話合い
11月2日、木曜日。朝、暗いうちに歩いて新事務所へ。夜中に利用者さんが亡くなったというメールが届いた朝です。
前日、我が家の近所に猿が出た、という話があり、襲われた時のために長い傘を手にもって歩きます。出会っても、目を合わさない、これが肝要と世間では言っている、しかしまだ暗いから見えないよな、などと。にらみ合い、チキンレースのような発言つづき、戦争回避には話し合いが大切です、などと頭のなかはあちこちに。
雑務。この朝2時過ぎに亡くなったTさん、みんなの家だんだんの利用者さんですが、そのTさんの成年後見人のIさんに、死亡診断書なども添付して送信です。
9時前には、愛車タントで出発。竹本桂子さんを迎えに行き、一緒に岡山県庁へ。同じ時間帯に着いた、県人権連の事務局メンバー3人と県民室でおちあいます。
宮地副知事さんと短時間のあいさつと話し合い。日頃からの県民の人権確立への取り組みに敬意を、そして話し合う場をきちんと設定してくれていることに、お礼と感謝をのべます。
13日に予定している人権推進課を窓口にした人権マトリックス関係者との話し合いの重点課題、特に「『部落差別』解消推進法」の持つ問題点などを話します。立法事実がない現状について岡山県での部落問題解決へのとりくみの特徴、県民意識の反映としての運動団体組織の現状などもたとえての話や各自治体首長さんたちからの、「人権連さんのいわれている通りの現状です」という発言も紹介です。人権確立の課題の上で障害者にかかわる課題が大切であるという認識で、就労継続支援A型事業所の大量の解雇問題もその背景にあるもんだいなどを提起です。
終えて、竹本さんを自宅まで送ります。近くで、介護事業所のスタッフさんに手を引かれて歩いている知り合いの方に遭遇。懐かしく挨拶です。「わかりますかー」という声掛け、ちょっとよくないな、という反省もするのでした。
この日の朝2時過ぎに亡くなった利用者さん、Tさんの成年後見人になったばかりのIさんへ電話連絡です。
膝の痛みの解消のための訓練、という思いで、きれいな空気を探して散歩、です。最後は、夕陽が落ちる前の運動公園。子ども達の賑やかさとベンチに座る年配の方々の過ごし方、さわやかさと晩秋ならではの郷愁、ともに感じさせてくれるのでした。
6時前、新事務所に帰ります。4日の、みんなの家ななくさ・だんだんの秋祭り、豚汁を任されたのですが、そのレシピなどから50人分の材料の量、重さなどを書き留めていきます。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »