|12年12月4日 |中島 |
3日の月曜日。朝6時過ぎに自宅を愛車タントで出発。運動公園に。まだ薄暗いなか30分の散歩です。
事務所に。小規模多機能ホーム、ななくさ、かるがも、二つの会計処理についての準備です。9時半から県人権連の三役会議。9人全員が参加してくれます。財団法人岡山県民主教育研究会の一般財団への移行にかかわる進捗状況も報告です。
そして、憲法問題など国民の生活と日本の将来にかつてなく大きな影響を与えると思える総選挙を目前にして、人権連としてとれることはどういうことがあるのか、という点で論議を深めます。
午後から、NPO法人・地域人権みんなの会の運営する小規模多機能ホーム、「みんなの家ななくさ」と「みんなの家かるがも」の10月度の会計チェックに税理士事務所のKさんが来館です。10月度は、利用者さんが減ったこともあり、収入は810万円ほど。7月度と比べると100万円ぐらい減収です。12月は、スタッフの奮闘で新たな利用者さんもふえ、またもとにもどる予定です。
途中、今度は事務所メンバー5人の会議です。
そして、夕方、ななくさ、かるがもの収支表を詳しく見ながら、年末賞与について予定通りの総額をだせれるかなどと思案でした。
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|12年12月3日 |中島 |
皇帝ダリア
2日の日曜日。早朝の配り物をすませて京橋の朝市に。お気に入りの中華粥の一番目のお客さんとなります。お値段は400円、若い丸刈りの大将に日ごろのお店を聞くと、八百屋をやってます、という返答。イベントだけ出店しているようでした。
自宅に戻って一休憩。歩いて事務所に。少しの雑務をすませて、また歩いて「みんなの会館」へ。地域人権運動みかどの会の総会です。53年の歴史をもつ組織、毎年欠かさず総会を続けてきています。今回の総会、憲法改悪をゆるさないとりくみを強めようと決意されました。
午後からは市内津島の旧・労金ビルへ。国公法弾圧事件についての学習会です。急な電話が入り、開会に5分遅れてしまいました。実行委員長の花田雅行さんがあいさつされているときに入場。中国地域担当だという弁護士の須藤正樹さんが90分の話。二つの事件について話されました。
堀越事件は2003年、社会保険事務所勤務の堀越さん、休日にしんぶん赤旗を配布、2004年3月に国公法違反として逮捕起訴、1審は有罪、2審無罪というもの。
世田谷事件は2005年、厚生労働省課長補佐、休日に世田谷区の警察官舎にビラ配布、住居侵入で逮捕、起訴は国公法違反、1、2審とも有罪となっている事件です。
これらの事件の背景、最高裁の動向などを話され、猿払最高裁判決(1974年、郵便局勤務の郵政事務官が社会党のポスターを公営掲示板に張り出したことを公務員の政治活動として有罪にした最高裁判決。1.2審は無罪)の違憲性に言及。「公私の別」の原則による私生活における政治活動の自由、公務員の「職務における政治的中立」が共通の規制根拠であることなど、日本国憲法の立場から捉える必要性を強調されていました。
市長が公務をほったらかしていて政治活動に埋没しているのでは、という指摘も、公務を放棄することは問題だが、本来公務員にも私的レベルで政治活動の自由が保障されているという観点で捉えるという姿勢が必要、と述べられていました。
事務所に戻り、期限を延ばしてもらった短い文書を二つ。そして、7時過ぎてから、ななくさに立ち寄ります。前日の認知症学習会を振り返りました。
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|12年12月2日 |中島 |
12月1日、土曜日。朝は、後楽園方面の散歩。お堀に近づいてみると大きな白鳥2羽、すーいすいと寄ってきます。かるがも、これは一羽、あとを追うように近寄ってきます。ハクチョウに、餌はないよ、今度持ってくるから、と声をかけると一羽が反応して胸を張るように羽を少しだけ広げます。ここがえさ場になっていて人慣れしているようでした。
この日は、2012年度、あなたとともに「人権を考える学習集会」です。朝から諸準備です。
岡山市勤労者福祉センターで開催された学習集会、「認知症の理解と援助」学習と実践報告、には約七〇人が参加。
岡山ひだまりの里病院の藤田文博院長が「認知症の理解と援助」と題して講演。認知症をおこす代表的な病気・病態として、アルツハイマー病、レピ―小体型認知症などをとりあげ、脳血流解析が病型診断に役立ってきている医学界の現状を報告。集団の中での居場所づくり大切さなどアルツハイマー型認知症のケア留意点、四種類となつた治療薬の特徴なども話されました。
認知症の方が利用者となっている三つの事業所から報告。みんなの家・ななくさは小規模多機能型居宅介護事業所としてともに寄り添い、ともに生きるという視点を大切にして一人暮らしの認知症の方に住居も対応してとりくんでいる事例を。グループホーム福浜とさっちゃん家からは、看取りケアの具体的な体験、地域との結びつきを大切にしているとりくみ、などが報告されました。また、母親が小規模多機能ホームを利用されている家族の方から、母親ととりまくスタッフから「生き抜くことのすばらしさ」を教えてもらっていると報告され温かい拍手に包まれました。
アンケートは24名の方から寄せられました。医学的見地での学習が役に立った。それぞれの事業所が利用者さんの立場でよく頑張っているが良くわかった。家族の方の報告、感動しました。と、多くの方から好評でした。
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|12年12月1日 |中島 |
11月30日、金曜日。朝は運動公園で散歩です。その散歩終えるころ、県営球場方面に朝焼けが映えています。
事務所で雑務。花田の健ちゃん、明石さん続いて来館。その後、財団移行の具体的作業、定款の原案づくりで3人が鳩首。
午後から来客多数。この日は、看護師さんなどスタッフ配置の可能性をもとめて打診と相談など。8時ごろ、ななくさ、夜勤中の住宅さんに会いに行くと、かるがもの請求事務に行って帰ってきた慎ちゃんも待っていてくれたよう。サテライト設置のことでの前進面を確認しながら、いま手を打たないといけないこと、介護保険請求のことなど、少し頭の痛いことも出てきます。
翌日、12月1日の認知症学習会、事業所からの発表、体調も気になっていましたが管理者の住宅さんが出来そうでひと安心だったのです。もう明日から、12月、早いものです、と車でかえる道中、ひとり今年を振り返ります。そして、もっと昔まで遡って我が人生を思い起こしたり・・。歳ですね。
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