19日の日曜日、朝は暗いうちに配りものをすませます。久しぶりに自宅で白いご飯の朝食をいただき、新事務所へ。

雑務。早くから事業所の女性新人スタッフが来室、少し相談です。9時には愛車タントで出発、瀬戸内市内の施設に向います。後見しているYさんと面談。お菓子ふた袋と北島三郎のCDを持参。施設のスタッフに1か月間の施設内でたて替えをしてもらった料金を支払います。

事務所に帰る道中、昼ごはんのおかずを仕入れます。ご飯を早炊きで炊いて味噌汁をつくり、刺身をおかずに昼食です。三戸さん来室、一緒に一合のご飯を分け合って昼ごはんでした。

民主会館へ。人権連の中四国ブロックの総会です。各県の活動状況も交流です。今年10月12.13日に松江市で開催の第10回地域人権問題全国研究集会も大きな柱です。岡山大学法学部の中富公一教授を講師に、「最近の憲法状況について」の学習です。

はじめにー立憲主義について、1.憲法とは何か、2.近代立憲主義における憲法、3.自民党改憲案「前文」を読む、4.9条改憲案の意味、を柱にして90分講演でした。実証的分析、規範的分析、これを案外混同しているという指摘、もう少し考えてみないと深く理解できていない自分を感じました。

終えて、新事務所に戻ります。夕方から、みんなの家・だんだんの管理者、ケアマネ、事務長の当方の4人で、岡山市の実地指導用の事前回答の用紙にもとづく対応を検討です。研修したこと、会議を開催したことなどなど、きちんと書類として残しているか、ファイルを一つ一つ検証です。途中睡魔に襲われます。

9時過ぎて自宅に帰り、まずは喉を潤すために缶ビール。ふーと息をつくのでした。テレビのニュースから沖縄県名護市の市長選挙の速報が入ります。新基地絶対阻止を訴える現職の稲嶺進さんの当確です。この日の人権連中四国総会で、沖縄との連帯も話したこと、よかったと思う自分でした。

市民講座、主催者の人たち

18日の土曜日。朝まだ暗い中歩いて新事務所に。

雑務。そして、みんなの家・だんだんに対する岡山市の実地指導に事前に提出する書面のことなどで、前日につづいて、管理者の住宅さんと相談です。

午後、林病院のひまわりホールへ。映画「ありがとう」の上映、林友の会と社会福祉法人・あすなろ福祉会の共催による市民公開講座です。サブタイトルが「心の病と向き合う人々の映画」となっています。心の病と向き合う当事者とその周りの人々が出演されています。岡山映画祭の協力で、「調子はえーんじゃフェスティバル」実行委員会が製作です。心の奥に引っかかっているトゲ、病と向き合いひたむきに生きていこうと苦闘している様子、あの時に言えなかった「ありがとう」、という言葉、インタビューで答えていく人々の発言が胸を熱くします。温かくなります。これからも壁にぶつかることはあってもみんながいるから頑張れるんだ、という若い女性の発言は、病の問題以前のすべての人たちへの発信でもありました。

新事務所に戻って、午前中の続き。事業所の発展的経営と利用者さん、スタッフ、それぞれ個別の人たちの生活が密接に連関しているという視点、これをどれだけ共有できるか、悩みであり励ましであり、展望になったりもするのです。自己実現、自己経営という視点で、仲間と互いに論議する必要がありそうです。

17日、金曜日。朝、5時まえに起床。テレビで阪神大震災19年目の黙祷を一緒に。そして愛車タントで直接新事務所に。暗くて寒いので、なかなか散歩にはなりません。

雑務。そして郵便局、銀行へとまわります。郵便局では、保佐しているTさんの施設使用料金分を引出です。通帳を作ってくれた女性職員の方が何かと声をかけてくれます。他のお客さんとのやり取りを聞いていても地域密着型の雰囲気を感じます。銀行では、保佐しているMさんの入院料金と当方の事務費にかかわる金額を引出です。この窓口の女性もきちんと二つの封筒に入れてくれて金額も封筒に記入してくれたり。優しい対応がうれしくなります。

そのまま、母親の食料を買い出しに走ります。このスーパーのレジの方、隣のレジの方とぺちゃくち、少し気分が悪くなります。対応が気持ち良くなるときと反対に腹立たしいとき、そんな気分になることが多くなっている自分に気づきます。安定的な精神状態ではないのでは、と考えてみたり・・。

新事務所に帰り、ななくさ管理者の住宅さんと、岡山市の実地指導にかかわる書面、みんなの家・だんだんについて点検です。

午後、岡山県庁に出向きます。2014年度岡山県の予算案にかかわってその内容の把握と要求から見る分析のための打ち合わせ会議です。

帰りに、山珍の豚まんをゲット。そして、運動靴が欲しくてスポーツ店にも寄ります。新事務所に戻り、前日から会計入力に来てくれているAさんに豚まんのおすそ分け。

Aさん、7時までかけて完了させてくれました。ご苦労様と見送って、当方は久しぶりに喫茶・ひまわりに。お店の名物にするという、とんかつ、その食材の鮮やかな桜色の豚肉を見せてもらいながら、昔話も含めた談義でビールと焼酎をいただいたのでした。

16日、木曜日。いつものように暗いうちから新事務所に。

雑務。利用者さんのKさんの相方、民主会館の管理者さんから電話。Kさんの通院介助の件で、みんなの家・だんだんスタッフと相談です。民主会館へ。館内で問題が発生、事務所内での対応をはかる上での意思統一でした。

市内の病院に向います。保佐しているSさんと面談。通帳などの管理を任せてもらいます。その引き渡しの手続き、病院の事務の方との話です。もう一つの病院と少し対応が違うと思いました。手続きをすませて、Sさんをタントの助手席に乗ってもらい不動産会社に出向きます。退院して一人暮らしにむけた支援です。対応してくれた女性社長、Sさんの心を掴まえてくれて、大事な自立、一人生活の上での心構え、通院を怠らないことなど、Sさんが自主的に合意するように持って行ってくれました。病院まで送る道中、Sさんは上機嫌です。感謝されていました。

終えて遅めの昼食は、吉野屋さん。定番になった牛鍋膳です。ご飯を食べたー、という感じになります。

事務所に戻ります。今月はこの日からAさんが来てくれて、3つの介護事業所の12月分会計書類、その数字をパソコン入力をしてくれています。

また、事務所をでて歯医者さんへ。健診の予約をしていました。この日は、レントゲンを何枚かとってもらい、歯間や歯茎など検査したり磨いてくれたり。辛抱していてもその痛みで涙がじわーと出てきます。待合室の水槽で泳いでいた色賑やかな魚を携帯でパシリです。

終えて、近所のスーパーで食材を仕入れて事務所に戻ります。7時過ぎまでAさんが会計入力、頑張ってくれました。終えて、自宅に帰ります。スーパーで仕入れたはまちの刺身や鶏肉で缶ビール2本だけの夕食でした。

15日、朝、目覚ましの音を確認してからもう5分程寝たかなぁと思って起きると、30分も過ぎていました。手早く朝風呂などをすませて新事務所に。

雑務。ななくさ、だんだんの管理者住宅さんが来室。ななくさの利用者さんが亡くなったこと、お通夜に参列することなどの報告も受けます。管理者さん、収入確保の点も含めて経営にかかわっても悩まれ、本人の休日の日でもなかなか仕事から解放されない実態も。

10時過ぎに、ガソリンを補給して、裁判所に。65歳で障害者を差別するな、浅田裁判の第2回口頭弁論です。202号法廷には傍聴者で満席。入れない人たちもいました。浅田さんの弁護団は、浅田さんが65歳になる直前、2013年2月12日に岡山市が自立支援法の介護給付費の一切の不支給を決定したことに対し、それは法的にしてはならないとする羈束(きそく)処分なのか、やろうとすればできるが支給しないとした裁量処分なのか、とその根拠をただしました。しかし、岡山市側の代理人は、後に書面で示したい、というのみで直接の回答はしませんでした。

弁護士会館での報告集会には、傍聴できなかった支援する人たちも大勢参加。マスコミ関係者も取材に。浅田さんは、岡山市が当時の浅田さんがボランティアたちの力を借りてやっと生きていくことが出来たという生活実態も調べずに不支給処分を正当化する発言は、岡山市政の「いやらしさ」が端的に顕れている、と怒りを込めて発言でした。

この日は、午後から、第3回岡山県地域人権問題研究集会の第3回実行委員会。20数人の参加で、半月後に迫った2月1日の当日の運営などについて意思統一しました。実行委員長の小畑先生はあいさつで安倍内閣理の憲法改悪の動きに対して、立憲主義のその持つ意味を広めていく活動が憲法を生かすとりくみに反映した。しかし、前回の実行委員会から2カ月が過ぎたがその間に秘密保護法が国民の意思を無視して成立させられ、また年末に靖国に参拝するなど、安倍政権のより強硬な姿勢が際立ってきている。そういう情勢下での研究集会開催であり、また3回目となる集会だけに、憲法を原理にして政治をかたりいかせることが重要だと強調されました。

その後、個別に分科会での打ち合わせ。終えて、吉野先生と午前中の裁判の感想なども話し合ったのでした。

新事務所に戻ります。田中青年が来室。少し若い人たちの動向も聞かせてもらいます。あと少し落ち着いて思案です。原稿は、書かなくてはならないもの、人の原稿を整理しなくてはならないもの、出してよいものかどうか悩む原稿もあり、じわーと圧迫感を感じているのです。

14日、連休明けの火曜日。いつものように新事務所に。

雑務。みんなの家・かるがもの管理者さんから、防火施設工事にかかわる内容での相談の電話。急いで銀行に。かるがもスタッフの給与と還付金、2枚の書類で引出。持ち帰り、吉岡君にも来てもらい、袋詰め。吉岡君にかるがもまで運んでもらいました。

法務局に出かけて、昨年末から保佐することになったSさんの「登記事項証明書」を取得。帰りに運動公園に車を停めて少しの散歩。山茶花が満開。近所の「うなせん」でうな重の並をいただきます。東畦の鰻専門店「くりはら」が恋しくなります。

いったん事務所に戻り、もう一度銀行に。やはり保佐しているMさんの通帳に入金の作業です。

この日は、夕方に、たぶんこの時間なら空いているだろうと思いハローワークへ。しかし、待つこと20分。かるがもの介護士さん、看護師さんの募集期間は1月いっぱい残っていました。ななくさに看護師さんを募集してきました。終えるともう暗くなっていました。