法人理事会、12月2日学習集会
7日、火曜日。
朝早くから新事務所に出かけます。午前中、この日の会議資料作成にあたります。
2023年度第3回理事会、午後6時から民主会館で開催。5人が会場へ。zoom参加が4人。4人欠席でした。
第4号議案の、2023年度あなたとともに考える人権学習集会についてその成功にむけて論議です。
日程は12月2日(土)午後1時30分から4時まで。場所は、勤労者福祉センター・5階 体育集会室
以下案内文の一部
「介護の社会化」「家族介護からの解放」という理念で2000年度に導入された介護保険制度は、3年ごとの見直しで来年、2024年度より第9期に入ります。今日、介護現場は人材不足で過去最悪の倒産・休廃業が進んでいます。しかしこの時期の政府の見直しには、〇要介護1・2の高齢者を軽度者とする、〇居宅介護支援におけるケアプランの有料化、〇介護給付の利用者負担を原則2割、が提案されていました。国民的な世論の反映でいくらかは回避、次の見直し時期までの延期、などがなされそうですが、厚生労働省は「ヘルパー不足の穴埋め」の対策として、「訪問・通所」複合型サービスの創設を提案してきています。政府の基本的姿勢は、保険給付の抑制と受益者負担のいっそうの徹底にあります。発足当初に謳った「介護の社会化」に逆行するものです。
私たちは、毎年この人権週間の時期に人権学習集会を開催してきましたが、今回は上記のような情勢を受けて、「私たちがめざす介護保障のあり方について」をテーマにしたいと思い企画いたしました。岡山市の高齢者介護にかかわる担当課のみなさんにもご参加いただき、岡山市の第9期介護保険計画の考え方などを聴かせていただきます。また、社会福祉法人「岡山中央福祉会」の井場哲也・理事長さんに「私たちのめざす介護保障」を提起していただきます。また、いくつかの介護事業所からも現場の介護実践などを報告していただけるように企画しています。これらの講演と報告、そして意見交流を通じて、人間の尊厳についての認識をさらに深めあい、人権確立にむけた今後のとりくみにいかしたいと考えます。
1、報告
「岡山市第9期高齢者保健計画・介護保険事業計画と地域包括ケア構想」 岡山市高齢福祉部
2、講演
「私たちがめざす介護保障」 社会福祉法人 岡山中央福祉会 井場哲也理事長
3、介護実践報告 質疑・意見交流 小規模多機能ホームなど
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »