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岡山自治研市民公開講座に林原さん

|17年10月31日 |中島 |

30日、月曜日。朝、いつものようにパンを池に投げ入れてから新事務所に。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。利用者さんたちの体調のことなど聞かせてもらいます。9時前に、書類を持って、岡山市保健福祉局事業者指導課のあるKSB会館へ。みんなの家だんだんのスプリンクラーなどの火災予防装置の設置工事、入札結果などの書類を提出です。担当の方、確認しながら受け取ってくれて、工事そのものの着工が認められたことになりました。

帰り道、少し回って桑田町の魚屋さんへ。大将に久しぶり、覚えてくれてる、などと話しかけて、明石のさわらの4ぶんの一を刺身にしてもらいます。我が家と母親に少しずつ届けます。

新事務所に帰ります。

午後、民主会館へ。「岡山就職連絡会」の事務局会議。6人中5人が出席。労働局、県教育委員会、県労政課などへの要請書のまとめ、高校現場の声を聞く会、就職連学習会などについて論議です。若者の政治、社会などへの関心はどこにあるのか、そんなことを探っていく学習も大切かな、などと話し合います。

夕方、勤労者福祉センターへ。岡山自治体問題研究所主催の市民公開講座。「破綻」と「背信」から希望に向けて、と題して、林原グループ元専務取締役の林原靖さんが話されます。地元優良企業であった林原グループ、なぜこういう会社を潰すのか、それにはサブの信託銀行、メインバンクの地元有力銀行のそれぞれの立場の中で、特に信託銀行では「田舎の中小企業とはあまり付き合いたくない」という思いがあったのか、と述懐されます。本来の銀行は、借り手を育てともに喜び世の中に新しい価値を創造・提供する役割があるのではないか、それなのに、事業価値をみることをせず、単なる財務表などのみを信頼の素を措くというやり方は、「金貸し」レベルではないか、と。今の企業には、「今だけ、自分だけ、お金だけ」という三だけ主義がはびこっているのではないか、特定の私企業だけに補助金を出す仕組みはやめた方が良い、これからは協同組合の可能性がひろがっている、などと話されました。意見交換では、林原の研究室で働いていたという方から、講師を激励されるという場面もあり、時代は動き前進することを感じました。

終えてから、研究所の理事会。次回の市民講座、なども決めていくのでした。12月25日の月曜日、6時半から勤労者福祉センターで、都市計画道路と地域を考える、と題して当方が報告することに。

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