|23年11月10日 |中島 |
9日、木曜日。いつものように新事務所へ。
雑務。朝日新聞7日付の32面、見出しが「被差別部落 ネットに写真・動画掲載」をコピー。この「被差別部落」という表現、現在も当然のごとく存在しているように使われていること、どうにかならぬか、という思いに。岡山県など行政は20年も前から、「同和地区」は現在存在しない、と明言している時代だけに、せめて過去のものと認識するような報道にならないものか、と。この記事を書いた人、特定の団体におもねるような記事が多かった人では、と思い出します。社会問題として肥大化させてしまう流れが一貫しています。
事務局の安田さんと打ち合わせ。その後、県人権連の機関紙「地域と人権・岡山版」11月号の校正など。
図書館に出向いて返却し新たに借りてきます。途中、魚類の買い物も。途中、民主県政をつくるみんなの会の花田事務局長と自衛隊の岡山空港を使っての演習問題、県に対して世論を届けるとりくみの相談。15日行動、空港でのスタンデングのあと県庁への行動も段取りしていきます。
新事務所に帰ります。夕方、母親のアパートへ歩き食料を届けます。
11日に予定している、地域人権ネットワーク構成団体による2回目の合同会議のレジメなどの準備です。まずは、この間の話し合ってきたこと、書類などで確認していきます。
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|23年11月10日 |中島 |
8日、水曜日。いつものように新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。前夜の法人理事会のこと、12月2日の学習集会についての報告などについて話し合います。
民主会館へ。岡山県地域人権問題研究集会実行委員会第6回事務局会議です。11人の参加、おひとり欠席でした。2024年2月3日、午後から半日の研究集会開催について、その具体化を図ること、それに関連してその翌年度の1日使っての開催にむけて、若い人たちの参加、主体的に参加する、そのための日常的研究とか学習の活動、いかに進めるか、という観点で論議が進められました。
終えて三戸さんと久しぶりに顔をあわせます。一緒に昼ご飯でもとアーリーバードへ。こちらおすすめのハヤシライス、やはり美味しかったのです。
午後、大野辻のコープで買い物をして、新事務所へかえります。革新懇の事務局会議、オンラインで参加です。事務局長の11月中旬の日程も入った活動日程が示されています。
戦争推進・反動勢力の暴走に抵抗し、平和・進歩勢力の前進で平和・暮らし向上、民主主義をめざす革新懇運動と組織の前進、そのために
(1)より深刻となる、くらしの状態悪化を打開し、人権まもるたたかいを強める。不満、怒り、岸田政権への不信が大きくなっている。ここが、たたかうエネルギーの原点。生活が苦しいのは自己責任じゃない。くらしの状態悪化を生の声で発信、可視化して、「こんな日本に誰がした」と声を上げて繋がろう。そのためにも、革新懇の会員と賛同団体による「声と行動」を「発信」し、相互に交流して、外へ広くアピールしよう。少数者が声を上げ、その実現を求めることで、法整備を進めて、人権を豊かにしてきた歴史に確信をもってジェンダー、LGBT などの問題解決めざす。県内での裁判闘争での勝利めざす。
(2)「安保3文書」の具体化、戦争準備の大軍拡を許さない声と行動を強める。岡山空港での航空自衛隊の軍事訓練実施。岡山県が自衛隊の家庭訪問容認。岡山市が自衛隊への18才、22才の名簿提供。学校に自衛隊を招いての企画 。三軒屋、日本原自衛隊基地の開放日に門前で参加者に核保有を求める署名活動するグループ。また、軍艦を製造する玉野造船所、宇宙自衛隊に連動する上齋原のレーダー基地、美星町の天文台が存在する。岡山大が防衛省の研究資金を受けて敵基地攻撃能力の開発につながる「極超音速技術」研究を行っている。辺野古新基地建設工事の新たな強行、沖縄南西諸島での軍事基地の増強、全国の米軍と自衛隊基地の増強、合同演習の強化。武器政策と輸出の拡大。土地利用規制法による指定地域の拡大など様々な面での軍事大国化の施策を強行している。岸田政権は「安保3文書」で「防衛戦争」の継続を可能にする「国民の決意」を求めている。安保破棄中央実行委員会、平和委員会などは、「2023 年日本平和大会 in 鹿児島(11 月 11 日?13 日)、「基地闘争交流会 in 沖縄」(12 月 9 日?11 日)を計画して、全国的な取り組みの強化をめざしています
(3)新たな「壊憲」と「岸田改憲」を阻止する。政府は「日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会」を開催して、日本学術会議の独立の要である人事権を握るための法改悪に向けて動き始めた。新たな「壊憲」の動きです。岸田政権は 10 月 31日に「国立大学法人法改正案」を閣議決定。・一定規模以上の国立大学に新たな「合議体」=「運営方針会議」の設置を義務付ける。・「運営方針会議」に中期計画などの最終決定権を移管する。・「運営方針会議」の委員の剪定を文部科学相の承認事項と数る。 「岸田改憲」は、今年の改憲派の集会で「任期中に改憲」をあらためて強調した。これを呼応して、維新・馬場代表、国民・玉木代表、「有志の会」の代表の3者はシンポジウムで「(岸田首相の公約実行の)スケジュール感で取り組みを進める必要がある」として、臨時国会では 11 月 2 日に衆議院憲法審査会を開催し、9 日の憲法審査会で議論開始。私たちは、※11月17 日(金)9 条壊すな!戦争させない総がかり行動(17 時?、さんすて前))、※検討中―12月 17 日(日)9 条壊すな!戦争させない総がかり行動。
終えて、母親に食料を届けます。道中、すっかり暗くる季節になりました。
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|23年11月8日 |中島 |
2013/11/ 7 8:42
7日、火曜日。
朝早くから新事務所に出かけます。午前中、この日の会議資料作成にあたります。
2023年度第3回理事会、午後6時から民主会館で開催。5人が会場へ。zoom参加が4人。4人欠席でした。
第4号議案の、2023年度あなたとともに考える人権学習集会についてその成功にむけて論議です。
日程は12月2日(土)午後1時30分から4時まで。場所は、勤労者福祉センター・5階 体育集会室
以下案内文の一部
「介護の社会化」「家族介護からの解放」という理念で2000年度に導入された介護保険制度は、3年ごとの見直しで来年、2024年度より第9期に入ります。今日、介護現場は人材不足で過去最悪の倒産・休廃業が進んでいます。しかしこの時期の政府の見直しには、〇要介護1・2の高齢者を軽度者とする、〇居宅介護支援におけるケアプランの有料化、〇介護給付の利用者負担を原則2割、が提案されていました。国民的な世論の反映でいくらかは回避、次の見直し時期までの延期、などがなされそうですが、厚生労働省は「ヘルパー不足の穴埋め」の対策として、「訪問・通所」複合型サービスの創設を提案してきています。政府の基本的姿勢は、保険給付の抑制と受益者負担のいっそうの徹底にあります。発足当初に謳った「介護の社会化」に逆行するものです。
私たちは、毎年この人権週間の時期に人権学習集会を開催してきましたが、今回は上記のような情勢を受けて、「私たちがめざす介護保障のあり方について」をテーマにしたいと思い企画いたしました。岡山市の高齢者介護にかかわる担当課のみなさんにもご参加いただき、岡山市の第9期介護保険計画の考え方などを聴かせていただきます。また、社会福祉法人「岡山中央福祉会」の井場哲也・理事長さんに「私たちのめざす介護保障」を提起していただきます。また、いくつかの介護事業所からも現場の介護実践などを報告していただけるように企画しています。これらの講演と報告、そして意見交流を通じて、人間の尊厳についての認識をさらに深めあい、人権確立にむけた今後のとりくみにいかしたいと考えます。
1、報告
「岡山市第9期高齢者保健計画・介護保険事業計画と地域包括ケア構想」 岡山市高齢福祉部
2、講演
「私たちがめざす介護保障」 社会福祉法人 岡山中央福祉会 井場哲也理事長
3、介護実践報告 質疑・意見交流 小規模多機能ホームなど
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|23年11月8日 |中島 |
11月6日、月曜日。
午前中、民主会館でNPO法人地域人権みんなの会の事務局会議、6人会議です。終えて、人権連事務局会議。4人会議。
午後、県庁へ。民主県政をつくるみんなの会、革新懇などの立場で、県へ以下の内容で申し入れです。
2023年11月6日
岡山県知事 伊原木 隆太 殿
岡山県平和委員会
安保廃棄岡山県実行委員会
民主県政をつくるみんなの会
平和・民主・革新をめざす岡山の会
連絡先 岡山市北区春日町4-26
地方自治会館 岡山県平和委員会
自衛隊の、岡山空港における統合演習(実動演習)に反対し、県として防衛省に演習の中止を求めるよう要請します。
貴職に於かれましては、物価の高騰や社会保障費の削減の中で、県民の命と暮らしを守るためにご奮闘されていることに敬意を表します。
防衛省・自衛隊は、2023年11月10日から11月20日の11日間にわたって、「令和5年度自衛隊統合演習(実動演習)」を岡山空港(桃太郎空港)おいて、自衛隊員1日80人規模、F-2戦闘機(1日最大4機延べ3日)、C130H輸送機、C-1又はC-2輸送機(1日最大1機延べ4日)を動員して演習を行うとの計画を発表し、防衛省統合幕僚長名で、岡山県知事に対して同演習での空港使用に協力を申し入れています。
それによると演習目的は「我が国の防衛及び警備等に係る陸海空自衛隊相互間の連携要領(統合運用能力)の維持向上を図るとともに、我が国の防衛に係る堅固な意思を表示すために実施」としています。
また、新聞報道によれば「空自基地が使用できなくなった」との想定であり、これは現在の情勢からすると、災害等ではなく航空自衛隊基地が武力攻撃等を受けて滑走路が使用できなくなった状態を示しているものと思われます。
しかし、我が国に対して現在武力侵攻を意図している国はありません。我が国が直接武力攻撃を受ける事態は想定しにくく、あるとすれば我が国と同盟関係にある米軍が交戦状態となった場合に安保法制に基づき存立危機事態を認定して事態対処基本方針を閣議決定し、自衛隊が集団的自衛権を行使して「敵地攻撃」を行って反撃があった場合であり、「安保3文書」を具体化した想定に基づく演習と言わなければなりません。
また、統合幕僚長からの依頼文に「我が国の防衛に係る堅固な意思を表示するために実施」とされていることも重要です。
これは「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」とした日本国憲法に明確に違反しています。
このような憲法違反の演習を岡山空港で行うことに岡山県知事が協力することは断固許されません。
また、今回の自衛隊統合演習(実動演習)は全国で自衛隊約30,800名、米軍約10,200名が参加して全国の基地・空港・港湾・自治体・周辺海空域を対象とし、さらに宇宙・サイバー・電磁波などの多領域と連携する大規模な演習の一部であり、民間空港では岡山空港以外にも大分空港、徳之島空港、奄美空港で戦闘機の離発着・給油が行われると報道されています。
有事の際には弾薬の搭載が見込まれ、空港条例が無視される恐れがあり、今回なぜ移動式航空管制機材が設置されるのかも疑問があります。
国家間においては様々な未解決課題がありますが、これらの問題は日本国憲法と国連憲章など基づいて積極的な外交で解決することができるものです。
岡山空港は、岡山の空の玄関であり県が管理する空港です。県民だけでなく韓国、中国など外国の人々が利用する施設です。ここで11日間にわたって自衛隊の軍事演習をすることは認められません。県民の安全と空港を利用する諸外国の人々との安心安全を保障するためにも演習は中止すべきであり、反対・中止を求めます。
【申し入れの内容】
伊原木知事に於かれては、日本国憲法と地方自治の本旨に基づき、今回の自衛隊による演習の中止を求めてください。
- この度の演習に参加する部隊、航空機の所属、航空管制機材の配備元を明らかにしてください。また、これまで岡山空港を自衛隊機、米軍機等が使用した実績を明らかにしてください。
- 岡山空港(桃太郎空港) を演習場とした軍事使用に協力しないでください。
自衛隊は「岡山県の岡山空港条例」を遵守するとしておりますが「岡山空港条例」には「自衛隊などの軍事利用」は条例に想定されていませんので管理者として明確に反対・中止を求めてください。
- 新見地域での戦闘機による画像撮影伝達訓練も防災ヘリコプターの画像伝送機能によりリアルタイムで処理できるものであり、軍事演習を「災害」名目で無理やり糊塗するのはやめてください。
以上
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|23年11月6日 |中島 |
2015/11/ 8 8:39
5日、日曜日。5時前起床。朝風呂で身支度。寝転んで新聞をゆっくりと。
新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。火曜日開催のNPO法人地域人権みんなの会の理事会について話し合います。
前日から連絡が続いていたAさん、来所。1970年代の大学部落問題研究会の仲間のおひとり。『映画・福田村事件』についての感想を出しあい、最近の部落問題解決に関連した動向なども話し合います。
冷凍庫のご飯をレンジで温め、鍋でお粥さんに。卵焼きと塩昆布で質素な昼ご飯です。
午後、『地域と人権・岡山版』11月号の記事とコラム、あれこれ思案しながら書き上げ、メールで民主会館へ送信です。途中、大野辻のコープに走り、駅弁なども買って母親に届けます。
新事務所に帰り、翌日の法人事務局会議のレジメも再確認。岡山空港で自衛隊の戦闘機と輸送機がきて実動演習する問題、翌日に県庁に出かけて話し合いがあります。その内容も。火曜日の理事会資料、頭の中で整理して翌日に準備できるように。
7時過ぎ、帰宅。日本シリーズ、阪神優勝。岡田監督の胴上げまで見届けます。Eさんからうれしいというライン。38年前、鳴門まで夜釣りに行っていたとき、ラジオを聞いていた人が阪神打線が三連発、と大きな声で伝えてくれたこと思い出します。バース、掛布、岡田のクリーナップです。こちらはまだ30歳代の真ん中だったんだ、と。
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|23年11月5日 |中島 |
2013/11/ 5 7:48
11月3日、金曜日。文化の日の祝日。
午後、勤労者福祉センターで開催された、「憲法公布記念のつどい」に参加。テーマは、『台湾有事は日本の存立危機事態か』です。
「岸田政権がすすめる大軍拡と『戦争国会』づくり」と題して、岡山県平和委員会の藤田滋副会長が報告。記念講演は、中冨公一広島修道大学法学部教授で、演題は、「台湾有事は日本の存立危機事態か」。
藤田さんの報告。全国の自衛隊300施設、2万3千棟を核・生物・化学・電磁パルス攻撃に対応するための「強靭化」がすすめられていて、岡山県は日本原駐屯地と三軒屋駐屯地が強靭化の対象。日本原ではこれまで5回、米軍岩国基地からの海兵隊単独訓練が毎年おこなわれている。三軒屋はこの間、弾薬庫が増設され、中四国の弾薬供給拠点に。こうした施設が「強靭化」の対象になっているということは、攻撃目標にされていること。しかし、住民の安全は後回し。今月10日から20日にかけて、岡山空港でおこなわれる自衛隊統合演習について、有事の際、空自基地が使えなくなったとき、民間空港の軍事利用を想定した演習で、F2戦闘機やC1、C2輸送機などによる演習が予定されている。安保法制、安保3文書のもとで「戦争ができる」国づくりが着々とすすめられている、と。
中富さんの講演。台湾有事は日本の存立危機事態か、台湾有事と日本の軍事法制、と題して。安全保障関連法にかかわり、自衛権の発動条件の変更、集団的安全保障との違い、国際法上の理解、旧自他法と新事態法の変化と存立危機事態、地理的概念を外した重要影響事態法など、政府の執ってきた『安全保障』政策の動向を説明。その後、台湾有事は存立危機事態にあたるのか、そうみなすべきか、と進みます。ウクライナ戦争と台湾問題を柱に、米国のシンクタンク「戦争研究所(ISW)」は信頼できるか、などの話も。また、ワシントンに本部をおく戦略国際問題研究所(CSIS)の報告書から日本の自民党ないの動向も探り出している、と。国会での岡田克也さんと林外務大臣の国会での質問と答弁、第2次岸田内閣での、外務大臣と防衛大臣の交代の人事からみえる日米関係なども解説されます。軍事費の問題などにも触れていきます。
11月4日、土曜日。
みんなの家ななくさの住宅さん、来所。頑張っている人たちの学習機会、その内容や方法などについて話し合います。社会保障制度や介護保険制度、障害福祉制度の法や内容について、その制定過程や現在の問題点、改善策、抜本的な見直し策などの話にもつながります。
月曜日の会議の準備。レジメをつくります。火曜日は理事会、一週間後の土曜日は「地域人権ネットワーク準備会」の会議。ちょっと焦ります。生活支援で愛車を走らせます。買い物にも出かけて、「太秋柿」などを買って母親に甘そうで見栄えの良い柿とサツマイモをとどけたり。12月2日の「あなたとともに考える人権学習集会」のビラ、ほぼ完成しているのでコピー機で15枚印刷。岡山民医連退職者の会が翌日あるというので、顧問の池田さんに届けて参加を広げてくれるようお願いです。
夕方、7時過ぎて帰宅。阪神優勝の瞬間を観たくてテレビ観戦。相手が調子のよい時の山本由伸ではちょっとしんどかった。
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