58名の方が参加してくれました、介護と人権の学習会
|07年09月23日 |中島 |
22日の土曜日、岡山市勤労者福祉センターで、NPO・地域人権みんなの会の第6回人権を考える学習懇談会、「認知症の人の人権と介護の視点」学習懇談会を開催しました。20の事業所、家族の方、市民など58名が参加してくれました。
石倉康次・立命館産業社会学部教授の講演、ヘルパーステーション・レインボー所長の氏平三穂子さん、みんなの家ななくさ事務長の住宅愼通さんの現場からの報告、そして意見交換、というながれの会でした。石倉先生は、出雲市の小山のお家、のとりくみを紹介したビデオも用意され、本人の思いや不自由さを理解すること、本人の生きる意欲を支援することを通して、認知症の人の人権を尊重した社会をつくりあげようと熱弁。
レインボー、みんなの家ななくさでの事例の発表をうけて、その後の討論で、家族の方、事業所の方からの体験や悩みも出し合われました。石倉先生は、利用者と家族の立場を両方大事にすることが基本だが、誰が本人の立場になって代弁できるのか、そこをきちっと抑えること、の重要性を改めて強調しました。終わってからの懇親で、石倉先生は今度岡山によるときはぜひ、ななくさを見たい、岡山でななくさを立ち上げたのは良かったね、おかやまではいろんな話が聞けて楽しい、とのべて、帰られました。まずは、よかった、という一日でした。
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