15日、土曜日、雨上がりの公園を散歩。花弁が雨で寒そうなこぶく桜を見つけます。

事務所に。雑務が続きます。昼前に事務所を出発、倉敷在住の大森久雄先生のお見舞いと、くらしきまちや賞受賞のお祝いに。奥さんとも話が出来ました。人権問題の学習などで何かとお世話になってきた先生、そのなかでも運動の年表作りには頭が下がります。毎日積みかさねたメモのカード、新聞などの報道を要約されていました、それをもとに、いわゆる孫引きでない、手作りのものをつくり上げていくやり方でした。そんなことを思い出しながら、帰り際、剣道で鍛えてきた大きな手のひらと握手でした。

この日の夕方、知り合いの家に何年振りかに向かいますが、道に迷って雨も大きくなり結局挫折。事務所に帰ってその方も含め電話で話します。どうされてますかという問いかけに、頑張ってねと逆に励まされたりして。

14日、金曜日。朝は後楽園方面の散歩でした。

事務所で、Yさんの成年後見1カ月報告をまとめます。家庭裁判所から催促があって少し焦っていました。Yさんの借りているアパートをひきつづき借りるかどうか、利用している施設料金はいくらか、収入の臨時的なものはあるのか、こういうものを見極めて、家の年間の収支予算をつくるのに少し手間取っていたのです。この日に提出と決めて集中。聞くことはちゃんと関係者に聞いてみて書類を作成。岡山地方裁判所に出向いて5階の家庭裁判所に提出でした。

この日は、みんなの家・かるがもの職場会議。給与と賞与を携えて向かいます。みんなの奮闘で賞与が出せたこと、10月度までの収益は予算比で少し下回っていること、12月からの利用者さんがふえたことで、年間通じては予算どおりになる見通しであることを説明。そして個別の賞与支給の計算根拠なども話します。会議は、ほぼ女性の職場らしくにぎやかです。送迎、レク、服薬など、いくつか決めている担当者からの報告と説明、その担当者の方の人柄も出ていて、なるほど、と頷くのです。

さきに退席させてもらって、林病院へ。ラッシュ時で思わぬ時間がかかります。6時30分を過ぎていて、障岡連（障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会）の緊急幹事会、すでに始っていました。吉野一正先生が説明・提起。

この会員のAさんが来年2月に65歳になることを受けて、「自立支援給付に優先する介護保険法の規定による保険給付」という内容が問題となってきます。Aさんは自立支援法の適応を求めています。岡山市との話し合いが続いているようです。もし介護保険でないとだめなら多額の自己負担が65歳になったからという理由のみで発生するのです。

全国的な問題でもあり、各地で弁護士の方々にも相談しているようです。当面、岡山でのそのとりくみ方についての意思統一の場でした。19日の岡山市への話し合い、行きたいと思っています。帰りに、岡崎さんをはじめ何人かの方がブログ見て楽しんでます、と声をかけてくれました。ありがとうの気持ちで最敬礼。事務所にもどり、少しの雑務をしてから帰宅でした。

13日、朝早く、小規模多機能ホーム、みんなの家ななくさに寄ります。早すぎたようなので、事務所まで出向いてまた歩いて、ななくさに。泊り勤務の管理者の住宅さんと打ち合わせです。

事務所にもどり、雑務。成年後見しているYさんが実質住んでいる小規模多機能ホームに向かいます。ホーム長といわれる方に一か月分の使用料を支払い、最近のYさんの状況などを聞かせてもらいます。たまっている書類などもこちらに引き取りです。そしてYさんと面談。これまで岡山市社協の方がされていたように現金千円を手渡します。Yさんからすればいろいろ要望があります。せめて暖房着を買おう、ということに。

そこから旭川の東の病院に。近周りと思った道、混んでいるのです。やはり成年後見しているKさんのに入院費の支払いです。ケースワーカーのK下さんと面談、最近の様子も聞かせてもらい、ひとりでKさんの部屋に。看護師さんたちは忙しそうで声も掛けにくい感じ。Kさん、眠っているようで小さく声をかけてきました。

中央郵便局に出向いて、成年後見しているYさんの「転居届」を提出。当方の自宅に届くように手配でした。そして銀行に出向いて、みんなの家・かるがもスタッフの給与などを引き出しです。

午後、青年時代から親しくさせてもらっているNさん来館。午前中にも来てくださったようでした。映画上映のこと、若かった時代の、勢い、なども話題に。その後事務所で吉岡君にも手伝ってもらって給与と賞与、一人ひとりの袋につめていきます。無事完了。そして、ななくさ会議資料づくり。

夕方6時過ぎから、ななくさに出向いて、12月度のななくさ5人会議。利用者さん、3人も入院している現状と来月の利用者さんの総数のこと、新たなスタッフのこと、事業所の理念を語る会などの設定、就業規則の改定、新しいベッドのレンタル、などが議題でした。

　　　　　旧・神郷町の雪景色

12日、新見市内のビジネスホテルで起床。F木さんと800円の朝ごはん、和定食をいただいて、迎えに来てくれた、みんなの会理事の吉岡君たちと一緒に、JR伯備線の石蟹という駅近くに集合。

この日は、午前中は雪を心配しながら、新見市、旧・大佐町、神郷、哲西、哲多も走ります。

午後は、絹掛の滝に高梁の人たちに迎えられて、高梁市内を走りました。

そして、消費税増税に頼らず日本の財政再建はできる、消費税増税はストップさせよう。憲法改悪して戦争することが普通の国にされてしまったら大変、原発再稼働はさせず直ちに原発ゼロにしていく道筋を、と力をこめてマイクで訴えさせてもらいました。

事務所に夜帰り、雑務、そして帰り路、少し心配になって、ななくさに立ち寄ります。

11日、朝から忙しい一日でした。

かるがもだより№25がメールで届きました。もみの木保育園のリンゴの移動販売、事務所メンバーにお金を預けて購入を依頼してから出かけます。

後見人である当方が、成年後見をしているYさんの銀行通帳から現金を引き出す、そのために役所関係でいくつかの書類が必要でした。まず、岡山地方法務局の3階の戸籍課に。成年後見していることを証明する登記事項証明書を申請、550円の収入印紙が必要でした。それから、岡山市役所北区に出向いて、当方の印鑑証明書を申請。300円。この二つの書類をもって銀行の支店に。これらの書類を添付して、銀行にある申請書類に記載、1時間余りかかってやっと、Yさん後見人なかしま、名義の通帳となります。そこから、Yさんの施設利用料などを現金で引き出します。

岡山市中央福祉事務所にも出かけます。来館者をじっと見つめて案内する男性、ポケットに両手を入れていてやさしくなさそうな態度に見えますが、当方から用件を伝えます。その彼が呼んでくれたの係り員は人違い、こちらがその案内係の人に指摘してやっと平謝り、という態度。腹を立てないように自分が自分に言い聞かせて、当該する係り員と会話でした。しかし、そういう人はトラブルメーカーになるのでは、と心配もするのです。

午後は、事務所で、新しい看護師さんとななくさの管理者さんたちとの面接に立ち会います。

その間に、「日本の青空」シリーズ第3弾の劇映画　　渡されたバトン　　さよなら原発の映画も完成間近だから、と中国共同映画社の関係者の方が来られたり、県9条の会でこの映画普及に力を注いでおられる石井先生からも電話が。

その後、来客多数。そして夕方からJR伯備線の特急、八雲に乗って新見に向かったのでした。

10日、月曜日。夜中に目が覚めてなかなか眠れません。その分、普通ならおきている朝方に眠ってしまったのしょう、6時過ぎに起床でした。ローソンで豚まん3個買って事務所に。

事務所で雑務。9時過ぎるとすぐ銀行に。ななくさ、かるがもスタッフ市民税の納付、前月の過払い分の還付請求、被成年後見人名義からの預金引き出し、の3つをまとめてしようと。しかし、被成年後見人からの引き出しは、契約店に行ってください、そして書類を作成してくださいと言われ、この日は断念したのです。利用している施設からの請求、10万円余りをどうするか、支払い日までの後1日で書類は間にあうか、などと思案でした。今岡さんに電話して、対応を相談でした。

事務所で、前日、日曜日の会議などを振り返り懇談です。2階のNPOおかやま人権研究センターの事務局長が来室、大森久雄先生が受賞する「くらしきまちや賞」のことが話題に。先生が入院されていてお見舞いに行ってきたようです。お祝いより先に、お見舞いに行かなくては、と。

午後から、吉野一正先生来館。タイム工芸の社長、人権研究センターの管木さん、当方と合わせて、「人権を考える」ブックレットの準備の会です。この日で2回目、2月2日には発行できる準備で進めています。

その後、岡山県地域人権問題研究集会2013、の第1分科会の運営委員会の会議。障岡連の吉野先生、国民救援会の中元さん、そして人権連の当方でまず話し合い。遅れて商工団体連合会の福木さんも。

基本的人権とは何かをあらためて問い直すなかで、今なぜ人権か、人権をめぐる現状と課題を探りその解決の方向を明らかにする。この視点で、企画運営することに。

この夜は遅くまで事務所に。事業所スタッフへ36人の賞与の具体的計算。処遇改善加算金の支給との関連で頭を使います。この際、予算を相当オーバーしてでも基本的考え方で支給しよう、と決断させてもらうまでに時間がかかりました。