人権と連帯の花ひらく岡山に、研究集会
|13年02月3日 |中島 |
2月2日の土曜日、朝早く事務所に。
この日は、岡山県地域人権問題研究集会2013の開催日。全体集会、分科会での任務にかかわって最後の準備です。
岡山市役所内に駐車場にタントを停めて、会場の岡山市勤労者福祉センターに。8時30分には、すでに実行委員会の数人の方々が待機してくれています。5階の体育集会室の全体会と、6つの分科会の会場づくり。みんなの手際良く動いてくれます。
開会は10時30分、次々と入室されてきます。大勢の参加者です。椅子が足らず新たに用意していました。
小畑隆資・岡山大学名誉教授の基調講演、「憲法破壊の政治」を許さず「憲法を活かす政治」をめざして、サブタイトルが、今なぜ、基本的人権なのか、と題して約80分。憲法破壊、それは自民党の「日本国憲法改正草案」が、憲法順守義務規定の憲法99条を180度変更しようとしていることに言及。主権者である国民が国家権力の担当者に守らせることを規定したのが憲法、それを国民に(尊重擁護義務)をまず課す、という問題点を深く究明されました。
午後は、人権、福祉、教育、労働、地域、「平和・環境・エネルギー」の6分科会が行われました。当方は、第1の人権の分科会に。障害者問題、ハンセン病元患者の置かれている現状と課題、部落問題の現状と課題、などが話されました。会場抑えの関係でやむを得ず、小さな部屋での開催でしたが、28人の参加。それだけに濃密な意見交換が展開されました。
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