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原発事故から何を学び、取り組むのか

|11年07月17日 |中島 |

16日、連れ合いと二人で早朝の配達物をすませます。自宅で白いご飯で朝食です。公園に向かいましたがいつもの入口は長蛇の列、Uターンして土日・休日は駐車禁止にならない公園外周の道路に。20分ほどの散歩です。池の蓮の花を大きなカメラで撮っている人がいます。カメラの大きさで委縮してはならないのですが、どうしても少々遠慮がちに写すようになります。

事務所で、ひと休憩。この朝ガソリンを入れた時から愛車タントの汚れが気になっていました。セルフで洗車できるところへに出向いて、アンテナを手動ではずし、サイドミラーも手動でしまいこみ、300円を入れてやっと洗うことができました。

午後から、女性メンバーの集いと東日本大震災支援バザーがあったので少し顔を覘けます。男物のバザー用品としては、浴衣があります。浴衣2枚と帯を合わせて、300円で購入。あとは下駄が必要ね、と氏平県議。下駄はいつも履かせてもらっています、と当方。はあー、あっはっはと。

その女性の会が始まり、オープニング、ななくさの慎ちゃんと、NPOみんなの会会員の竹永君がデュエットでうたいます。大きな歌、など懐かしい歌も。

この日、民医連が原発問題の学習会を開催。参加させてもらいました。講師は広島ふくしま生協病院の医師の方。民医連には、被ばく問題委員会がかつてから設置されていて、広島・長崎の原爆被害者をめぐる医療などに取り組んできた、そして2006年には「原発被曝事故対策マニュアル」をつくっていた、といいます。その土台があるから、何を学び、取り組むのか、というパンフがいち早く出来上がったといいます。原発問題学習パンフレット 2011

シーベルトは人間の体に影響する単位、ベクレルは物質の核分裂の個数、放射能の強さをしめす単位、と。病院の放射線技師の場合、上限として50mシーベルト/年間、同時に5年間の積算では120mシーベルト、という制限もあるといいます。

がんになる可能性は、100mシーベルト/年、リンパ球の減少は500mシーベルト/年、といわれています。福島第1原発の作業員が、これまで100mだったものを250mシーベルト/年に引き上げたこと、防護対策をとるべきなのに基準を甘くすることで対処している、ときびしく批判しました。

確定的影響と確立的影響のはなしなど、現在の原爆被爆者認定訴訟の内容と合わせて考えていける具体的な話で大いに参考になりました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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