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障害者団体、県との話し合いに参加

|12年10月26日 |中島 |

25日、目覚めが1時間遅く、散歩は省いて事務所に7時ごろ到着。

雑務をすませて、9時には急きょ、県人権連事務局での意思統一。28日の県知事選挙が気になるところです。

せいきょう駅元診療所に電話。予約より少し早く行ってもよいかという了解をもらいます。診療所に着くと、ななくさの利用者さんお二人が受診されたよう。看護師のKさんが通院介助担当でした。当方は、診察を受けて、採血してもらい検査も。そして、8週間分の薬をいだきます。西口方面で昼食を摂ろうと歩きます。福寿司さんの表の看板に、日替わり定食、この日は刺し身定食と。中に入るとこの日一番のお客さんとなりカウンターに。次々入ってくるお客さん、高齢の男性もお一人できてカウンター越しに板前さんとお話。そして、生ビールを注文されています。この人たちのまわりはゆったりとした時間が動いています。

午後から県庁に。障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会が提出した要求にかかわっての話し合いです。県民ロビーで待ち合わせ。視覚障害者のOさんが、全国の視覚障害者の方々と年に一度旅を企画されています。一緒にいきませんか、と声がかかります。

国に対して障害者自立支援法の抜本的改正を働きかけてほしい、という要求がまずあります。それがすすまない段階では、例えば、補そう具について基準額を超えた費用および修理費・消耗品費の補助を県に求めています。年齢が高くなると車椅子でも重たいものは辛くなります。軽量化するとなると金額が嵩み、自己負担が発生します。体型が曲がってしまうことに合わせて車椅子をつくらなくてはならない人たちもいます。その負担は収入額から見ると大きなウェイトを占めるのです。

就労支援にかかわつて1割負担を強いられている利用者に独自の軽減をしてほしい、という要求もあります。特に精神障害者の方々の就労事業、作業所に通うことになりがちですが、その方たちは世帯分離も出来ないので収入認定が大きく出て、月々9300円の利用料を課せられます。工賃はわずか月に15000円ほどになったら良い方だ、そうです。

きめ細かい、具体的な課題がいっぱい出てきます。岡山県の障害者対策のとりくみは、障害者雇用率の課題や県民意識なども忖度してみると、企業などへの要請は「障害者だから雇ってやってくださいよ」という行政姿勢にしか映らない、という指摘もありました。

岡山の街づくりも、商業優先であり、例えば障害者駐車場などは片隅に追いやられている、一等地はまず商売、という意識で固められてしまっている、という指摘も。地域間格差もそういう姿勢と関連しているようだと実感したのでした。

この日、慎ちゃんの手術もあり、夜ななくさに出向いてみました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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