11日、水曜日。前夜飲んだディパスの効き目もうすく3時過ぎには目覚めます。せっかくだから、もう少しになっていた本を読了です。

新事務所についてから近所を散歩。コンビニにも立ち寄ります。

雑務。10時には、前日に続いて岡山市役所へ。この日は、岡山市教育委員会保健体育課の方と話し合い。生活と健康を守る会が事務局を担ってくれている「義務教育完全無償化をめざす市民会議」が4月27日付で申し入れていたもの。「学校徴収金の納入についての同意書」を、今年4月に入学した小学生1年生と中学生1年生の保護者から提出させていることにかかわる問題についての話し合いです。もとは、今年3月に「学校給食費の取り扱いに関する手引き」を教育委員会が作成して各学校に指導していること、同意書提出のお願い文書には、「未納の保護者はわずかですが、その対応に学校では大きな労力を割いている」と記載するなどを取り上げ、「お願い」としているが内容は「誓約書」ではないか、教育の視点は全く見受けられないではないか、学校と教職員を「取り立てて機関と要員」として貶めて家庭との信頼関係は成り立たなくなる、岡山市の「人権教育」計画からしてその措置はあいいれられないもの、民主教育の精神はどこに活かされているのか、などと意見を出し合いました。教育長を含めた教育委員会との話し合いを設定することで合意でした。

県立図書館に走り、借りていた3冊の本を返却、新たに4冊借りてきました。昼食は久しぶりに回転ずしで手早く済ませます。

午後、まずは2日前に入力した6月給与の検算から。そして6月賞与の基本的な基準、半年間の労働時間を算出して係数をかけて個々人の額を決めていきます。

途中、田中青年が来所。夕方近く吉岡君が当面の日程相談や、県人権連関係者の物故者名簿のことなどで来所。

最終的に、個別給与表、賞与表と各事業所ごとの金種表が出来上がったのが7時過ぎ。ホッとした時間、この日借りてきた本を少し読みかけます。おなかがぐるー、となくほどすいたので自宅に帰ったのでした。

写真は、薄いピンク色の紫陽花。12日の朝の散歩で見つけました。

10日、火曜日。朝はいつものように新事務所に。民主会館に立ち寄り書類を持ち帰りながらの散歩。蒸し暑い朝です。

雑務。銀行に出向いて、Tさんの施設料を送金で支払です。この日の夕方の会議のレジメと資料準備もしておきます。岡山市に出向いて、障害者の生活と権利を守る県連絡協議会の人たちとともに、議会への要請に回ります。議会の保健福祉委員会の委員さんたちを訪ねて「介護保険対象者に障害者総合支援法の福祉サービス上乗せ条件の撤廃を求める」陳情書を吉野さんが浅田さんのことで具体的に説明です。皆さん真剣に聞いてくれました。

帰りにニシナにたちよりおかずを買って事務所に戻ります。炊いていた白ご飯で遅めの昼食。

予約している歯医者さんにも出かけます。この日は10分ほどで済みました。痛くもなくホッとします。

夕方から、ななくさ、だんだんの合同事務局会議。6人の参加です。新たに利用者さんになられた方々の状況などが話し合われました。なかなか最初はなじめなかったその方たちが、みんなの家ななくさのスタッフや利用者さんたちを受け入れてきて、楽しく過ごされている状況などが。だんだんの防火施設点検がされたこと、クーラー設備に問題などがあることや、12日のNPO法人地域人権みんなの会の総会で報告することも。

会議が8時を過ぎてしまったので、火曜日にあけている喫茶ひまわりにもよらずに、自宅に帰ったのでした。

花は、10日に撮ったもの。

9日の月曜日。朝6時まで寝てしまいました。急いで朝ぶろなどで身支度。コンビニ経由で6時40分には新事務所に。

雑務。月曜日なので、ななくさ、だんだんの管理者さんたちと打ち合わせ。管理者の住宅さんと、住宅慎ちゃんが亡くなってこの23日で一年という話に。、いろんな思いでがよみがえってきます。

社会保険労務士のHさん来所。高年齢雇用継続給付金の2か月ごとの申請、キャリアアップ助成金の具体的訓練カリキュラムの作成、労働保険料の納付額の算定等の話が続きます。民医連事業協のA君が来所。介護保険請求ソフトの3つの事業所の統一的な使用の件での話。明石さんも来所されましたちょうど先客がおられたので革新懇の新聞だけいただきました。

12日のNPO法人地域人権みんなの会の総会に関連して2014年度予算書も作成。すべての議案書をメールで民主会館へ送ります。印刷などをよろしくと連絡です。

昼食は久しぶりに、長崎ちゃんめん。当方は中華どんぶり。隣の席に座られた高齢の男性、半分のちゃんめんだけを注文していました。小食の人にも優しいお店が増えたらいいのにと思っていた時だけに、気持ち良い注文を取り次ぐ声にホッとします。

午後は、まず郵便局に。保佐しているMさんの支払をATMで。同じく保佐しているTさんの支払いのための現金引き出しは窓口でお願いでした。事務所に帰って6月給与の入力。この月から市民税が新しい金額に変更です。移動した人を給与面でも入れ替える作業など、手間取ります。夕方になってやっと入力条件の整備が完了。具体的に入力を進めると7時ごろになりました。翌日の、ななくさ・だんだんの合同会議の準備も済ませてから帰宅でした。きぜわしい月曜日でした。

写真は9日の昼に撮ったもの。髭のような花芯です。

8日、日曜日。前夜に飲んだディパスがよく効いて５時過ぎまで眠れました。平日と同じように新事務所に。

雑務。少しゆっくり新聞に目を通します。中嶌哲演さん、大飯原発差し止め訴訟原告代表をされている人ですが、この方を大きく取り上げた記事をコピーしておきます。１０月の視覚障害者友の会企画の旅でこの方のお話を聞くように準備されているのです。

みんなの家かるがもから届いた勤務実態表を印刷、ななくさ、だんだんの勤務実態表もメールでのやり取りが幾分手間取りましたがどちらも整います。給与と賞与計算の元資料がそろいます。

早めの昼食は、西崎食堂。中性脂肪の高さが気になって、鯖とヒジキ、ポテトサラダをおかずにして小ご飯で済ませます。

午後から、情勢を切り開くための学習会に参加。自民党政治の今日的な動向が報告されました。石破幹事長が「沖縄は一年戦争」と称して県知事選挙まで視野に入れて「オール沖縄」を破壊するために躍起になっている、国会議員一人につき1千人の党員拡大を義務付けている、と。平和と民主主義をもとめる私たちの立場からしても、非日常的な対応を求められるときではないか、と話された方は説得力がありました。

新事務所に戻って、しばし休憩。月曜日からの仕事内容を確認して、少し読書でした。

７日、土曜日。朝は歩いて新事務所に。

雑務。だんだんケアマネの池田さん来所。岡崎さん企画の視覚障害者友の会の旅のことや医療生協新聞の内容が話題に。水落先生のコラムをみてその存在は特筆もの、という話。

民主会館へ。朝９時３０分から開会の「第７回若者と学ぶ部落問題解決の道筋」学習会です。田中青年が、「いまだに「確認・糾弾」の影響が残る岡山市行政の問題点」と題して報告。初参加の方お二人でした。岡山市の「今後における同和問題解決の基本方針」に記されている、課題が現存しているものとしての、1、結婚問題を中心に社会の中に今なお存在している差別意識、2、えせ同和行為、インターネット上の差別書き込み、差別ビラ、差別落書きの事象の発生問題、3、教育、就労面での問題、について参加者から意見が出されます。課題としている内容について、岡山市はどのような根拠で説明しているのか、などと。学習会後半は、１９８８年策定の「全解連の差別事象方針」を全文読み上げてみました。今の時代からして説得力のある文書、基本的な捉え方であると感想が寄せられました。

午後、新事務所に帰ります。湯を沸かして、前日買っていた、すわきのラーメンを湯がしていただきます。スープがおいしい。

備前三門駅から岡山駅に、そして路面電車で表町まで。そこから、岡山県総合福祉会館へ。県下の９条の会の人たちの実行委員会が主催した「孫崎享講演アンド沢知恵ライブ」です。すでにライブが始まっていて、少し待機。曲と曲の合間に入れてくれます。ピアノを弾きながらの彼女の歌声、心地よく染み入るようです。声の質、それだけでもないようです。大島青松園で住んでいた、塔和子さんの詩を曲にしたＣＤ、サインしてもらって買いました。

孫崎さんの話は、楽しく、同時に知らなかったこと、知っていても断片的であったこと、これらを結び付けてくれて、今日の情勢を話してくれました。外務省情報局局長という立場にいた人ならではの話内容、同時に２００５年、「自衛隊を海外で働かさせる」ことを当時の町村外務大臣が米国と約束した時点からこの国の先行きを杞憂してきたことなどを話され、マスコミの堕落をとりあげながら、私たちは正確な情報を互いに発信しなくては、と強調されました。

終えて、石山公園に出向いて中元さんと少し相談でした。

６月６日、金曜日。

朝、目を通す山陽新聞に、特定秘密法に反対、戦争する国づくり反対の意味を込めた意見広告、が掲載されていました。３０００人を超える人たちからの募金で一面を買い取ったと聞いています。みなさんご苦労様でした、また次の課題に向けてご奮闘を、と。協力してくださった方にも感謝です。

新事務所で雑務。母親の食料の買い物に出かけて届けます。昼時間帯に、駅元診療所に。１０週間前の検査の結果を教えてくれました。中性脂肪が472、尿素窒素22.7、尿酸7.2、γ-ＧＴＰが72、と高いと表に出ていました。一度空腹時に検査しましょう、ということに。この日はいつもの中性脂肪と尿酸を抑える薬、それに睡眠時に必要になってきたディパスも処方してもらいました。

お昼は、喫茶ハチの巣でこの日の定食「ドリィヤ」をいただきます。めったに食することがないもの、でも熱くてクリーミィでおいしかったのでした。

事務所に帰ると、平和書房さんが本を配達してくれていました。さっそく手に取ってしばし読書。コラム原稿も並行的にすすめて夕方メールでがっシャン。そのころ田中青年が翌日の「若者と学ぶ学習会」のことで来所です。

夕方、久しぶりに喫茶ひまわりに。鉄板挟んで向かいに座った青年、１９歳ですといいます。広島風お好み焼きをおいしく食べていました。若い人は未来がいっぱいだろうね、と老年者組がやさしく声をかけるのでした。

写真は、ピンク色の紫陽花。紫陽花をヒントに以下のコラムを書きました。

九州と四国に続いての岡山も梅雨入り。雨と曇天の日々がいつまで続くかと思うと少し鬱陶しくなるが、そんな時期ならではの楽しみの一つが紫陽花。花言葉は、「団結」「仲良し」「和気あいあい」「平和」などといわれてもいる。本来は弱酸性の土質を好み花色は青や青紫色、しかしアルカリ性の土質ではピンク色や紅色の花を咲かすという▼それ故に、かつて地域運動のたとえに「アジサイ型の運動」が強調されたこともあった。それぞれの土壌(地域)に見合う花(運動)を、みんなが鬱陶しいと思うような時期にこそ咲かせてみよう、それも小さな花弁を寄せ合って一つの花として▼その地域の未来に警鐘が鳴らされた。2040年までに消滅する可能性が896の自治体に及ぶという。根拠は２０１０年から３０年間での２０〜３９歳の女性人口の予想減少率。岡山県下で５０パーセントを超える自治体は14、そのうち高梁市が７０％、備前市が60％と群を抜いて高い▼出生数を増やす少子化対策、女性や子ども、高齢者など支え住みやすい地域づくりが急務である。ましてや、若者たちの未来を塞ぐアメリカに求められるままの戦争できる国造りはもってのほかである。戦後一貫して作り上げてきた再び戦争をしない国、その憲法９条を土壌にした日本の平和な花をいまこそ咲かす時ではないか。(Ｓ)