不当判決、前進座の怒る富士

3日、金曜日。朝、新事務所に。

雑務。事務局の安田さんと短時間の打ち合わせ。岡山地裁に走ります。傍聴の整理券をもらって待機。しかし、抽選ははずれ。当たった田中青年の券をもらつて101号法廷に入ります。倉敷民商、禰屋さんの裁判、第25回公判、判決です。

入廷にあたって、手首に巻けるようにした入場証明書をつけてもらいます。入れ替わりができないようにするためのようです。法廷に入ると、すでに江見健一裁判長をはじめ3人の裁判官が着席しています。これがいつものパターン、だそうです。これらは初めての体験です。

裁判長は、懲役2年、執行猶予4年の刑を言い渡します。その理由を1時間余り読み上げます。法人税法違反、税理士法違反、の結論ありきから組み立てた不当な判決です。法廷内に怒りが渦巻いています。弁護士会館で報告集会です。

この日は、岡山医療生協創立65周年記念の観劇企画、前進座の「怒る富士」の公演日。岡山市民会館へ午後1時前に到着です。嵐圭史さんの関東郡代、駿府代官とのゆるぎない人間的絆、それをさらに太くさせていくことにつながる農民たちの団結などが描かれていて、心を揺するのでした。

夕方、新事務所にかえってきます。

帰宅は7時半過ぎ。ニュースは、森友学園、豊洲市場のことで何回も。鳥のせせり肉などをおかずに、控えめのビールで夕食。10時過ぎには就寝です。