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人権政策指針素案、パブリックコメント

|25年12月15日 |中島 |

2016/ 4/12 12:06

14日、日曜日。4時起床で、小さな雨のなか早朝の配りもの。朝風呂で身支度。新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさのOさん、来所。前日の「あなたとともに考える人権学習集会」で事例発表してくれたこと、お礼です。前日届いたアンケートに書いてくれた感想など、みてもらいます。いろんな困難を乗り越えて「介護」が楽しいといえる今日、さらに学習が大切だ、と考えている様子でした。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。やはり前日の学習集会のこと話題です。よくやってくれたよと話します。高橋先生の講演はもちろん、各事業所の事例発表も皆さんよくやってくれたという感想。意見交流も、いほりさんもいい話もしてくれたし、崎本さん、関藤さんたちの話も励ましてくれたね。ご家族が認知症となっている方の発言も介護実態をしめしていて、発言されたかたは大変な日常の思いを吐露されたんだろうね、などと話し合います。司会担当として奮闘してくれたことに感謝を述べると、本人はさらに自らの成熟を期していかないといけない、などと話していました。

民主会館へ走ります。県社保協主催の「介護保険制度の抜本改革提言」・社保協パンフ学習会に参加です。当方が主催者あいさつ、全日本民医連事務局次長の林泰則さんが、ズームで1時間40分ほど講演です。25年の介護保険制度の「利用者の負担」「給付の見直し」「介護報酬の増減」などの変遷から、その政権の社会保障への姿勢などがよくつかめます。

前日、「あなたとともに考える人権学習集会」に参加していくれていて発言された方がこの学習会にも参加されていました。本人が作成してご家族が入所されている施設で講師として話をしたといわれる「ユマニチュード ケア実践プリント」を当方に持参してくれました。

新事務所に帰ります。「第6次岡山県人権政策推進指針素案」へのパブリックコメント、今まで書き上げたところを点検しながら、残りの章立てに対してのコメントを整理していきます。すべてとはなかなかいきわたりません。

お昼ご飯も、事務所に備蓄しているレトルトの「お粥」などで済ませます。途中、ザクザクに買い物に行く程度。母親からまだ来ないのかという催促の電話もあります。事務所にこもってあれこれもしながら、パブリックコメントを書き上げて7時ごろ、県庁へ送信でした。第6次岡山県人権政策推進指針・素案に対するパブリックコメント、人権連案、2025.12.14

母親のアパートへ立ち寄ってリンゴジュースを手渡します。精神的に落ち着いているようで安心です。7時半頃帰宅。NHK大河の、べらぼう、最終回を楽しみます。

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今あらためて人権の視点で医療・介護・福祉を考える

|25年12月15日 |中島 |

2013/12/16 7:00

13日、土曜日。4時過ぎに起床。朝風呂で身支度。桑田町の木村のパン屋さんへ。サンドイッチなどを買って運動公園へ。20分ほど歩きます。

新事務所へ。雑務。前日から本格的に書き始めた「第6次岡山県人権政策推進指針素案」に対するパブリックコメント、この日も。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。午後からの「あなたとともに考える人権学習集会」の進め方など、打ち合わせです。

お昼を、大元病院近くのセルフうどんで済ませて、春日町の勤労者福祉センターへ。

NPO法人地域人権みんなの会主催の「あなたとともに考える人権学習会2025」です。会場に参加者は65人、ズーム参加は10数人、合わせて約80人の参加でした。
司会は住宅さん。当方は主催者を代表して、「高市政権となって初めての国会の質疑を聞いていても、軍事大国化をめざすのが当然のごとくあたる政権は医療と介護、福祉を提供する体制、国民の負担などは二の次、いや社会保障自体は削られ続けていくという感がぬぐえません」、「いま現場で大きな問題となっている医療・介護・福祉提供体制の崩壊現象は、地域住民の生命と健康、暮らしに困難をもたらすのみならず、ケア労働者の生活基盤と目指すべき生き方までもが奪われかねない事態でもあります」と述べ、「だからこそ今回の人権学習集会は、「今あらためて人権の視点で医療・介護・福祉を考える」をタイトルとしました」と企画の背景を述べます。

岡山医療生協の高橋淳理事長が「みなさんとともに考えたい人権のことー医療現場で働いて感じることー」のタイトルで講演。先生は、「権利とは何か」「人権とは何か」を会場に問いかけ、医療現場では命を救うためとして拘束をすることがある。認められる3要件、・抑制しなければ生命の危機に直面する。・他に良い手立てがない。・あくまで一時的な措置とあるが、すべてが満たされなければならず、一時的という時間はいったいどれだけだろうと疑問を投げかけました。安全と人権がせめぎ合っており答えが見つからない状態だ。それでも自分たちは考え続け、人権の理論的基礎を築き、参加と共同のよって人権を護りたいと結ばれました。

介護の現場から「みんなの家ななくさ」「みんなの家だんだん」「みえさんちの家」の小規模多機能ホーム、それに「生活と健康を守る連合会」から事例報告や生活保護者の人権保障の運動が紹介されました。意見交流では、連れ合いの認知症進行にかかわって自宅介護での限界と施設問題を訴えられる話、訪問看護ステーションの関係者さんからは「小規模多機能での奮闘ぶりがよくわかります」と感想が出され、中国帰国者の介護をされている施設の方からは外交や平和の問題も語られました。理事の川谷さんが閉会のあいさつ。「憲法がある日本で許されるのかと政治の劣化に怒りを覚える。自分の母親がみんなの家だんだんのお世話になり、最後は医療生協の病院で看取ることが出来た。母は幸せそうだった。私たちは介護と向き合いながらこれからも人権保障の理念を発展させたい」と述べました。

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