シンポ、ハンセン病療養所世界遺産にむけて
16日、金曜日。朝、いつものようにパンを池に投げ入れます。30メートルほど先に見える紅色の鯉、気付いてくれて寄ってきました。いたいた、とひと安心。
運動公園に出向いて、花を探しながら散歩です。この季節のこの時間帯の空気、ほんと気持ち良いのです。
新事務所に。テレビでは野際陽子さんが亡くなったこと、その女優人生のあらましを伝えています。黒柳徹子さんが、友達がいなくなった、とコメントされたと報道しています。高齢者にとっての一番の悲しみかな、と思ったり。
みんなの家ななくさの住宅さん、来所。体調などのこと話します。医療生協の大野辻クリニックに走ります。予約時間の変更、気持ち良く受けてくれての受診です。医師が手を持って測ってくれた血圧も正常、聴診器をあててくれた胸も異常なし、ふくらはぎをつかんで浮腫もない、と診察してくれます。7週間分の薬の処方をお願いです。
少し、車を走らせて花々を探します。昼ご飯は、天神町あたりで、ハンバーグとエビフライのセットの定食。そして、市民文化ホールで開催された、RSKテレビ放送60年、特別シンポジウム、「ハンセン病療養所世界遺産にむけて」のあつまりに参加。参加券があたった岡崎さんからの招待です。竹下景子さんの朗読、素敵でした。特に、小学生、中学生の詩は胸にこたえます。隔離された療養所から故郷の母親を想うその詩の内容、、ひとり月夜の浜辺でたたずむ情景も想像できて、目頭があつくなります。
長島での堕胎された子どもたちの碑、その前で「なんの障害もなかったのに・・・ね」と言う映像が流されました。本当にひどいことが行われてきたという一つの検証の場です。たとえ障害をもっていたとしても生まれてくることの大切さ、訴えてほしかったな、と少し思ったりもしました。光田医師の評価、療養していた当時の人たちにとって、それも立場がいろいろの人たちのなかには、「父」と慕うこともあったという話、前から気になってはいました。ここも、山陽新聞社の記者の方が取り上げられていました。
4時半過ぎて、いったん新事務所に帰ります。届いていた、浅田訴訟の最終準備書面、また追記されたもの、印刷です。それをもって、Kさんの法律事務所に。介護保険制度自体がもつ課題、なにかと話し合われていきました。29日にあらためて集合ということに。
30分で200円という駐車場に置いたものだから、800円の料金を支払います。帰宅は8時過ぎ、軽めのビールですぐ眠くなるのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »