談です。
写真は、朝、民主会館付近の民家にさいていた白梅。温かさを感じます。
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