17日、火曜日。朝、新事務所に。

雑務。社会保険労務士事務所のAさん来所。キャリアアップ助成金の関係書類と最近労働局から届いた特定雇用開発助成金の関係書類、などを持って帰ってもらいます。

５月１３日の朝日新聞に掲載された「部落差別の解消の推進に関する法律案」にかかわる報道記事をコピーしてもらいます。田中青年に、みんなの情報とするようにしてほしい旨を伝え、持参してもらいます。吉岡県人権連事務局長も来所。この日のうちに、反対の意思を示す運動の具体化をはかること、まずははがきの作成と要請運動などを提起です。

岡山国際センターにある市民サービス出長所に出向いて自らの住民票を取得。急いで裁判所に走ります。家庭裁判所の後見係りに住民票を提出です。新たな人の後見の審判の上で必用なものでした。

そのあと、東中央病院へ。後見しているNさんの様子をうかがいます。９７歳のNさん、自分でスプーンをもつて食事を摂っていました。そのフロアー全体の食事介助してくれている女性は、よく食べられるんです、とNさんに親しみを込めた言葉で褒めておられました。持参した、カーディガンと肌着類をNさんのケースにおさめておきます。

帰りは岡山大学病院へ立ち寄ります。まずは、病院内の素敵な食堂で昼ご飯。シェフおまかせA定食をいただきました。今度は日替わり定食にしようと思ったのです。知り合いの女性Kさんのお見舞いに９階まで階段を上がります。部屋の窓からは岡山の街並み、山々まで一望です。Kさん、いつものにこやかさで迎えてくれました。

新事務所に帰ります。途中、清風庵で団子やわらび餅をゲット。小規模多機能型居宅介護事業所の運営などについて、わざわざ訪問してくれたNさんと懇談です。先日映画でみたワーカーズコープのとりくみ、新たな時代を迎えているこの今こその重要な要素が織り込まれていたことなども話題です。

この日も、Aさんが来所。３つの事業所の会計入力で頑張ってくれています。

夕方になって、少し自分の時間、届いたメールでの会議資料などに目を通します。そして文庫本の読書も。

15日の日曜日。早朝の配りものを終えて、歩いて新事務所に。少し腰に違和感が生じます。

雑務。京都にある公益社団法人部落問題研究所の発行する冊子、それに掲載してもらう原稿の校正です。書いて送ってから数か月経過するといろいろ思うことがでてきます。事務局の方に迷惑になるかもと思案しながら、思い切って削除もします。

校正した書面を投函。この日は、夕方から、釣りクラブの例会。一番の楽しみ、そして気分転換のはず、しかし魚が遊んでもくれないので、ストレスは溜まります。

１６日、月曜日。朝、新事務所に。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、だんだんの末長さんと月曜日の打ち合わせ。田中青年、吉岡理事、それぞれ所用があり来所。みんなの家かるがもの吉永さん、岡山市に提出する書類を持参、点検です。郵便局に出かけて、保佐しているMさんの医療費などを送金です。４月の中旬に開店したケーキ屋さんに出かけてショートケーキを手に入れます。この日から４月分の会計帳簿をパソコンに入力で来てくれるAさん、こちらは留守になるので、一階から掃除機を借りてきて掃除をしたり机の上を整理したり。昼ごろ、雨の中、車を走らせ旧友との再会、蕎麦を食べながら昔話で気持ちをあらたにするのでした。

暗くなって新事務所に帰ってきます。兵庫県の仲間から、国会で急浮上している「部落差別の解消の推進に関する法律案」のことで連絡あり、現実を見ない法案の提出の背景は何か、などと話します。政治の駆け引きに社会問題を利用されるという流れ、何度も苦い思いもしながら経験してきた、この経験からして世論にどう訴えるのか、などと。

この日、後見しているNさんのことで支援してくれているYさんから衣服などの手配を頼まれます。かつて保佐していたYさんのことで今岡さんからも電話が届きます。なかなか落ち着かないのでした。

１５日の早朝、視覚障害者友の会の岡崎さんから、以下の内容のメールが届きました。

岡山短大山口准教授教職外し裁判についてのお知らせです。

1、31日開催の初回裁判傍聴者を募っています。
初回裁判は、１１時５０分から２０２号法廷（傍聴席３８席）です。終了後弁護士会
館へ移動し、報告会・支える会発足集会があります。
前もって、傍聴者氏名を弁護団に報告し、傍聴者が個々に傍聴券を入手しなくてもよいようにしていただきます。24日締め切りです。傍聴可能な方は岡崎までご連絡ねがいます。

2、支える会発足集会で発表される支援者アピールに以下の方に加わっていただきました。
以下略
3、署名集約は27日です。
視覚障害教師の会が呼びかけている誓願署名締め切り期日は27日です。集めていただ
いた署名簿を以下へ送ってください。
〒７０００８１４
岡山市北区天神町９-２４旧後楽館高校校舎南棟
弁護士法人岡山パブリック法律事務所宛
「署名用紙在中」と朱書きしてください。

14日、土曜日。朝、後楽園方面まで車で走り、旭川沿いを散歩です。川面を走る薫風を体全体でうけとめる感触、自然とのふれあい、この季節ならではの気持ち良さです。西川原の珈琲館でモーニングをいただきます。

新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさ１０周年の記念誌づくりについて、住宅さん、立石さんとその進み具合とこれからの段取りなどについて話合いです。これなら大丈夫という感触を受けて気が少し楽になります。

昼ご飯、中区の区役所付近にある浜ラーメンへ。間違ってメニューにないもやしラーメンをと注文すると、大将ができるよ、とすぐに返事をくれて作ってくれました。出汁までほぼ完食でした。

そこからすぐの林病院のひまわりホールへ。２０１６年度総会です。第１部は、２０１５年度活動と２０１６年度のとりくみについてパアーポイントを使って池橋事務局長が報告と提案です。来賓として話された林病院院長の林英樹さんは熊本地震のボランティア活動を報告。眠れない住民に睡眠導入薬を処方しようとしても、いつ大きな地震があるかもしれないという不安はその薬を飲むことでいざという時に起きられないのではという不安になり、結果服薬しない、という実態などを聞かせてもらいます。

第２部の講演は、美作市のNPO法人山村エンタープライズの代表、藤井裕也さん。まだ３０代の青年です。地域おこし、人おこしのとりくみをされていて、ひきこもりの若者がこの活動でいきいきとした生活をしていること、楽しく報告してくれました。試行錯誤を経ながらの若者ならではのとりくみです。同時にリーダーの人たちは、その経験から今日の情勢をきちんと把握し将来構想についての青写真も構想しながら、しっかり大地に根を下ろしたよ、という話になっていました。

夕方、新事務所にかえります。少し休憩と読書。暗くなってから、豚肉専門の焼肉店へ初めて覘いてみますが、満席で断念。津山から取り寄せている牛肉をメインにした焼肉屋さんへ走ります。ジンギスカン鍋のようなもので焼いていただきです。赤身もアカセンやミノなどもとても美味しかったのです。

13日、金曜日。朝、新事務所に。

雑務。事業所の保守や改修でお世話になっているAさん来所。しばし、政治や社会問題のことで懇談です。途中、田中青年、明石さん、吉岡理事が来所。書類や給与関係、手短に託します。

昼は、事務所でうどんを湯がしていただきます。

午後、銀行に出向いて保佐しているMさんの通帳から施設利用料などを引き出しです。そのまま、途中に卵とチーズを買って、Mさんのいる施設に。事務所で利用料を支払い、書類にサインなど。そしてMさんの部屋に。毛糸で編んだ座布団をいただきました。ありがとうとお礼をいうと、今度は彼女の分を編んでおくから、と。

続いて東中央病院へ。後見しているNさんの部屋を覘きます。同室の患者さんが身内の方ですか、と問いかけてこられます。耳が遠いNさんとの会話は大きな声になります。その会話を聞いて、同室の患者さんが笑っておられます。

新事務所にかえって、歩いて民主会館へ。民主県政の会の下打ち合わせです。

そこから歩いて、岡山シティミュージアムへ。４階で、ワーカーズ・コープの映画・ワーカーズを鑑賞です。みんなが資金を出し合い仕事づくりを展開する、そして誰もが経営者でかつ労働者であるというとりくみ、それのドキュメントです。命と絆、そのためにどれだけ手間暇かけたか、それが問われる、というワーカーズの方の話す内容が印象的でした。介護施設としての小規模多機能型居宅介護事業所を地域の生活応援拠点として機能させていこうと、行政と地域住民、ワーカーズ一緒になって取り組んでいくという映像をみて、共鳴でした。

12日、木曜日。朝、運動公園に。少し散歩です。池の睡蓮、まだ小さな蕾段階です。紫陽花は、緑一色のなかにほんの少しピンク色がまじる花弁も。

新事務所に。雑務。社会保険労務士事務所のAさん来所。離職票などの書類を持参してくれます。みんなの家ななくさの住宅さんに来てもらってキャリアアップ助成金の申請・報告用紙のことも話し合います。

3つの事業所スタッフの5月給与計算、パソコンに入力です。事業所の移動、給与・単価のアップ、新人さんの加入、新しく健康保険に加入、今年度に65歳になる人の雇用保険料免除、などこの時期ならではのこともあり、時間がかかります。

昼に、津山からFさん来所。お昼ご飯を、大福園に。当方は日替わり定食、この日はチンジャオロースです。Fさんは、五目そば定食。二人とも、美味しく完食です。いつも赤い服なのに、この日は黒っぽい服の若いママさんによく似合うよ、とお世辞もいえるのです。

新事務所にかえってしばし懇談。

歯医者さんに出かけてメンテナンス。歯肉の具合を測るときに痛みますが、よく手入れしていますね、と一応の評価をいただきます。

新事務所にかえって、給与明細書を印刷、点検、そして再印刷して事業所ごとに分けていきます。ななくさの明細書を住宅さんに手渡します。

夕方、読書。ホッとした時には、浅田次郎の短編がちょうどよいのです。住宅さん、ななくさ10周年の出欠の返信、この日届いたはがきを持参してくれます。少し懇談です。

連れ合いたちはこの夜も会議。夜のご飯、何かいいものないかと思案して、8時ごろイオンに走ります。半額セールもあったりで、お鮨やピザなどあれこれ買って自宅で夕食でした。