|13年12月4日 |中島 |
コラムです。じっとしておられないので、機関紙に先だち、紹介です。
ラジオで国会の委員会中継を聞いている。特定秘密保護法案に反対するヤジを「国民の知る権利を侵す行為」と決めつける安倍首相の発言には「盗人にも三分の理」を想起する。この法案を取り扱う中で「表現の自由」の問題が惹起している▼自民党の石破茂幹事長は秘密保護法案反対の市民デモを「テロ行為」と批判。暴言だと抗議が沸き起こり「お詫びと訂正」はしたが「反対デモ」は「本来あるべき民主主義とは相いれない」と開き直っている。首相補佐官は「放送キャスターが法案反対を述べるのは放送の中立性を侵している」と述べたという。これらは、各界の国民の広い世論の反撃がこの法案の持つ弾圧性を赤裸々にした証左でもある▼法案は秘密の範囲が無限定である。また、「特定秘密の取り扱いの業務」を行なう者は広範囲にわたっている。行政機関と民間を縦断する「特定秘密」を共有する集団の形成は、国民を分断して社会の中に各種行政機関の長を頂点とする官製の秘密結社を結成するに等しい。この集団への参加を認められるかどうかの「踏絵」となる「適性評価」はプライバシーや思想・信条の侵害である。同時に不適格者を作り上げ、排除の理論を正当化していくものにもなり得る。人権侵害そのもの法案は、国民の間ではどこまでも「廃案」である。(S)
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|13年12月4日 |中島 |
障全協、中内会長の講演
3日、朝4時前に目が覚めます。床から抜け出し朝風呂。5時過ぎにはコンビニでバナナなどを買って新事務所に。
地域人権だより№40、残っていた最後のページを仕上げて民主会館の二人にメールで送ります。そして雑務。3人の来客がつぎつぎと。個別に相談です。昼ごはんは、資生堂パーラーのビーフカレー。515円という高級品です。残っていたご飯をレンジで温めて、レトルトは湯で温めます。これも残りもの、味噌汁を温めて、カレーと味噌汁という食事でした。
午後、税理士事務所のKさんが来所。みんなの家の3つの事業所会計、10月分までチェックしてくれます。勤怠表、給与の銀行振り込みのことなど相談です。Kさん、そこまでするなら事務専門の人を雇わなくては、という意見。そういう専門職を雇用するほどの利益も見込めないので思案です。年末調整の書類、早めに集めることも約束です。
県人権連発行の「地域と人権・岡山版」の原稿を2本、メールでガッシン、送ります。民主会館へ出向いて、民医連の事務局に。事業所の10月度損益計算書を提出です。いつもよりまだ遅くなってしまいました。
夕方、岡山駅前のアークホテルへ。障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会(障岡連)の40周年レセプションです。45名のつどい。障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の中内福成会長が「日本の社会保障制度改革と障害者施策」と題して講演がありました。障岡連副会長の岡崎茂明さんの音頭で乾杯。当方のテーブルには浅田達雄さんもいて、自己紹介もしながら、美味しくビールをいただいたのでした。障岡連の会長、吉田裕美さんは31年会長をしていると言われていました。当方と同じ年ですから32歳から会長職をされている、苦労してきたろうと想像します。事務局長の吉野先生の司会で参加者全員がスピーチ。こういう心配りも含めて、活動すること自体が困難な人たちを結集し大勢の人たちから信頼を得ていく、組織の要としての吉野先生の活動姿勢に胸のなかで拍手を送りました。
終えて、竹本さん、三戸さんと一緒に岡山駅あたりの喫茶店でコーヒー。街の人通りが案外少ないのです。アルコールの後のコーヒーもおいしいものでした。
花の写真、3日の昼の農園。写真575 水仙が肩を寄せ合う師走かな
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|13年12月3日 |中島 |
2日、月曜日。朝、布団から出るのが少し億劫、決意して跳ね起きる感じで起床。新事務所に。付近を少しだけ散歩です。
雑務。そして民主会館へ。前日の「あなたとともに人権を考える学習集会」のアンケートに目を通します。23人からいただいていました。好評でした。写真のデータをUSBに取り込んでもらい新事務所に帰ります。
NPOおかやま人権研究センターの人権21、12月号への寄稿文、そしてNPO地域人権みんなの会のニュース「地域人権だより」の作成に。地域人権だより第40号、2013.12.03
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|13年12月2日 |中島 |
12月1日、日曜日。早朝の配りものをすませて、京橋の朝市に。鴨方の手延べうどん、あつい汁が美味しい。いつもの大滝の弁当を3つ買って、岡崎さん母娘が出店しているという「羊のお肉のカレー屋さん」を探します。カレーの持ち帰り用のタッパまで用意したのでクロワッサンなどパンを求める行列、連れ合いに任せて、またまたぐるぐると探したのですが見つかりません。
自宅に帰って朝風呂。コーヒーを一杯飲んで、新事務所に。この日は、前夜から、だんだんに泊っていた浅田達雄さんが6時の新幹線で東京に行く日でした。
9時前には、勤労者福祉センターに。会場設営、椅子と机を大移動、汗をかきます。10時から「あなたとともに人権を考える学習集会」です。今回は、「介護は社会化されたか 高齢者の人権を考える」というテーマです。講演を介護ライターの野田明宏さん、岡山市保健福祉局次長の森安浩一郎さんに報告をお願いしました。
野田さんは、9年余り母親を自宅で介護してきた経験から話が広がります。介護認定の不服申請、事業者と利用者・家族のギャップ、あっても使えない制度上の問題、壮年の男が介護をしていることへの社会的な圧力などおもい起すような話しぶり。そして、介護情報などが在宅介護者にきちんと届くことが大切、ゆとりある介護、男が在宅介護していて何が悪い、当然ではないか、という世相になるためにも頑張っていきたい、と述べられました。
森安さんは、2025年にむけて医療・介護の需要が増加していく、そのために在宅医療・介護を支える基盤強化が必要になる、という時代背景を強調。政府の社会保障審議会・介護保険部会などでの資料なども紹介してくれました。
意見質疑も活発に。今岡さんは、福祉・介護にかかわると特に、トータル的に勘案して個々人にあった対応ができる能力が必要になる。それはヘルパーさん、ケアマネさんなど現場の人に求められていると強調。吉野さんは、家族間介護を社会的に位置づけること、パーソナルアシスタント制度を設けている自治体もあるように重要な視点だ。2025年には介護保険が崩壊するのではと危惧している、と。猶原さん、地域包括センターの機能がより重要になると思うのに岡山市は逆行しているのでは。介護度の軽度の人が介護保険見直しで不安をもち混乱している、と。氏平さんは、野田さんへの質問として家族間介護で一番必要としたこと、小規模多機能に対する機能的な評価は、などと質問。
個別にこたえていただきました。社会保障制度全体の在り方が問われているとともに「人間力」が大切なこと改めて確認させられた学習集会でした。
終えて、昼ごはんを一膳飯屋でいただきます。新事務所に帰ります。この日、釣りクラブの例会、Fさんと待ち合わせです。しかし、ぐたーという感じで疲れが一度に。お腹も重たい感じ。これは白いご飯を食べすぎかも。迷った挙句、この日の釣りはキャンセルです。
おとなしく、身体を休めたのでした。
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|13年12月1日 |中島 |
30日の土曜日。朝はいつものように新事務所に。農園あたり20分ほどの散歩です。
事務所で雑務。みんなの家・ななくさと、サテライトのみんなの家・だんだんの管理者を兼ねている住宅さん、12月勤務表のことなどで報告を受けます。
民主会館へ歩いて。県人権連の常任幹事会です。年末から新年の年始にかけての取り組みなどを提起です。終えて、中華園まで3人で歩いて日替わり定食を。津山から来てくれたNさんに岡山駅まで送ってもらいます。JRで倉敷駅まで。そこから歩いて、倉敷中央病院へ。途中商店街を歩いて少し遠回りになりましたが、入ってみたいようなお蕎麦屋さん、居酒屋さんなど見て通りすがりの人になるだけでも楽しいものです。病院では、知り合いのMさんのお見舞い。経過を聞かせてもらい、回復を願います。無理をしない範囲で引き続きの役割をよろしくとお願いをしてきました。
岡山駅から、吉備線で備前三門駅に。そして新事務所に戻ります。
暗くなって、みんなの会館に車を置かせてもらって、喫茶・ひまわりに寄ろうとしたら満車状態。あきらめて自宅に帰ると、孫二人がちょうど帰る時間帯でした。久しぶりに顔を見て、頭をなでさせてもらったのでした。
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