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まなざしとしての社会福祉

|21年12月5日 |中島 |

2013/12/ 4 8:55

4日、土曜日。朝5時起床。連れ合いの叔父さんの遺影に、最後の線香を手向けます。この日が49日の法要。遺骨は連れ合いの父親のお墓に入ります。朝風呂で身支度。池の鯉たちにパンをあげてから、運動公園へ。30分足らずの散歩。新事務所へ。歩いて、高柳交差点より西の喫茶店でモーニング。

新事務所で雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。この日の学習集会の講師、石倉先生とのつながりなどを話します。

県人権連の機関紙、地域と人権・岡山版の12月号掲載、年金裁判を支援する会総会の記事を仕上げてメールで民主会館へ送信です。法人の相談役、池田さん、来所。前回に続いて書類ケースを持参してくれます。

卵かけご飯で昼食を済ませ、民主会館へ走ります。NPO法人地域人権みんなの会の「あなたとともに考える学習集会」、リアルとzoom対応の会場整備を朝早くから妹尾青年が担当で準備してくれています。2階に上がって、その会場を確認。講師の石倉先生が到着されます。先生が今年4月に著した「まなざしとしての社会福祉」のことも話題です。

1時30分から学習集会。立命館大学産業社会学部特別任用教授の石倉康次先生が「人間の尊厳とは:地域福祉と地域住民運動から考える」と題して70分の講演。柱は、1.人としての尊厳を失わず「住み続けられる地域」づくりが今日的テーマに  2.地域に人間の尊厳が実現しているか? 3.市民が意識する人権課題の比重の変化 4.私が関わって実施した二つの社会調査から 5.新自由主義的分断支配を乗り越える主体はどこに 6.コロナ禍で明確になってきた新しい運動の形態や要求

意見・質問は7人の方たちから。1.最低賃金の外国との比較、行政の社会福祉への姿勢の課題など、2.生活保護制度の活用のうえの行政課題、3.寒村地域での若者たちのとりくみ、4.誰一人取り残さない地域づくりのために、5.障害者問題は闘ってきたからこその到達点になっている、6.社会福祉制度は使ってみて初めて自分の課題となることが多いが事前に知っておくことが大切、7.コロナ禍で路上生活者への支援活動の例は、などと続きました。

終えて、法人と人権連事務局のメンバーと石倉先生との懇談です。夜遅くまでお付き合いいただきました。まなざしのやさしさ、学生想いの先生だったろうな、という感想をさらに強く持ちました。

連れ合いに岡山駅まで迎えに来てもらいました。この日は、結婚44年目の日。孫たちが我が家にきて、おめでとうと言って帰ったよ、と聞きました。

 

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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