第19回人権と文化のつどい
9日、土曜日。朝早く目覚めてしまいます。朝風呂で身支度。木村のパン屋さん経由で後楽園方面へ。いつもの運動公園は翌日10日のマラソン大会でこの日から車を規制中です。
新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。16日の県民医連認知症研究会主催の学習会のこと、いろいろと聞かせてもらいます。
芋粥を作って昼ご飯。半分はこの日ななくさにきている母親用に用意。ななくさのスタッフ、H看護師さんに託けて母親に届くようにお願いです。
地域人権運動岡山市連絡会(人権岡山)が主催する「第19回人権と文化のつどい」の会場、勤労者福祉センターに出向きます。心配していたのですが、結構参加者がおられて、こちらは一番後ろの席へ。
以下、伊原潔さんのフェイスブックから
会場には約110人の聴講者が詰めかけました。樋口氏は原発が危険と分かっていながらなぜ廃棄できないのか?原発の問題をもう一度考えてもらう講演として始まりました。講演の前には毎週金曜イレブンアクションに取り組んでいる伊原事務局長が、13年間の取り組みを報告、替え歌を2曲披露しました。合唱団は「安全神話」「原発はいらない」「忘れないで行こう」など4曲を披露しました。
樋口氏は「原発の放射能は一度外部に漏れるとその放射能は10万年消えない。私達には原発の許可を出すということは、よほど安全なんだろう」という思い込みがある。アインシュタインは「18歳までに植え付けられた偏見は消えない」と言っている。しかも、脱原発運動はうまくいってない。石川県の地震で海面が隆起したことで福井県よりも県の面積が大きくなった。石川県の珠洲市は高屋地区に原発を誘致するつもりだった。もし誘致していたら大変なことになっていた。原発を止めた裁判長は7人であり、止めなかった裁判長は30人以上となった。志賀原発は2度住民から拒否されたことになる。
一番の障害物は国民の先入観、国民の命と生活を考え大切にしているのではないか?とかってに思い込んでいる。さまざまな先入観を国民全員が持っている。原発問題は解決が難しいと思い込んでいる。原発には2つの問題がある。?は管理していないと最悪の事態になる。?暴走した時の被害はとてつもなく大きい。原発は暴走すると歯止めがなく、安全でもない。老朽原発は老朽大型機に似ている。1発の事故で100年分の利益が飛ぶ。東海第2原発は事故を起こしたら665兆円が必要になる。国家予算は110兆円だ。原発は人権、環境、エネルギーの3つが損傷を受けるが、最も大きな影響を受けるのは国防だ。
数字で見る福島第1原発の被害は、(1)実際には15万人の避難、300人のショウに甲状腺癌、25兆円の経済的損失、東京ドーム7200戸分の居住制限区域だ。(2)想定された被害は4000万人の被害、急性被爆死亡者数、2400兆円もの経済的損失、半径170kmになる。老朽化するに従って耐震性が悪くなるはずが、逆に良くなるとする危うさがある。この実態を多くの人に知らせてほしい。
4時過ぎに終えます。久しぶりに顔を合わす人たちに挨拶。後見制度で支援するその始まりを当方に援助してくれたIさんにも。今はもう一人だけ担当している、と話すと、それで十分、それ以上の方たちを担当するとその利用者さんが困るじゃろう、と。そのあと、駅前まで出向いて、相談を受けながら少し食事でした。
7時半ころ、岡山駅西口に連れ合いに迎えに来てもらい帰宅。テレビは土曜は寅さん。零細企業のたこ社長のしんどさ、その表現がよくわかるのです。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »