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県との話し合い、人権政策推進指針

|21年10月28日 |中島 |

2013/10/27 7:55

27日、水曜日。5時前起床。いつものように朝風呂で身支度、池の鴨たちにパンをあげてから新事務所へ。高柳交差点往復、朝の散歩です。

雑務。午後の県との話し合いのため、用意した書類に再度目を通します。カレーライスを作って早めの昼食。

みんなの家ななくさの住宅さんを迎えに行き、続いて竹本さん宅にも出向きます。県人権連の県との話し合いの会場まで走ります。お二人をそこで降ろして、県庁の駐車場へ。歩いてまた旧三光荘へ。1時から打ち合わせ、1時半から話し合いです。人権連役員と、高教組、社保協、民医連、自治労連、生健会、新婦人、教育文化センター、民主県政つくる会から代表が参加してくれています。

「本年3月に改定された「第5次岡山県人権政策推進指針」の中身は、人権を狭義で取り扱い個別課題と差別問題に矮小化したものとなっている。併せて指針は同和問題に関してもいまだに個別人権課題として取り扱う等、今日的解決の到達点に沿ったものとなっていない。第6次改定に向け、こうした点を踏まえて広く諸団体から意見を聞き是正されたい。」について、県は「人権は一人ひとりがもっている固有の権利であり、人権をどう尊重していくかという視点は極めて重要であると考えております。同和問題については、依然として県民から相談を受けている状況であることなどから、現指針では個別課題としているところではありますが、個別課題に掲げられたもの以外が、人権の課題ではないとの誤解を与えないよう、十分留意してまいりたいと存じます。第6次指針策定に当たっては、様々な御意見を伺いながら、検討を進めてまいりたいと存じます。」と回答。

これに対して、「審議会委員」制度のもとで「人権政策指針」を策定していくやり方の見直しを提起。インターネットでの書き込みをもとに「差別意識が今も根強く残っている」という判断を当然視している審議会委員の意見に無批判ではいけない、行政が削除要請することが当然とすること自体に、優越的な権利としての表現の自由と衝突することにもなる。そういう新たな段階、新たな時期を迎えたうえでの人権指針について、もっと多くの意見を掌握していくことが大切。また、現在の指針は、労働者の権利、生活困窮者の課題、これらを人権の問題として取り上げていない、人権意識調査は設問の仕方で回答数値に大きな変化があり、より正確性を求めるものを検討すべき、これらも含めて総合的に県行政自体が捉えて県民からの意見・要望をまとめていくことを求めたい、などと要望でした。

教育委員会との話し合いでは時間が足らず、「県教育委員会は、自衛隊の「生徒・保護者から求められての家庭訪問」を容認したが、そもそも自衛隊だけを就職に関するルールから逸脱した特別扱いをやめて、一般事業所と同様にもとに戻すべきである。また、自衛隊による高校生宅への家庭訪問の実態を把握できていない中で、街頭勧誘や押しかけ訪問といった事態も起きかねない。こうした点について県教育委員会としてどう考えているのか明らかにされたい。」というこの2年話し合ってきた重要な問題、教育長との別途の話し合う機会を求めました。

終えて、竹本さん、住宅さんをそれぞれ自宅まで送ります。新事務所に帰り、ひと休憩。

5時半、Mさんと一緒に近藤幸夫弁護士事務所へ。相続にかかわる内容、法的なこと、社会的なこと、相談する人の個人としての要望、これらを総合的に捉えたアドバイスをいただきます。お世話になります。

Mさんを自宅に送り、新事務所へ。事業所の運営にかかわっての相談の電話です。8時過ぎに帰宅。翌日は健康診断、9時までに終えなくては、とせわしい夕食でした。

 

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