合掌の後、赤いボタンを
4日、土曜日。朝、後楽園方面に。桜カーニバルの会場あたりを散歩。ぐるーと一周です。木村のパン屋さん経由で新事務所に。
雑務。Tさんの妹さんから、今日の葬儀、よろしく、と電話が届きます。礼服に着替えて、保佐していたTさんの葬儀会場に。早く着きすぎたので旭川の河口近くの土手、少し散策です。
9時半ごろ、Tさんが入院するまでお世話になった有料老人ホームの管理者さんがお悔やみに来てくれました。二人で、焼香して、出棺です。当方は東山霊場まで自分の車で走ります。ここでも焼香、最後の拝顔です。棺が焼き場のなかにおさめられ、点火ボタン、あかいボタンのスイッチを当方が、合掌して右手の親指で押します。ちょうど2年前も同じことを。複雑な思いになります。
新事務所に帰ります。住宅さん来所。珈琲をおとしてしばし懇談。そのあと、しばし休憩、一仕事した疲れがどっと、という感じでした。
昼食は、事務所で乾麺を茹でて温かいうどんです。いつものような出汁にならず、残ります。
午後、事務所の施設関係でお世話になっている会社のEさん来所。地域で孤立し問題行動に走りがちな一人暮らしの高齢者の方のことで、協力を得ながら対応をはかってきた経緯、その関係部署の反応などを聞かせてもらいます。成年後見制度という個別の支援の範疇でなく、地域段階でコミュニティの力を高めることでの安全安心づくり、そして行政対応の部署と責任範囲、個人の尊厳と公共の福祉との連関と対応、それら総合的な対応を練る組織が必要ではないか、行政もその立場での対応をはかることが求められているのではないか、などと話し合います。
市議選挙、県議会選挙も話題に。県政はどうも県民からすれば遠いところにあるように思う、という印象も率直なところかもしれないという思いで聞かせてもらいます。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »