鶴と亀、池の鯉

正月3日。連れ合いと二人で早朝の配りものをすませます。

朝風呂につかり、自宅でゆっくり朝ご飯です。新聞を読みながら、テレビの音に耳をそばたてながらも、うたたね。さあいこうと気合を入れて、朝のうちに後楽園に向います。外周を少し散歩して南の門から入ります。大勢の人が、大きなカメラを手に持って一区画の芝生を囲んでいます。11時まで時間があるので、茶店でぜんざいをいただきます。池の鯉、亀なども暖かい陽射しのせいか、ゆったりとしています。

丹頂鶴が2羽、飼育員の方に連れられて芝生に出てきました。その飛び立つ瞬間、パシリです。コンパクトカメラ、ズーム40倍が功を奏しました。低めの飛行です。ちょうどわが頭の上を飛んでいきました、画像が見えないままシャッターをきってみます。残念、青い空しか映っていませんでした。隣の大きなカメラを持った人も、近すぎて撮れなかった、と言われていました。俯瞰する位置から、同時に身近なものとして見える、そんな能力が問われているのかもしれません。