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国策としての無らい県運動、映画・かくりの証言

|23年11月26日 |中島 |

2013/11/26 6:59

25日、土曜日。朝ぶろで身支度。少しゆっくり新聞などに目を通します。

この日から始まる日本母親大会に出向く連れ合いを岡山駅西口まで送ります。木村のパン屋さんまで出向いてサンドイッチなどを買ってきます。新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。この日、「一般財団法人はるそら」さんが主催の若年性認知症学習会に参加する話など聴かせてもらいます。

12時過ぎて西大寺方面へ走ります。東区福祉事務所前のうどん屋さんで昼ご飯。オーダーして820円支払ったのに、なかなか品が出てこない、そのうえ再度注文を聞きに来られて、少し気持ちがいらいら。相手が高校生ぐらいの女子、孫のような子に腹立てるわけにもならず、こちらはお爺さんですよと自らを言い聞かせ、美味しくうどんんとミニ親子丼をいただきました。

西大寺公民館へ。公民館と実行委員会主催の映画『NAGASHIMA かくりの証言』を観賞です。公民館長さん、内田さんの開会あいさつ、監督の宮崎(大が立のさき)賢さんの映画紹介、そして上映。

らい予防法違憲国賠訴訟で闘われた、宇佐美さんの最晩年の姿とインタビューに答える場面が強烈です。私たちが初めて長島愛生園を訪問した時に案内してくれたキム・テグさん、判決後小泉首相と面談した千葉さんなどの姿も。無らい県運動を国策とし国民の間に誤った認識、理解にさせ、国民間、特に地元の人びとに差別する社会心理を増幅させ、排斥する事態に陥らせていった動向がよくわかります。

エンディング、愛生園挽歌が沢知恵さんの歌声で流れます。映画製作のうえで協力団体名、個人名が字幕に。製作実行委員会には監督もいれて5名の方々。ああこの方がいたからもう存続しているとは言えない団体名が字幕に出てきたんだな、と納得でした。この日の上映実行委員会の委員長が閉会挨拶。元県議の武田さんでした。公民館活動としての取り組みを高く評価されていました。

西大寺のJAで買い物をして、バイパスを利用して帰ってきます。母親のアパートへ食料を届けます。

新事務所に帰ります。事務局の安田さん、休みの日に午後から事務所に出てきてパソコンでの事務仕事に集中していました。みんなの家かるがもの管理者さんから電話がとどきます。引き続くインフルエンザ対応のことです。12月2日の学習集会のことも用意の上で・・・。

7市半過ぎに帰宅。連れ合いが留守の日はチャンスと思っていた夜釣り、結局はそれにもいかず一人で過ごす我が家での夕食。録画していたNNNドキュメント23「いろめがね・・部落と差別・・・」、山口放送企画のようですが、これを視聴。「部落差別は今なお存在する」を強調したい故に、あまりにも拙い、と感じます。木を見て森をみず、というより、一本の木の一つの小枝をみて森をみず、と言えるようなものでした。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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