民主主義の醸成、地域から
|10年07月18日 |中島 |
17日、県人権連の第2回常任幹事会でした。10時開会ですが、早い人は9時過ぎには来館されます。この日の会議では、一通りの活動報告、当面の会議開催などの諸日程の提起、が中心。
そして、各地の取り組みを報告いただいた。選挙期間中、たまりを開けていく活動があったところでは、日ごろ顔を見せない方々も集まってきてその会話を通じて要求がつかめてきた、という話。岡山市内の地域組織で2カ所新たに総会を開催して、定期的集まりに人権岡山の役員が参加する流れが出来た、という話。平和行進の地域実行委員会に組織として参加し、人権連として参加体制をきちんとしました、という話。こんな話は元気をもらいます。
会議が終わって、生活相談を中心的に取り組んでいるTさんの相談を受ける。金融機関から督促を受けた方が「身に覚えがない」ということで裁判になって結局支払わなくてはならないという結果になった、と。本人と保証人との関係で金銭のやり取りがあって、そのことが文書的に証明されないこともあり、難渋していると。弁護士に相談したいが、お金が心配、とも。身近な弁護士さんにことわけてお願いして相談することに。
Tさんの住む町内会長が亡くなられて、その後の体制を組むことにも腐心されていました。住んでいるすべての人を排除なく、民主的にやろうとする彼女の姿勢に応えていける人々がたくさんおられるはず、という確信を現実のものにするために、支援したいものです。
この日、三戸さんが来館。翌日18日から月末ちかくまでシベリア鉄道の旅に出発ということで。体調にはくれぐれも、と送り出したのです。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »