29日、朝、新事務所に。

雑務のあと、歯医者さんへ。この日一番のりの患者となります。どうですか、と医師に聞かれて、まだ痛むんです、と。それなら「開きますか」という答弁。麻酔注射をした後きつい治療。骨の中に化膿しているものがある、という判断の治療なので、我慢しても、涙がちょちょぎる、という状態でした。痛み止めと化膿止めをたくさん処方してもらいます。出張中、痛みが我慢できないようであれば携帯に電話してください、と医師から言われます。お守りみたいなものです、とも。

事務所に戻っても、痛み止めが効くまで約１時間。辛い痛みです。やっと落ち着いた頃、ケアマネの池田さんが、前日開催したみんなの家かるがもの運営推進会議の様子を伝えてくれました。昼ごはんは、うどんを湯がして済ませます。

午後は、岡山市保健福祉会館へ。１階ロビーには浅田達雄さん、吉野先生が先に来られています。「介護保険と支援法の支給」にかかわり、岡山市の「要介護5、障害区分6」でないと支援法の給付をしないという「基準」を撤廃してほしい、という申し入れです。４階の障害福祉課に出向きます。３１団体の要望書が浅田さんから課長に手渡されました。今の基準ならば、毎年命の維持の不安におびえながら介護保険更新手続きをしないといけない浅田さんの気持ちを理解してほしい、大勢の障害者の人たちからの実態としても問題である、現行の岡山市の基準そのものからしても問題があるのではないか、などと問題点を指摘して早く撤廃してほしいと要請でした。

午後４時からは、社会福祉法人「結」の評議会。林病院のひまわりホールで開かれました。社会福祉法人の理事長職を売買する内容を特集した朝日新聞の記事を見ながら、社会福祉法人改革という名の統合、企業の参入をたやすくする方向への誘導などの問題も話し合われました。

夕方、また歯が痛み出します。痛み止めを飲んで、少し運動公園に車を置いて散歩です。翌日の金曜日から出張なので、いつもより一日早いですが母親の食料を買ってアパートに。すぐ近所の喫茶ひまわりの店主の自宅に出向きますが留守でした。

自宅に帰って、「結」の会議でもらった「喜楽」のお弁当で夕食でした。

写真は、３０日のあさの農園で見つけた花。

28日、水曜日。朝の目覚めの時から、歯茎のずーんとした重たい痛みを感じます。前夜のビールが治療を妨げたのか、と思ったり。

歩いて新事務所に。食パンを焼いて食べるとそれだけで歯の痛みが増してきます。

９時過ぎに、ＮＰＯ法人地域人権みんなの会の２０１３年度事業の所得にかかわる税金を納めに銀行に走ります。当期の税引き前純利益は１９９６７７円。それに対して国税・法人税が２９３００円、国税・復興特別法人税が２９００円、法人県民税と法人事業税で３２０００円、一番多額なのが法人市民税、104400円、合わせて１６８６００円を支払ったのでした。

それ以外にも、岡山市からは平成２６年度分としての固定資産税償却とする税、３６９００円の請求書が届きました。利益はなくなります。

１１時に約束している、保佐しているＳさんの担当者会議。少し早めに到着して様子を聞きます。利用させもらっている小規模多機能のケアマネさん、福祉用具関係の会社の担当者の方も、Ｓさんのアパートに。要支援1から要介護1になった結果を受けて、利用計画の見直しなどを提案してくれてＳさんの同意を得ていきます。

午後、化膿止めの薬を飲んでひと休憩。キャリアアップ助成金対象者のことなどで、ななくさ管理者の住宅さんと相談。県人権連の吉岡事務局長来所。翌日岡山市に提出する「岡山市の支援法支給基準の上乗せする条件を撤廃してください」の要望書、民主会館に届いたものを持ってきてくれました。

夕方、市内のお菓子屋さん、敷島堂をネットで探して愛車タントで訪ねます。瀬戸内市の施設に入所しているＹさんの要望に応えるために、サブレを買って配達もお願いします。この月末が７９歳の誕生日を迎えるので、誕生日祝いです。わらびもちがおいしく見えたのでこれは我が家用に。

この日は、一日中、歯茎の痛みで気分がさえません。夜の７時過ぎに痛み止めも飲んでみました。夕食はあまり痛みを感じませんでしたが、おなかへの影響が心配なのです。

写真、２６日、小さな雨に濡れている白さが新鮮に映ったのでした。

27日、火曜日。いつものように新事務所。ゴミ出しをして、付近を散歩、大安寺あたりを歩きます。

雑務。９時前に事務所を出て、岡山中央警察署に。知り合いと面接です。

事務所に帰ってまもなくして中元さん来所。相談を受けます。続いて、田中青年、共済関係のことや義務教育無償化の運動にかかわる内容で来所。

歯が痛むので、昼食は事務所で麺を湯がして缶詰の具をいれたスパゲティで済ませます。歯磨きをやってもなかなか痛みがおさまらないので歯医者さんに電話。夕方５時の予約を入れてもらいました。

午後、民主会館へ。「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会」の２０１４年度総会です。就職時での「統一応募書類」の徹底、労働局、岡山県、県教委への申し入れと交渉の設定、学習会・講演会の開催、などを柱とした方針が提案されました。街頭で若者にむけた宣伝、シール投票なども工夫してやってみよう、障害者雇用の実態と最低賃金問題について権利条約のもつ人権の視点から学習を行い改めて行政機関に要請を強めよう、などと意見が出されました。

一旦事務所に帰ります。予約より少し早めに歯医者さんに走ります。痛む箇所の確認、レントゲン撮影、そして麻酔注射の後メスで塗り薬を奥深くまで刷り込んでもらいます。週末が出張なので、と訴えると２９日も来るようにと手配してくれました。化膿止めと痛み止めの薬を処方してもらい、薬局に。

事務所に戻って、備前三門駅から岡山駅、そして東山方面の路面電車に。メーデーの時に約束していた６人での懇親会。来年１月５日に８８歳になるというＴ先生もおられるなか、主賓の弁護士のＫさんは、長生きをしましような、と話されるのでした。当方は、薬の効き具合が気になって少し控えめにビールをいただいたのでした。

写真は、２８日の朝、歩いて事務所に来る途中に咲いていました。少し薄化粧したような色合いが可愛らしいのです。

26日、月曜日。雨の朝です。自宅前の池にいる錦鯉たちにパンを投げ入れてやります。我先に飛びついて、ばしゃばしゃという音が元気さを示しています。

新事務所に。傘をさしてコンビニへ。朝食の食料を仕入れます。朝の時間帯、少しでも歩くと気持ち良いのです。

雑務。前日、瀬戸の「みえさん家」の総会に出てこられた池田さんから総会資料を見せてもらいます。月曜日なので、９時に、みんなの家ななくさ、みんなの家だんだんの管理者さんや事務長さんと打ち合わせ。その後社会保険労務士のＨさん来所。給与内容の手当などの明確化・細分化、キャリアアップ助成金などについて対応をお願いです。

続いて田中青年が来所。前日の、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会の総会資料を持参してくれます。白沢さんの講演、障害者の現状と政府や自治体の対応のギャップ、胸に響いたようでした。

昼食は西崎食堂で、ミンチカツとヒジキなどをおかずに小ごはんとみそ汁。食事中に右の奥歯が痛くなってきます。また歯茎の炎症か、週末からの出張中に痛みがひどくなると困ると思いながらの食事は、味気ないものに。

午後、三戸さんが来所。パソコン教室の帰りだという話。ＡＡＬＡ岡山県連帯委員会の総会と学習会、それを広めることなど。ちょうど、税理士事務所のＫさんが来てくれて、３つの事業所の２０１３年度決算書をいただきます。また、４月分の事業所会計のチェックもしてくれました。消費税が８パーセントになったことを受けて、精査しなくてはいけないものもあり、正確には来月の仕上げとなりました。

ベルパーステーション・まんまるの江川さん来所。おばあさんの弟さんにあたるという吉塚勤治さんの「日本組曲」という詩集を持参してくれました。開所して３年になる事業所運営、現状や課題、そのモットーなども聞かせてもらいます。小さな規模での介護事業所の運営は、国などの動向をきちんと見据えながら、同時に利用者さんの現状をつかみ機敏に対応することがより重要となつていると思ったりしたのです。

夕方暗くなってから、イトウ呉服さんへ。知り合いの男性に差し入れの準備です。

写真の花は、２７日の朝、散歩中に見つけました。

25日、日曜日。朝早く、林病院へ。前夜おいて帰った愛車タントをとりにいきました。そのまま新事務所に。

雑務。この日、地域人権運動岡山市連絡会(人権岡山)の第11回総会が行われるのでそのあいさつ文を整理です。短く、を心がけます。

歩いて、民主会館へ。みんなの家だんだんを5月から利用しだした女性の娘さん、Ｎさんがちょうどおられてその母親さんのことでしばし談義。

すぐ近くの、岡西公民館に向かいます。人権岡山の総会、久しぶりに顔を合わす人たちも含めて50人ほどが参加されています。青年3人が4月下旬に岩手県宮古市へ、復興支援のために出向いたとりくみ、その現地での交流内容がパワーポイントで報告されていました。岡山県人権連としては、2011年、2012年、そして一年飛んで2014年、と３回直接出向いたことになります。青年達の報告で、引き続く支援がまだまだ必要であることが実感させられたのです。

終えて、民主会館でひと休憩。連れ合いが、いただいたお弁当を分けてくれて新事務所に持ち帰りいただきます。中華のお弁当、八宝菜などがご飯にあっておいしかったのです。

食後の休憩が長くなってしまいました。喫茶ひまわりの店主からの電話で目が覚めます。前夜、石鯛を釣ってきた人がいる、今日あたりが一番おいしいよ、というありがたいお誘い。残念ながらこの日は予定があっていけない、などと。結局、障害者の生活と権利をまもる岡山県連絡協議会の総会には参加できませんでした。新事務所でごそごそと雑務です。

そして、夜８時ごろ、みんなの家ななくさに出向いて、ボランティアで居残り仕事をしてくれていたスタッフさんとの話し合い。体力と気力、そして仕事のやりがいなどが相乗的にいいほうに向かうような流れを作らなくては、とおもうのでした。

24日、土曜日。朝、後楽園方面に出向いて散歩。西川原の珈琲館でモーニングをいただきます。

午前中は新事務所で雑務。昼近く、明石さんが来所。革新懇の事務局をされている小野原さんの水墨画の個展を鑑賞してきた、という話。集団的自衛権のごり押しに対抗する運動の構築のことなどが話題です。

午後から、林病院のひまわりホールへ。林友の会の総会です。開会のあいさつで副会長の宇野さんは、会員自らの心の健康を守るための活動、林精神医学研究所の病院が民主的医療機関として充実・発展していくための共同組織、社会保障制度向上の運動で安心して住み続けられるまちをめざす、という3つの会の目的を強調されていました。事務局からの今年度活動の柱には、映画「ペコロスの母に会いに行く」の上映会運動なども提起されていました。

「これからの精神科医療―リカバリー理念を実現する医療改革―」と題した講演、伊勢田尭先生が行われました。伊勢田先生は、鳥取県出身、群馬大学で学び、東京都立多摩総合精神保健福祉センターの所長をされてきた方です。心理社会的治療の発展の内容では、集団療法、家族へのアプローチ、などの問題点を指摘して見直されてきていること、専門家中心からユーザー・家族と専門家の共同作業によるリカバリー、人間中心のケア、という到達点などを示されていました。

質問・意見交流の場面では、当事者の人、家族の方たちから、心の病についての社会的な視線、病院の医師、看護師体制と治療のこと、病気そのものを理解するうえでのアドバイスを求める、など切実な問題が出し合われました。

終えて、第1回の幹事会。そして懇親会と続きました。9人の懇親会には「断酒会」の理事の方もおられ、16年間お酒を断っている、一滴も飲まないのが誓い、ノンアルコールビールなども飲まないことにしている、と言われます。ちょっと遠慮がちにビールジョッキをいただいている当方に対しても、お代わりを促すようなやさしさもあり、かつ明るいのでした。