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法人理事会、12月2日学習集会

|23年11月8日 |中島 |

2013/11/ 7 8:42

7日、火曜日。

朝早くから新事務所に出かけます。午前中、この日の会議資料作成にあたります。

2023年度第3回理事会、午後6時から民主会館で開催。5人が会場へ。zoom参加が4人。4人欠席でした。

第4号議案の、2023年度あなたとともに考える人権学習集会についてその成功にむけて論議です。

日程は12月2日(土)午後1時30分から4時まで。場所は、勤労者福祉センター・5階 体育集会室

以下案内文の一部

「介護の社会化」「家族介護からの解放」という理念で2000年度に導入された介護保険制度は、3年ごとの見直しで来年、2024年度より第9期に入ります。今日、介護現場は人材不足で過去最悪の倒産・休廃業が進んでいます。しかしこの時期の政府の見直しには、〇要介護1・2の高齢者を軽度者とする、〇居宅介護支援におけるケアプランの有料化、〇介護給付の利用者負担を原則2割、が提案されていました。国民的な世論の反映でいくらかは回避、次の見直し時期までの延期、などがなされそうですが、厚生労働省は「ヘルパー不足の穴埋め」の対策として、「訪問・通所」複合型サービスの創設を提案してきています。政府の基本的姿勢は、保険給付の抑制と受益者負担のいっそうの徹底にあります。発足当初に謳った「介護の社会化」に逆行するものです。

私たちは、毎年この人権週間の時期に人権学習集会を開催してきましたが、今回は上記のような情勢を受けて、「私たちがめざす介護保障のあり方について」をテーマにしたいと思い企画いたしました。岡山市の高齢者介護にかかわる担当課のみなさんにもご参加いただき、岡山市の第9期介護保険計画の考え方などを聴かせていただきます。また、社会福祉法人「岡山中央福祉会」の井場哲也・理事長さんに「私たちのめざす介護保障」を提起していただきます。また、いくつかの介護事業所からも現場の介護実践などを報告していただけるように企画しています。これらの講演と報告、そして意見交流を通じて、人間の尊厳についての認識をさらに深めあい、人権確立にむけた今後のとりくみにいかしたいと考えます。

1、報告

「岡山市第9期高齢者保健計画・介護保険事業計画と地域包括ケア構想」  岡山市高齢福祉部    

2、講演

「私たちがめざす介護保障」    社会福祉法人 岡山中央福祉会 井場哲也理事長

3、介護実践報告  質疑・意見交流     小規模多機能ホームなど

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岡山空港で軍事演習は中止せよ、と申し入れ

|23年11月8日 |中島 |

11月6日、月曜日。

午前中、民主会館でNPO法人地域人権みんなの会の事務局会議、6人会議です。終えて、人権連事務局会議。4人会議。

午後、県庁へ。民主県政をつくるみんなの会、革新懇などの立場で、県へ以下の内容で申し入れです。

2023年11月6日

岡山県知事 伊原木 隆太 殿

 

岡山県平和委員会

安保廃棄岡山県実行委員会

民主県政をつくるみんなの会

平和・民主・革新をめざす岡山の会

連絡先 岡山市北区春日町4-26

地方自治会館 岡山県平和委員会

 

自衛隊の、岡山空港における統合演習(実動演習)に反対し、県として防衛省に演習の中止を求めるよう要請します。

 

貴職に於かれましては、物価の高騰や社会保障費の削減の中で、県民の命と暮らしを守るためにご奮闘されていることに敬意を表します。

防衛省・自衛隊は、2023年11月10日から11月20日の11日間にわたって、「令和5年度自衛隊統合演習(実動演習)」を岡山空港(桃太郎空港)おいて、自衛隊員1日80人規模、F-2戦闘機(1日最大4機延べ3日)、C130H輸送機、C-1又はC-2輸送機(1日最大1機延べ4日)を動員して演習を行うとの計画を発表し、防衛省統合幕僚長名で、岡山県知事に対して同演習での空港使用に協力を申し入れています。

それによると演習目的は「我が国の防衛及び警備等に係る陸海空自衛隊相互間の連携要領(統合運用能力)の維持向上を図るとともに、我が国の防衛に係る堅固な意思を表示すために実施」としています。

また、新聞報道によれば「空自基地が使用できなくなった」との想定であり、これは現在の情勢からすると、災害等ではなく航空自衛隊基地が武力攻撃等を受けて滑走路が使用できなくなった状態を示しているものと思われます。

しかし、我が国に対して現在武力侵攻を意図している国はありません。我が国が直接武力攻撃を受ける事態は想定しにくく、あるとすれば我が国と同盟関係にある米軍が交戦状態となった場合に安保法制に基づき存立危機事態を認定して事態対処基本方針を閣議決定し、自衛隊が集団的自衛権を行使して「敵地攻撃」を行って反撃があった場合であり、「安保3文書」を具体化した想定に基づく演習と言わなければなりません。

また、統合幕僚長からの依頼文に「我が国の防衛に係る堅固な意思を表示するために実施」とされていることも重要です。

これは「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」とした日本国憲法に明確に違反しています。

このような憲法違反の演習を岡山空港で行うことに岡山県知事が協力することは断固許されません。

また、今回の自衛隊統合演習(実動演習)は全国で自衛隊約30,800名、米軍約10,200名が参加して全国の基地・空港・港湾・自治体・周辺海空域を対象とし、さらに宇宙・サイバー・電磁波などの多領域と連携する大規模な演習の一部であり、民間空港では岡山空港以外にも大分空港、徳之島空港、奄美空港で戦闘機の離発着・給油が行われると報道されています。

有事の際には弾薬の搭載が見込まれ、空港条例が無視される恐れがあり、今回なぜ移動式航空管制機材が設置されるのかも疑問があります。

国家間においては様々な未解決課題がありますが、これらの問題は日本国憲法と国連憲章など基づいて積極的な外交で解決することができるものです。

岡山空港は、岡山の空の玄関であり県が管理する空港です。県民だけでなく韓国、中国など外国の人々が利用する施設です。ここで11日間にわたって自衛隊の軍事演習をすることは認められません。県民の安全と空港を利用する諸外国の人々との安心安全を保障するためにも演習は中止すべきであり、反対・中止を求めます。

 

【申し入れの内容】

伊原木知事に於かれては、日本国憲法と地方自治の本旨に基づき、今回の自衛隊による演習の中止を求めてください。

  • この度の演習に参加する部隊、航空機の所属、航空管制機材の配備元を明らかにしてください。また、これまで岡山空港を自衛隊機、米軍機等が使用した実績を明らかにしてください。
  • 岡山空港(桃太郎空港) を演習場とした軍事使用に協力しないでください。

自衛隊は「岡山県の岡山空港条例」を遵守するとしておりますが「岡山空港条例」には「自衛隊などの軍事利用」は条例に想定されていませんので管理者として明確に反対・中止を求めてください。

  • 新見地域での戦闘機による画像撮影伝達訓練も防災ヘリコプターの画像伝送機能によりリアルタイムで処理できるものであり、軍事演習を「災害」名目で無理やり糊塗するのはやめてください。

以上

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