|16年03月14日 |中島 |
13日、日曜日。朝、新事務所に。
雑務。歩いて行こうかと迷いながら、結局車でキラメキプラザに。9時から、県社会福祉士会の権利擁護センター・ぱあとなあの研修会です。まずは、7人での集団討議。皆さんの経験からして被後見人の方たちが亡くなった時の対応、特に遺骨の管理などが話題になります。
10時からは、弁護士の高木のりかずさんから、「利用者意思の尊重、-支援された意思決定-」と題して講演がありました。現行の成年後見制度について、「本人の『保護』」という旧制度の概念と、「『自己決定の尊重』、『残存能力の尊重』、『ノーマライゼイション』」の現制度の理念、それを調和という名のさじ加減で行われていると指摘。
2005年制定のイギリスの意思決定能力法などを紹介され、支援された意思決定、という内容を紹介されていきました。また、3月1日に最高裁で出された認知症の人のJR事故の判決内容にも言及。民法の714条、そして特段の事情など、その判決の背景に深く切り込んで解説してくれました。
話の中に、障害者自立支援法の違憲裁判もありました。事実は誰のためにあるのか、という見出しでの話には、家庭内の虐待の連鎖、という概念からの接近では、虐待をしている親は過去からの呪縛からの解放はされない。優先課題は、こどもを危うくさせている家族システムの変化を起こすこと。それならば、子育てのノウハウから課題を設定して取り組んでいく道を選択することのほうがより積極的ではないか、と。うーむ、さまざまな分野、ひとを捉える課題での研究が進んでいるのですねと、感心させられました。
午後、協立病院へ。11日に手術をした、後見している96歳のNさんと面会でした。声は大きく出ていて、その生命力には感嘆です。
この日は、先週雨で順延になった釣りクラブの例会。夕方、宇野沖の広ーい浜辺に一人降ろしてもらって、小さな雨の中、二つだけメバルを持ち帰ったのでした。藻に捕られて上がってこなかった大きな魚、悔しいのでした。
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|16年03月13日 |中島 |
12日、土曜日。朝、後楽園方面の散歩。西川原の珈琲館でモーニングをいただいて新事務所に。
雑務。民主会館へ歩きます。管理人さんに朝のあいさつ。届いていた書類などを持ち帰ります。
10時開会の、東日本大震災への祈りの行動、石山公園に。原発ゼロにむけて取り組んでいる金曜イレブンの人たちが紹介されてました。祈りの演奏も続きます。長泉寺の宮本さんたちが先頭になってパレード行動も行われました。
午後から、3月の給与計算にとりかかります。一通りやり終えて確認。やはり保険加入にともなう控除の手続きなど、抜けもありました。もう少し確認したい内容を明確にしておきます。
みんなの家ななくさの住宅さんに来てもらって、再確認も。できた書類は手渡しておきます。管理者さんとしての年度末のスタッフからの聞き取り、参考になります、と。
写真は、石山公園の垂れ梅。岡山城築城300年記念に植樹されたようです。
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|16年03月12日 |中島 |
3月11日、金曜日。東日本大震災から5年の日を迎えました。
朝、新事務所に。
雑務。保佐しているMさんの通帳を持参して銀行に。施設利用料を引き出しです。スーパーに出向いて、Mさん用の玉子とチーズ、それに母親用の食材を買って、まず母親に届けます。一旦事務所にかえって、みんなの家ななくさの住宅さん、だんだんの末長さんと簡単な打ち合わせ。やはり、年度末の入金と支払、その額を予想していきます。
事務所の冷蔵庫のレトルト食品の残り物を温めます。ゆがしたうどんに放り込んで、微妙な味加減になりましたが、それで昼食です。
後見しているNさんのいる協立病院に走ります。手術室の前で1時間余り待機したのち、HCUに。96歳の高齢にもかかわらず大きな手術を終えたNさん、麻酔で眠っています。よく頑張ったねと心の内でねぎらって、看護師さんが示す同意書にサインでした。この日、手術をしてくれたお医者さんからも、予定していた通りの手術でした、と丁寧な連絡が届きました。
協立を出てから、保佐しているMさんの居る施設に。まず施設利用料を支払です。Mさんの部屋に行き、玉子とチーズを手渡します。少し太ったなどと、体調のことも交えて雑談でした。
帰りに、表町方面に出向きます。ちょうど、2時46分、は天満屋バスステーションの地下の売店で、岡山産の食材、甘酒と味噌などを買っていた時に迎えました。周りの人たちと一緒に、東日本大震災の犠牲者の人たちに、黙祷でした。あのテレビ画面に映された、津波で流されていく車や家々のこと、バックラッシュでした。
新事務所に帰ってきて、雑務。そして、たまっている書類などに目を通します。かつて保佐していたSさんの確定申告ことで、新しく保佐人になってくれた今岡さんと何回かやり取りも続きます。同じく後見人活動をしているKさんからは、アパートを探しているんだけれど適当な物件はありませんか、などと連絡も。
保佐しているNさんの施設から預かった、後期高齢者医療簡易申告書を作成してポストに投函でした。
自宅に帰るります。アメリカから帰ってきた青年が来ていて雑談。8万円ぐらいで、岡山、羽田、ロスを往復できる、という話も。テレビでは、やはり大津波の映像が流れています。岩手県宮古市の田老地区も写ります。2011年11月に支援物資を運んだこともありいろいろと思うのでした。
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|16年03月11日 |中島 |
10日、木曜日、朝新事務所に。事務所からコンビニ立ち寄り、少しだけ遠回りして朝の散歩です。
雑務。田中青年、来所。NPOみんなの会の学習集会、岡山市の人権啓発事業の助成対象になっていますが、その報告書の提出にかかわることでした。県人権連などの、集団としての事務局のとりくみについて、助言・指導のつもりで話します。自戒しているのですが、話はどうしても説教ぽくなってしまいます。反省です。
みんなの家かるがもに走ります。ハローワークを通じて求職されてきた看護師さんと面会です。この日、かるがもは防火訓練もあったので、11時過ぎには場所を変えて少しゆっくり聞かせてもらいました。
そのあとは、協立病院へ。後見しているNさんと面会。点滴を受けてます。朝から食べていないこと訴えられます。男性看護師さんに様子を聞いたのち40分ほど待機。翌日手術をするという主治医さんと面談です。96歳の高齢だけど頑張ってもらいましょう、と話されます。身内のおばあさんのように捉えてくれている雰囲気があり、ありがとうございます、とお礼です。そして、同意書にサインです。
新事務所に帰り、備前三門駅から津山まで列車で向かいます。本を読んでいたら気持ち良くうたた寝です。ふと目を覚ましてみると、向かいの長椅子に座っている4人の人たちも全員気持ち良く眠っておられました。
津山駅でイコカのカードを出そうとしたら、そのカード対象の自動改札はない、とのこと。関西圏からの乗り継ぎもできないということも初めて知りました。料金はさかのぼって計算してもらい支払です。
駅から歩いて3分の、新しいさくら会館に向かいます。カフェ的な場所にされる予定の1階部分、まだ工事がされていました。3階の会議室でYさんと話し合いでした。
終えて、駅近くのお店でFさんと夕食。ごちそうになりました。帰りは、快速に。60数分で岡山駅に到着でした。この日は、連れ合いが数年ぶりの眩暈に襲われたので病院で点滴などの日でした。備前三門駅で降りて、迎えは無理だろうと判断して、歩いて自宅まで帰ったのでした。坂道では、さすがに息が切れました。
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|16年03月10日 |中島 |
9日、水曜日。朝、歩いて新事務所に。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、早くから来所。2月分の会計綴りや2月分介護保険請求内容の書類を持参です。続いてかつてみんなの家で働いてくれていたAさん来所。みんなの家だんだんの開設時、もう3年も前になりますが、運営資金としてお借りしていたお金を返済させてもらいました。同じく、Iさんにも返済でした。ほんとにありがとうございました、と改めて感謝です。
午後、岡山県民主会館へ。県革新懇の代表世話人会議です。戦争法廃止に向けた県内の取り組みを聞かせてもらいます。この日、おかやまいっぽんの会の代表の方々が、共産党県委員会と社民党県本部を訪問して、参院選での野党統一候補の擁立を要請してきたという動きも聞かせてもらいました。県民、市民の戦争は絶対イヤと声を挙げた反映がこういう形で生きてきていること、実感です。
NPO法人朝日訴訟の会の事務局に立ち寄って会費とカンパを託けます。県人権連の事務所の応接室で人権連事務局のメンバーと懇談です。こちらが思っているほど話は整理できていないこともあり、おいおいと思ったりなのです。
新事務所にかえって、この夜の会議資料を仕上げます。6時から、みんなの家ななくさとみんなの家だんだんの合同事務局会議です。この日は6人会議。やはり年度末の対応、岡山市の指導内容に基づく点検などに時間をかけたのでした。
終えて、「岡山市における介護予防・日常生活支援総合事業について(案)」に対するパブリックコメントを作成です。この日までという条件はクリアできましたが、もっと事前の論議が必要ではないかという思いをしながら、メールでガシャン、でした。以下、その内容です。
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私たちは2006年度から小規模多機能型居宅介護事業所を開設して岡山市の福祉・介護の分野で市民に貢献できればと活動を続けてきました。
2016年2月段階で、3つの小規模多機能ホームで66名が登録されています。そのうち、要支援1と要支援2の方は14名おられます。その方々の日常の在宅生活を現実にみて支援している者からして、その重度化を防ぐためには、専門的な総合力が必要だと感じています。
まずはケアマネが作成する介護計画が大切です。そしての計画に基づき、漫然かつ画一的な支援にならないよう、介護士や看護師などの専門家が力を合わせ、個々人の置かれている状況を確認したうえでのチームケアがとても大切になっています。
それは、通所介護、訪問介護にあっても同じだと思います。
今回の「日常生活支援総合事業」では、「通所」と「訪問」の介護サービスが対象とされていますが、その流れが強まると小規模多機能型居宅介護にかかわっても同じような対応にされていくのではないかと危惧しています。
事業所を運営していて感じるのは、介護度の認定では、要支援1、2から要介護1,2に変わることや、反対に要介護から要支援のレベルに変更になる場合も頻繁に起きているということです。この人たちの対応はどうなるのでしょう。また、区分変更申請をされた人たちの、その結果が出るまでの対応はどうなるのでしょう。そういう新たな心配事も惹起してきます。
これまで通り要支援者のみなさんにも介護保険での「介護予防サービス」が引き続き用意されることがそういう矛盾と危惧をなくすことだと思います。
「介護予防・日常生活支援総合事業」は、利用者の状態・意向を市町村が判断し、介護保険から除外されたサービスになるということは、ボランティアの人たち大きな負担が強いられるのではないかと心配になります。
高齢者一人ひとりが自らの意思で自己実現をはたしていくというかけがえのない人権を守るためにも、「介護サービスの低下」につながるような施策にならないように全力を注いでいただきたいと思います。
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|16年03月9日 |中島 |
8日、火曜日。朝、新事務所に。この日も前日に続いていつもより少し遅くなります。それでも散歩を兼ねてコンビニまで朝食用のパンなど買い物です。
雑務。NPOみんなの会が個人から借りているお金の返済についてまず連絡です。
介護事業所スタッフさんたちの2月市民税の支払いなどに銀行に出向きます。この月分から特別徴収から普通徴収に変更になった人のことで、2月8日に提出したのにまだ変更届が届きませんよ、と岡山市に問いかけます。昨日、郵便に出したという返事でした。
三戸さん来所。戦争法廃止にむけた、9条の会での取り組みなどを聞かせてもらいます。そして、「おかやまいっぽん設立趣意書」のことも。この会の正式名称は、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるおかやまいっぽんの会、のようです。活動の目的として、1.集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回、2.2015年9月に「成立」した安保法制の廃止、の2点のみが掲げられています。この会が、県内の野党4党に統一候補の擁立をと要請に廻る予定とききました。
この日の夜の会議資料を仕上げていきます。
遅めの昼食、ここ壱のカレーです。ご飯は200グラムと少な目です。野菜スープが108円と割安で美味しいのです。
午後、郵便局に出向いて、保佐しているNさんの診察代金などをATMで送金。郵便局窓口で収入印紙を買って裁判所に走ります。新しく、補助の審判が出された件で「審判確定書」の申請です。
県人権連のTさんに今から自宅に寄っても良いですか、と連絡。快諾を得て、訪問。地域住民の置かれている現状や生活相談活動、そして地域住民運動のことで話になります。引き続きの奮闘をお願いでした。
夕方新事務所に帰ってきて、雑務。そして歩いて、関西町の「みんなの会館」へ。三門革新懇の幹事会です。7人の参加。野党5党合意など最近の情勢を確認。戦争法廃止署名運動、さらなる取り組みについて意思統一でした。
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