学習が続きます
7日、日曜日。湯原温泉の宿で目覚めます。孫たちの寝言、はっきりと言う声に何度も夜中に起こされた記憶がありますが、久し振りに長時間ぐっすり眠れた感じもあります。
朝風呂に入って、砂湯あたりまで散歩。美味しく朝ごはんをいただき、また露天風呂に。年上の孫が一緒に入るとついてきます。そうなると、少し優しめのおじいちゃんらしくなってくるのです。
昼前に帰ってきました。自宅で、冷麺をいただきます。
午後、高島公民館へ。障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会の第42回総会です。浅田達雄さんから「お礼と決意」が述べられます。介護保険での1割負担の重さ、そして年々障害が重くなってくることへの不安、その心境も述べながら、親からもらった命、大事にして裁判に勝利したい、必死で頑張ります、と話されました。
障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の事務局長、白沢仁さんが講演。1.情勢を学ぶことの意味、2.当面する情勢ー暮らしと平和・民主主義を守る「正念場」、 3.社会保障「改革」の中での障害者福祉政策、4.当面する運動課題(運動に展望を)、という柱でした。
白沢さんは、浅田さんの決意について、高齢者で重度障害をもつ浅田さんが人間らしく生きたいという願いを実現するために、司法にまで訴えなくてはならない社会、この国の社会保障はどうなっているのかと考えてしまう、と感想。そして、せめて非課税世帯は介護の負担はなくしてほしい、という点を障害者団体間の一致点にしたいが、まだ至っていない。自己責任論がこの分野でも強まっている現状を憂慮されます。
8日、月曜日。朝、新事務所に。民主会館あたりを散歩です。
月曜日の打ち合わせ会議に、みんなの家ななくさの住宅さん、みんなの家だんだんの末長さん来所。明石さん、来所。雑誌に載っていた、井上英夫先生の「社会保障制度改革に人権の旗を掲げよう」という論文の要旨をワープロに打って持参してくれます。土曜日の青年学習会のことと合わせて、人権としての社会保障、の立場での話が続きます。
郵便局に出向いて、保佐しているMさんの診療代を送金です。後見しているNさんの福祉事務所宛ての書類をこの郵便局のポストに投函です。
事務所で、自宅から持ってきたカレーを温めて昼ご飯です。
午後、岡山市役所に。後見制度の申し立てをしてほしいといわれるFさんの戸籍謄本や固定資産評価証明書などを代理人として申請して手に入れます。
事務所にかえって、住宅さんと懇談。身近な人たちの体調・健康の話にもなります。
夕方、民主会館へ。NPO法人地域人権みんなの会の理事会です。11日の総会に向けて、当日の議案内容を審議です。「生存権としての介護」の位置づけ、働く人たちの人権、経営の民主的発展などを総合的に捉える学習会も必要か、独居で認知症を呈する人たちが増えてきている現状からして、住まいは人権という視点での現状把握と政策提起が必要ではないか、などと論議は発展しました。
写真の花、8日の昼間に見つけたもの。これもアジサイの仲間。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »