基本的人権がもっとも重要な憲法価値
9日、土曜日。いつものように新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。みんなの家だんだんの25名定員へむけての人的配置にかかわりその合意づくりなどについて話し合います。
9時に出発。勤労者福祉センターで、民主県政をつくるみんなの会の総会です。丁寧な議案書と資料、代表委員のおひとりで事務局長の花田さんが用意してくれています。
記念講演は小畑先生。「地域政策づくりについて」と題して、「市民と科学者と政党の共同を模索して」のサブタイトルをつけられた内容。日本科学者会議岡山支部に「岡山県人権政策研究委員会」を設置する方向で取り組んでいること、研究テーマは「人権政策」研究で、基本的人権がもっとも重要な憲法的価値であるという認識であり基本視点においている。「政策」を検討していく必要がある、問題―要求―政策―政治というプロセスとして定式化できる、と続きます。そして、要求は、正当でかつ切実なものであり、その実現は立法化・条例化となること、個別の要求実現では普遍化された政策とはいいがたい、「政策」とは「要求」の政治的な「解決策」といえる。理念、目標、あるいは綱領などを個別にもつ様々な政党や市民団体が、具体的に練り合わせていくこと、そのこと自体に大きな意味がある。政党から独立した市民団体が政策提案を行おうとするならば、その判断基準は、日本国憲法であり、そのもっとも憲法価値が重要な基本的人権にあるといえる。などと続きました。
総会は、来年10月の知事選挙を踏まえて、政策委員会、組織財政委員会なども設置する決定内容になりました。
終えて、大野辻コープ近くの回転ずし屋さんへ。夜に魚介類をいっぱい食べるのに、と思いながらの昼食。新事務所経由で自宅に帰ります。母親の米寿の祝い、娘の家族なども来てくれて8人で一泊旅行に出発。この日は、皆生温泉、松濤園でお世話になりました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »