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地域公共交通

|18年05月22日 |中島 |
21日、月曜日。朝、いつもより少し遅く6時起床。新事務所へ急ぎます。
雑務。朝日新聞の岡山版で、備前市議会選挙の結果を。医療生協のNさん、民商のTさん、ふたりとも当選されているのを確認でした。
みんなの家ななくさの住宅さん、来所。利用者さんの動向、家族の悩みなどのこと聞かせてもらいます。
成年後見制度で保佐している82歳のMさんの施設に走ります。前夜骨折をして緊急入院になった、その経緯などを聞かせてもらいます。急きょの対応で入院先の当直の看護師さんに大変親切にしてくださった、という話もききます。スタッフのみなさんが用意してくれた保険証や着替えやタオル、洗面具などを持って、入院している協立病院へ。1階の入退院受付で「入院申込書」、「お願いと禁止行為に関する同意書」を記入して提出。入院病棟のステーションでCSセット(ケア・サポート)の契約を。そして、Mさんと面会。大きな袋から必要なものを取り出しておいていきます。こけて骨折だから痛かったでしょう、と話します。
看護師さんに面会させてもらい、今の段階での状況説明を受けます。医師との面談も翌日に設定してくれました。その後、ソーシャルケースワーカーさんとも話あえて、経済的状況なども伝えます。また、無料・低額医療制度、生活保護制度の対応、退院後の見込める施設などのことなともいろいろと話し合ってくれました。
終えて、奉還町の、ジジ、で昼ご飯。
新事務所に帰ります。
岡山市役所へ走ります。7階の大会議室。岡山市の地域交通の在り方を示す「地域公共交通網形成計画」策定に向けた法定協議会の初会合を傍聴です。
委員は25人。出席は22人。市民と言える人は、町内会のお二人、婦人会のお一人、障害者団体からお一人、あわせて4人。JRと市内に路線を持つ全バス事業者9社や国、岡山県、市などから参加。事務局の市が、2016年度の路線バス利用者は1993年度に比べ約4割減り、運行区間の廃止や減便が相次いでいることを説明。委員の意見発表は各事業所の主張が述べられ、新規参入が要因で混乱した流れをここに持ち込んだ形に見えたのです。公共交通に「思想」を強調する方の意見もそうですねと思うところはあるものの、利用者さんのことを置き去りにしたものでは思想とは言えないのでは、と。新規参入を利用者さんの声だからという方の意見も、県民全体の公共交通を考えていられるのか、と疑問に思うのでした。
議論の中に、障害者の人たちも含めたいろいろな立場の利用者さんがおられること、その人たちへの具体的配慮と対応のことなど一切言葉としても出てこない、そういうレベル会合でした。公共交通機関で働く人たちの高齢化、収入の減額、結果として若い人たちの参入がとても少なくなっている、という現状の打開も含めて、国民・県民の交通権の確保と行政の果たすべき役割、業者としての展望などを話し合えるものにしてほしいと思ったのです。しかし、委員選出の偏向からみると、両備グループ、八晃運輸など事業者間の調整を岡山市がこの協議会をして預けたようなも、という感想は否めないものだと感じました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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