精神障害者自立支援活動賞、りりー賞受賞を祝う会

28日、土曜日。朝、新事務所に。少しの雑務、そしてみんなの会館へ歩いて出向きます。

三門地域革新懇の早朝宣伝です。消費税増税反対、９条の解釈変更による集団的自衛権の行使反対の声を届けます。終えて一服。喫茶ひまわりでコーヒーをごちそうになります。

新事務所に戻ります。ななくさ管理者の住宅さんと打ち合わせ。三戸さん来所。メディア総合研究所編集の放送レポートに狭山事件が一般的に取り上げられていることなども話題に。昼ご飯は、一膳飯屋さんで。鯖の煮つけが白いご飯にあうのです。

午後、スタッフの休暇のことで本人と住宅さんを交えて相談です。合意に基づく働き方がその人の人生、世界観などと結びついていくことを願っていますが、今日の社会情勢やとりまく関係が壁になることもありそうです。乗り越えてほしい。

夕方、JR吉備線で岡山駅前に。ホテルグランビアで第１０回のリリー賞を受賞した阪井ひとみさんの祝う会に出席です。８０数人が参加されていました。呼びかけ人を代表して水谷賢弁護士があいさつ。精神科医療関係のお医者さんたちのあいさつも続きます。最後にお礼のあいさつ、阪井さんは、この賞に申請したいきさつ、特に、精神保健に焦点をあてた新しい「NPO」組織を立ち上げたい、その資金もほしい、そういう思いが背景にあったことも率直に話されていました。また、４５０件の物件に精神障害者の人たちを迎えいれるまでには、地元の理解を得ることに力をそそいだこと、町内会長さんたちの励ましがあってのこととのべておられたのが印象的でした。引き続きのとりくみの一環として、精神障害者とその親を地域でサポートするためのNPO法人の設立をめざして、７月１３日には「みんながともに生きるまちづくり」の学習会を開催することなども紹介されていました。イタリアから学ぶ、７/１３学習会

当方が阪井さんと知り合ったのは今年になってから。成年後見制度で保佐しているSさんの退院とアパート探しに大きな力を貸してくれたことがきっかけです。Sさんの存在なしには知り合えなかったかもしれないと考えると、いまの取り組んでいること、楽しみが広がってきます。