98周年の墓前祭
|09年04月30日 |中島 |
28日は、大企業の下請けいじめをただす会、結成の準備会。県労会議、商工団体連合会などと打ち合わせ。
29日、朝早く井原市高屋まで。森近運平刑死98周年墓前祭に。初めての参加で、場所が不案内、近くの小学校まではナビで案内するが、そこからが・・・。着くと、何人か顔見知りの面々がいました。
墓前祭は、坂本忠次会長のあいさつ、そして6人の方が語りました。雑誌・世界に連載中という田中伸尚さんは、100年という時間は、大事なことも忘却させる力がある、押し流されないように歴史の真実を語っていくことの大切さ、を訴えられていました。
明治44年1月24日に刑死、享年30歳。当時は身内まで迫害があり、墓石もままならなかった、といいます。当時の御上の力は、個人的に圧力をかけることだけでなく、一筋に生きる個人を、身内の生活と将来までを懸念させ、住民まで使って包囲します。
墓参をすませて、こころをこめた手打ち蕎麦を御馳走になりました。帰りは、美星町・中世夢が原に立ち寄って、ここでも蕎麦を食べ、春の日差しをいっぱい浴びてきたのです。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »