二つの学習会

７日、土曜日。朝は歩いて新事務所に。

雑務。だんだんケアマネの池田さん来所。岡崎さん企画の視覚障害者友の会の旅のことや医療生協新聞の内容が話題に。水落先生のコラムをみてその存在は特筆もの、という話。

民主会館へ。朝９時３０分から開会の「第７回若者と学ぶ部落問題解決の道筋」学習会です。田中青年が、「いまだに「確認・糾弾」の影響が残る岡山市行政の問題点」と題して報告。初参加の方お二人でした。岡山市の「今後における同和問題解決の基本方針」に記されている、課題が現存しているものとしての、1、結婚問題を中心に社会の中に今なお存在している差別意識、2、えせ同和行為、インターネット上の差別書き込み、差別ビラ、差別落書きの事象の発生問題、3、教育、就労面での問題、について参加者から意見が出されます。課題としている内容について、岡山市はどのような根拠で説明しているのか、などと。学習会後半は、１９８８年策定の「全解連の差別事象方針」を全文読み上げてみました。今の時代からして説得力のある文書、基本的な捉え方であると感想が寄せられました。

午後、新事務所に帰ります。湯を沸かして、前日買っていた、すわきのラーメンを湯がしていただきます。スープがおいしい。

備前三門駅から岡山駅に、そして路面電車で表町まで。そこから、岡山県総合福祉会館へ。県下の９条の会の人たちの実行委員会が主催した「孫崎享講演アンド沢知恵ライブ」です。すでにライブが始まっていて、少し待機。曲と曲の合間に入れてくれます。ピアノを弾きながらの彼女の歌声、心地よく染み入るようです。声の質、それだけでもないようです。大島青松園で住んでいた、塔和子さんの詩を曲にしたＣＤ、サインしてもらって買いました。

孫崎さんの話は、楽しく、同時に知らなかったこと、知っていても断片的であったこと、これらを結び付けてくれて、今日の情勢を話してくれました。外務省情報局局長という立場にいた人ならではの話内容、同時に２００５年、「自衛隊を海外で働かさせる」ことを当時の町村外務大臣が米国と約束した時点からこの国の先行きを杞憂してきたことなどを話され、マスコミの堕落をとりあげながら、私たちは正確な情報を互いに発信しなくては、と強調されました。

終えて、石山公園に出向いて中元さんと少し相談でした。