県自治体問題研究所の総会
17日、土曜日。朝、前日に続いて運動公園で少しの時間の散歩。そして新事務所に。冷凍ご飯を温め、朝ごはんです。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。利用者さんのご家族との話し合いのための準備など話し合います。この日午後から小規模多機能連絡会の総会にスタッフさんたちと参加する、という話も。
昼前、バスで済生会まで。停車する前に席を立ったら、運転手さんからマイクを通じて、止まってからにしてください、と強く言われます。高齢者とみられて当然か、とふとさびしくなるのです。
西口の、ジジ、が臨時休業だったので、東口まで出て、市役所方面に向けて歩きます。ラーメン通りの、柴田というお店で野菜ラーメンを。650円で、ボリュームたっぷりの野菜とチャーシュー、太い麺の取り合わせです。
勤労者福祉センターで自治体問題研究所の総会です。各自治体の動向もまとめられていて、参考になる議案書です。総会終了後、岡山大学名誉教授の中藤康俊先生が、いま考えること、と題して講演。昭和21年4月入学はまだ国民学校だった、そのとき、豊かな日本をつくろう、平和な日本をつくろう、が柱だった、と述懐。今の政府のスローガンは紛らわしい、と話されます。アベ政治の特徴は、憲法改正、東京オリンピック、農業政策などと、地方創生戦略、高齢者の定義の変更、文科省の予算配分、などの分析からみていきます。
持続可能な地域社会の創設、のためには、農業・林業などを再生することでの地域経済活性化、そして地域が自立できる条件をつくることが大切と強調。また自治体のトップは夢を語ること、実現に向けてともに知恵をしぼりともに汗をかく姿勢が大切、などと話されます。
笠岡市が小田県の県庁所在地で、四国との定期船があったように、県下で2番目に商業高校が設置されるなど商業が盛んであったこと、これがなぜ衰退してきているのか、はなされます。福山市への日本鋼管など大工場の誘致、そのことによる労働者の増加、反対に地元で農業や地場産業を担う人々が少なくなっていったという現象、それらが背景にあると話されます。なるほど・・・と。
吉備線と路面電車、外環状・中環状道路のことなども話題に出てきて、自治体や街の研究、なかなか面白いものだ、と感じます。
終えて、懇親会。この日も、折り鶴行進やおかやまいっぽんの会の街頭宣伝でも頑張ってきてくれた労働組合の話もきかせてもらいます。自己紹介を兼ねた話を通じて、理学部化学科の後輩にあたると初めて知った人もいて楽しい思い出話にもなりました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »